不動産管理会社向け業務効率化サービス「CLS(クラス)」、対象戸数120万戸を達成
※空室の通電対象として連携された物件の対象戸数と、現在通電中の建物共用部の総数
■サービス提供の背景
スマートメーター導入により物件の空室期間にも電気契約が必要となったことで、下記のような業務が不動産管理会社さまにとって大きな業務負荷となっている現状がありました。
・入居者退去後の通電業務(内見時など、空室でも電気契約が必要となるため)
・新規入居者決定後の切電業務(電気契約者が管理会社から新規入居者に切り替わるため)
・空室ごとに発生する電気料金明細の個別処理業務
当社では「クラス」を2020年12月より展開し、上記を中心とした効率化によって業務負荷を大幅に軽減してまいりました。多くの不動産管理会社さまにご好評をいただき、2024年5月時点で導入対象戸数が120万戸を達成しています。繁忙期においてもトラブルのないサービス運営によって、各管理会社さまの業務効率化・労働環境改善に寄与しています。
参考:不動産管理会社様向けの業務効率化サービス「CLS」提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000043961.html
■サービス概要
「クラス」は、不動産管理会社さまから連携された入退去データをもとに当社が独自に構築したシステムに加え、EAIやRPAなどのテクノロジーの活用によって、物件への入退居に伴う通電/切電業務の完全自動化を実現しています。
空室の電気料金明細へ物件コード(建物管理番号)を付与した形のデータで一括請求することにより、不動産管理会社さまは空室1件ずつの明細入力が不要となり、データ取り込みだけで処理を完了することが可能です。繁忙期である3月の実績※として、約75,000件の通電/切電を処理しています。
※2024年データ
■空室・電気料金に関する経理業務効率化イメージ
・空室期間中の通電・切電業務の自動化により月間1,200分(約20時間)削減
・電気料金一括請求(空室ごとのシステム登録が不要)により、月間500分(約8時間)削減
導入先の大手不動産管理会社さまからは、「煩雑な通電・切電業務から解放されたと同時に、次回入居者決定時の切電漏れがなくなった」「電力会社から届く大量の納付書の入力業務がゼロになり、入力ミスもなくなった」「以前のように人手を介する業務には戻れない」とのお声をいただいています。
■今後の展開
不動産管理会社さまにとって負荷の高い空室の通電/切電業務や電気料金明細の処理業務は、不動産テックの活用による効率化・手間の最小化が必要不可欠な分野です。
「空室通電といえば、イーネットワークシステムズのCLS(クラス)」という選択肢が不動産賃貸業界においてデファクトスタンダードとなるよう、当社が持つエネルギーとテクノロジー領域の強みをかけ合わせたサービスの提供を通じて、引き続き不動産管理会社さまの課題解決に寄与してまいります。
株式会社イーネットワークシステムズについて
本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 KFビル2F
設立:2015年4月2日
資本金:5,000,000円
代表取締役:及川 浩
2015年4月設立。小売電気事業者のイーネットワークシステムズ(ENS)は、「イニシャルコスト0(ゼロ)での電力・都市ガス事業参入」を可能とする電力・都市ガス小売のOEMプラットフォームを運営。提携事業者を経由して電力・都市ガスをお客さまに提供しています。
親会社は1940年創業の老舗LPガス事業者の三ッ輪産業株式会社(関東地方に直売・卸合わせて約20万の顧客基盤を保有)を傘下とする、三ッ輪ホールディングス株式会社です。
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