PicoCELA社、国内有数の屋外音楽フェスにて大規模なWi-Fi環境を構築、二日間で7000名が利用
設営3時間、撤収2時間、ピーク時1900名が同時利用、ユーザ当たりの平均スループットは1.2Mbpsを達成
PicoCELA株式会社(東京都中央区、代表取締役 古川浩、以下ピコセラ)は、株式会社AbemaTV(東京都渋谷区、代表取締役 藤田晋、以下AbemaTV)が協賛した国内有数の屋外音楽フェスにて、大規模なイベントWi-Fi空間を構築し、安定したブロードバンド無線環境を提供しました。ピコセラの先進的な高性能無線メッシュ技術により、大人数が集合するイベント空間において安定したWi-Fi環境の提供を可能にしました。
- イベント会場のWi-Fi化・・・主催者にとって頭痛の種
大人数が集合するイベント会場。主催者の悩みの一つは安定した無線通信環境の構築です。連れの人達とのコミュニケーションは無論のこと、会場内の様子をSNSで発信したり、主催者が提供するコンテンツを視聴したり・・・イベント会場でのスマートフォン利用は重要かつ多様化しています。しかし、多数の人々が一か所に集中するため、携帯通信回線がパンクして繋がりにくくなることがしばしば発生します。
- 二日間で7000名が利用したイベントWi-Fi
エンタープライズ市場で多数の導入実績を誇るピコセラ社の無線メッシュ技術は、イベント会場におけるWi-Fi空間の構築を容易にしつつ、同時に高品質化と大容量化も達成します。今回、AbemaTVが協賛する屋外音楽フェスの飲食エリアにピコセラの最新アクセスポイント『PCWL-0400』ならびに『PCWL-0410』を計14台設置、二日間に渡り7000名を超えるユーザへ安定したWi-Fi空間を提供しました。
- 14台のWi-Fiアクセスポイントを高密度に設置、LANケーブル配線量を7割削減!
今回、都内の運動公園で実施された屋外音楽フェス会場内に設営された飲食エリア、およそ10,000㎡のWi-Fi化を行いました。同エリアに14台のピコセラ社製Wi-Fiアクセスポイントを高密度に設置。うちLANケーブル配線は3本のみで、LANケーブル配線量をおよそ7割も削減しました。
- 設営3時間、撤収2時間
ピコセラの無線メッシュ技術はLANケーブルの配線量を大幅に削減します。つまり多くのピコセラWi-Fiアクセスポイントは電源に挿して設置するだけ。14台の設営に要した時間はわずか3時間、撤収は2時間で完了しました。
- 95%の人が利用した『イベントWi-Fi』
同エリアにはピーク時、1時間当たりおよそ2000名のスマホユーザが在圏し、うち1900名がWi-Fiを利用しました。実に95%の人々がピコセラのイベントWi-Fiへ接続した計算となります。ユーザ当たりの平均接続時間は2.4時間、平均スループットは1.2Mbps(※1)とスマートフォンでの動画視聴に耐えうる通信速度を得ることができました。ピーク時には携帯電話回線がパンクし繋がりにくくなる中、ピコセラのイベントWi-Fiは来場者へ継続してブロードバンド環境を提供しました。
- PicoCELAについて
PicoCELAは2008年の創業以来、世界最高の無線メッシュ技術の開発と実用化を目指してきました。技術の根幹は動的ツリー経路制御方式ならびに電波干渉を抑制する無線フレーム転送技術を核とする独自プロトコルスイーツによって実現されており、全世界で20件以上の登録済み特許により保護されています。10段以上の多段無線中継環境でも低遅延、ブロードバンド伝送を安定して提供します。国内外で130サイト以上の運用実績を有しており、年間延べ利用者数は100万人以上に達します。多くの導入箇所で7割以上のLANケーブル削減に成功し、IoT普及を促進させる技術の一つとして注目されています。平成30年、JR東日本スタートアップ大賞受賞。2018年Google LanuchPad、2019年Orange Fab、両アクセラレータプログラムに採択。内閣府主催の2019年G20スーパーシティフォーラムにおいて、出展企業28社の1社に選定。
(*1) 長時間接続したユーザは無通信状態が長いため、接続時間30分以内のユーザを対象に平均スループットを計算
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