テンクー: 未来のヘルスケア体験を通して、遺伝子の不思議に触れる

— 大阪・関西万博FLEにて、個別化医療をテーマにした展示を実施

テンクー

2025年6月23日 18時30分

株式会社テンクーは、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)にて開催されている「フューチャーライフエクスペリエンス(以下、「FLE」)」において、未来のヘルスケアを提案する期間展示を7/15(火) - 7/21(月)に行います。
本展示では、「遺伝子からわかることってなに？一人ひとりに合わせる未来の医療を知ろう」をテーマに、来場者と共に体験しながら、遺伝子の不思議や最新の遺伝子検査技術を学び、未来のヘルスケア「個別化医療」を身近に感じられるような展示を計画しています。
FLEは、『未来社会ショーケース事業』「フューチャーライフ万博」において、未来の暮らしを多様な主体が体験・提案し、対話を通じて未来社会を共創する場です。展示では、対話や体験を通じた「共創の場」を重視し、来場者が未来のヘルスケアを体験し、自ら考える参加型コンテンツを予定しています。

展示の背景

日本国内も含めた全世界では、プレシジョンメディシンへの機運が高まっています。プレシジョンメディシンとは、従来の医療のように疾患ごとに一律の治療をするのではなく、一人ひとりの遺伝子、環境、ライフスタイルに合わせて治療や予防をする個別化医療のことです。

個別化医療の一環として、疾患を調べるための遺伝子検査があります。個人の遺伝子情報を読み取ることにより、その方に合った最適な治療を選択したり、予防につなげることを期待されています。

遺伝子検査は普及に課題があり、まだまだ社会に浸透していません。そのため、遺伝子検査を受けることによってすぐに疾患名がつくはずの患者さんがいつまでも確定診断がつかず孤立したり、がん患者さんがその方に合った治療方針を十分に検討できないという社会課題も発生しています。

そこで、個別化医療の可能性やその重要性などを、子供から高齢者まで、今回の体験型の展示を通じて知ってもらうことを目的としています。

展示概要

タイトル : 「遺伝子からわかることってなに？一人ひとりに合わせる未来の医療を知ろう」
期間 : 2025/7/15(火) - 7/21(月)
場所 : フューチャーライフヴィレッジ(FLV)内 FLE期間展示エリア D6
内容
- 体験型インスタレーション (例: DNAのコドンATGCの文字との音や光の体験)
- パネル展示
- クイズ形式のステージ発表 (2025/7/15(火))

取材・視察のご案内

会期中は、展示をガイド付きでご覧いただける時間帯も設けております。

報道関係者様・関係機関の皆さまでご希望の方は、下記までご連絡ください。

お問い合わせ先

株式会社テンクー

広報チーム

pr@xcoo.jp

https://xcoo.co.jp/

株式会社テンクーについて

ゲノム医療向けのデータ解析・バイオインフォマティクス・レポーティングに特化した東京大学発ベンチャー。高い技術力と開発力で、ゲノムおよび生体情報解析のトータルソリューションChrovis（クロビス）の開発とサービス提供を行う。大学発ベンチャー表彰文部科学大臣賞をはじめ、多数のスタートアップ関連の賞を受賞。「Chrovis Clinical Annotation がんゲノムレポーティング (仮称)」が、厚生労働省よりプログラム医療機器（SaMD）に関する「プログラム医療機器に係る優先的な審査等の対象品目」に指定されている。2025年3月、タイ・バンコクにて、タイ保健省医科学局メディカルライフサイエンス研究所、シリラートゲノミクスセンター (マヒドン大学シリラート病院医学部)、N Health Novogene Genomics社と、AIを活用したがん遺伝子変異解釈プラットフォームの共同開発に関するMOUを締結。