Akamai、デジタルビジネスのセキュリティと俊敏性を強化するよう設計された プラットフォームの機能拡張を発表

インテリジェントなセキュリティの自動化、ウェブアプリ向けの高度な脅威防御、リアルタイムでのより深い知見、効率化をエッジに追加

インテリジェントなエッジプラットフォームにより安全で快適なデジタル体験を提供する Akamai(NASDAQ:AKAM、以下「アカマイ」)は、プラットフォームの大幅な機能拡張を発表しました。今回のアップデートは、Akamai Intelligent Edge Platform™ でデジタル体験を提供しているビジネスが、より優れた知見を獲得し、俊敏性と品質を高めて、クラウドベースのアプリケーションとウェブベースの体験のセキュリティを確保し、運用できるようになることを意図しています。今回発表する新機能は、次のことを実現するように設計されています。

※本リリースは2018年10月10日(現地時間)に米国マサチューセッツ州で発表されたプレスリリースの翻訳版です。


● アプリの攻撃耐性が改善され、自動防御や合理化されたワークフロー、その他のアプリやユースケースのサポートが追加されました。
● 優れた可視性と知見を提供することで、優先順位付けを促進し、意思決定を合理化し、業績アップへの貢献が期待されます。
● パブリッククラウドからのインターネット向けトラフィックに関連するコストを大幅に削減し、ストリーミング 体験のパフォーマンス、セキュリティ、品質を強化します。
● パワフルな API と自動化で開発者をサポートし、複雑なタスクをシンプルにして、アジャイル開発環境を維持できるように開発者を支援します。
「業務とアプリのクラウドへの移行が進む中、各社はセキュリティと俊敏性の要求にバランスよく対処しようと努めています。しかし実際には、目先の問題への対処に追われ、デジタル戦略を実践するには至っていません。サービス・プロバイダー・パートナーからより優れた知見、俊敏性、品質を得ることで、コストを抑えながらクラウドに移行する必要があるのです」と、アカマイのProduct Marketing 担当 VP の Ari Weil は語っています。「アカマイは、絶えず進化する課題、脅威、競争のプレッシャーに組織が対処できるようにイノベーションに取り組んでいます」

インターネットセキュリティの活用
クラウドの普及に伴い、ネットワーク・アーキテクチャがゼロ・トラスト・モデルに向け変革を迫られる中で、様々な脅威にさらされる領域が拡大しつつあります。アカマイは、この拡大するリスクに対処するために求められている機能を次々にリリースしてます。例えばボットネットは、その勢力を広げ、AI を巧妙に利用してウェブアプリケーションを標的に攻撃を仕掛けています。セキュリティの専門家には今、ユーザーのふるまいや接続されたデバイスのセンサーからの入力の統計的な分析、継続的にアップデートされる攻撃元のレピュテーション(格付け)スコアといった検知の手法を多層化できるツールが必要です。 
今回のリリースでのエッジ・セキュリティ・プラットフォームの改善は、アカマイのお客様にメリットをもたらします。合理化されたワークフローとリアルタイム/ヒストリカルレポーティング能力の強化がセキュリティ運用者の洞察を助けることで、お客様はボットネットなどのハッカーテクニックが保護対象のエンドポイントにもたらす影響を把握できます。自動化された防御能力やビルトインの API 保護機能などが追加されて攻撃に対する俊敏性が向上し、幅広いウェブアプリケーション全体にわたるセキュリティが確保されることを意図しています。新しいクライアントコネクタにより、どこからでも従業員はアプリケーションに対してセキュアなアクセスを確保できます。また、アカマイは、DDoS 攻撃を瞬時に緩和するためにプラットフォームを拡張し、容量と提供する地域を追加します。国内では大阪にスクラビングセンター(DDoS緩和拠点)が追加されます。

クラウドにおけるパフォーマンスと予算の期待を満たす
企業は、自社の開発者達が顧客体験の効果を高める最先端の体験を構築するための環境を確保しながら、厳格なサイバーセキュリティの規律を維持するという課題にバランスよく対処しなければなりません。アカマイは、こうした課題の解決を支援するように設計された新しい機能を導入することで、企業を支援します。Akamai Intelligent Edge Platform は、エンタープライズソリューションとクラウドソリューションをすでにカバーし、その範囲を拡張しています。企業や組織が、強化された耐障害性と品質のメリットを享受しながら、コストパフォーマンスの高い方法でクラウド移行戦略を推進するためのサポートをします。
クラウド配信業務にアカマイを利用しているお客様は、ユーザーに関するリアルな知見を得ることで、ウェブページやアプリケーションへの変更がユーザー体験にもたらす影響を把握し、より優れた判断を下すことができます。こうした知見の活用は、組織がパフォーマンスと品質の改善を自動化し、配信効率を高め、画面表示を高速化し、ユーザー体験にマイナスとなるエラーを排除することに資するといえます。アカマイは、チーム連携による開発、コンテナ型の環境、マイクロサービスアーキテクチャのサポートも追加しています。開発者は、実際に展開する前にサイト変更とアカマイの設定を反復してテストすることができます。

テレビ放送を超える品質での大規模配信
メディア企業にとって、インターネットを介して TV に匹敵する放送品質を達成することがビジネス上不可欠です。アカマイは、より優れた視聴環境の提供をサポートし、クラウドプロバイダーがコンテンツをホストするシナリオも含めて、複数のオリジンからより容易により低コストで TV をストリーミングすることをサポートするソリューションを導入しています。Akamai Direct Connect は、信頼性とセキュリティに優れ、低コストなリニアビデオ用のファーストマイルトランジットの実現を支援するように設計されています。今回のプラットフォームアップデートでは、超低レイテンシーもサポートしています。これによって、Common Media Application Format(CMAF)を使用し、2、3 秒以内でのライブおよびリニアでのストリーミングを実現できます。さらに、Akamai Cloud Wrapper は、パブリッククラウドを使用するお客様に柔軟性をもたらし、オフロードパフォーマンスを改善して、トランジットコストを削減するように設計されています。放送局はコンテンツワークフローのクラウドへの移行を進めており、今回のアップデートは特に有効です。 
Akamai Intelligent Edge Platform の 2018 年秋のアップデートの詳細については、アカマイのウェブサイト <https://www.akamai.com/jp/ja/release-notes/oct-2018.jsp> をご覧ください。 

Akamai について
Akamai は世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamai のIntelligent Edge Platformは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドが Akamai を利用しています。Akamai は、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、
ビデオデリバリーによって構成される Akamai のソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365 日/24 時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドが Akamai を信頼する理由について、https://www.akamai.com/jp/ja/https://blogs.akamai.com/jp/ および Twitter の @Akamai_jp でご紹介しています。全事業所の連絡先情報は、https://www.akamai.com/jp/ja/locations.jspをご覧ください。

私的証券訴訟改革法に基づくAkamai の声明
このプレスリリースには、1995 年私的証券訴訟改革法に基づくセーフハーバー条項の将来の見通しに関する記述となる、アカマイの経営陣による将来的な予測、計画、見通しに関する情報が含まれています。クラウドの普及率が予測どおりに増加しないこと、Akamai プラットフォームの機能拡張が予測どおりに動作しない、または意図したメリットを提供しないこと、Akamai のネットワークインフラストラクチャの障害、ならびに、Akamai の年次報告書 Form 10-K、四半期報告書 Form 10-Q、およびその他の SEC に関する定期文書に記載されているその他の要因を含むが、これらに限定されない様々な重要な要因により、これらの将来の見通しに関する記述によって示されたものと実際の結果が大幅に異なる可能性があります。

アカマイ・テクノロジーズ合同会社について:
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者:Tom Leighton)が100%出資する日本法人です。アカマイは、静的なコンテンツ配信だけでなく各種コンサート・スポーツ試合等の国内限定ストリーミング配信やWebアプリケーションなどの動的配信を多数実現し、日本国内では350社以上が当社サービスを利用しています。
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、2018年に設立15周年を迎え、それを記念しブランディングムービーを公開しました。是非ご覧ください。
https://youtu.be/GfrXsG1AUns

※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
 

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会社概要

URL
https://www.akamai.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区八重洲2-2-1  東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー
電話番号
03-6897-9450
代表者名
日隈 寛和
上場
未上場
資本金
2億1920万円
設立
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