カシワバラ・コーポレーション 建設現場でのドローン操縦者が社内60名に到達。全国26営業所に配置し、調査から施工まで一気通貫サービスを提供

全国合計60名のドローン操縦者を配置する体制を構築し、塗装・修繕メンテナンス施工現場での業務効率化を実現へ

インフラメンテナンス・マンション大規模修繕事業などを行う株式会社カシワバラ・コーポレーション（本社所在地：山口県岩国市/東京都港区、代表取締役：柏原 伸介 以下：カシワバラ）は、社内でのドローン操縦教育を行い、施工現場においてドローン操縦が可能な社員が60名に到達。全国の26営業所に操縦者および機体を配置し、ドローンを活用した調査・診断の実施が可能となりました。

カシワバラ・コーポレーションは2019年3月に開始した、建設テックスタートアップに投資するプロジェクト「JAPAN CON-TECH FUND」において、建設テックスタートアップが持つ新技術の実証実験や導入支援、それに伴う建設現場の提供を進めてまいりました。

今回のドローン操縦者の教育・配置の体制構築は、2020年に資本提携をした株式会社CLUEが提供する、ドローンで屋根の外装点検を行うために必要な機体・iPad・飛行許可申請など業務に必要なサポートが揃ったパッケージサービス「DroneRoofer（ドローンルーファー）​https://www.drone-roofer.com/」を用いたものとなります。当社はDroneRooferを用いて建物診断を行っており、診断から提案、修繕工事まで一環したサービスを提供します。

DroneRooferの撮影画像。上空から全景の撮影や、屋根や壁の面積計算も可能。

カシワバラがおこなう修繕メンテナンス施工の現場において、ドローンをはじめとした様々なデジタルソリューションの活用を提案しています。株式会社CLUE以外にも、DRONE PILOT AGENCY株式会社、株式会社センシンロボティクスといったドローンスタートアップに投資しており、様々な建設現場にフィットしたドローンソリューションを提供しております。

DRONE PILOT AGENCY株式会社のドローン機体。様々な現場の撮影を可能とし、画像解析技術を用いて点検や診断を行います。

株式会社センシンロボティクスのドローンを用いた太陽光発電設備点検

カシワバラが取り扱うデジタルソリューションについては、デジタルソリューションカタログ（https://www.kashiwabara.co.jp/rms/dscatalog.pdf）をご覧ください。

今後もドローン技術をはじめとした建設テック技術の進化に伴い、社員育成やデジタルソリューションを活用したビジネスの拡大に取り組んでまいります。

【カシワバラ・コーポレーションについて】

1949年の創業以来、70年以上「塗装」を軸とした産業インフラの維持・保全事業、業界No.1の実績を持つ石油化学プラント塗装のメンテナンス事業や、マンション大規模修繕事業、建築事業、内装リフォーム・リノベーション事業等の「住」の分野を中心とした事業を展開。日本の産業を支え続ける高い塗装技術を武器に、海外へも積極的に展開しています。

創業：1949年3月
本社所在地 東京本社：東京都港区港南1丁目8番27号 日新ビル9階
岩国本社：山口県岩国市山手町1丁目5番16号
代表者：代表取締役 柏原伸介
事業内容：インフラメンテナンス、マンション大規模修繕、建築、内装リフォーム・リノベーション事業等
URL：https://www.kashiwabara.co.jp/

【JAPAN CON-TECH FUNDについて】

「JAPAN CON-TECH FUND」は、2019年3月より株式会社カシワバラ・コーポレーションが開始した建設テックスタートアップに投資するプロジェクト。スタートアップ企業にリスクマネーと成長ノウハウを供給し、建設業界に新しいテクノロジーの風を吹き入れることで、双方の事業創出と成長を支援。建設業界で約70年の歴史をもつカシワバラならではの支援策として、参入障壁の高い建設業界における新技術の実証実験と導入支援のために、多くの建設現場を提供。その他、カシワバラが提供可能なバックアップを随時行いながら投資先企業の成長を促進し、国内の建設業界の課題解決を目指します。
URL：https://fund.contech.jp/
https://contech.jp/