AI顔認証「SAFR™3.1」に新型コロナ対策　新機能追加

リアルネットワークス㈱　（アジア太平洋地区副社長　高村徳明）は世界最高レベルのAI顔認証エンジン「SAFR™3.1」に新型コロナ対策機能を新たに追加しました。

新機能

• マスク着用検出

旧バージョンではマスクを含め、手やサングラス、帽子などの物体で顔の一部を遮蔽している状態を検出する機能がありました。新バージョンでは更に「マスクを着用しているか否か」を認識する機能を追加しました。この機能により、マスク非着用の場合に外部プログラムと連携して注意喚起を行う等、マスクを正しく着用することを促し飛沫拡散防止に役立てることができます。
レストラン、公共施設、学校、ショッピングモール、コンサート、スポーツ観戦、空港など、不特定多数の来場者がある場所で、カメラでとらえた動画から約0.1秒で個人を特定することなくマスクの着用有無を検知し、音声やディスプレイなどで注意喚起が可能です。
もちろん顔を登録することでマスク着用での顔認証も可能で、最新のAI技術により認証精度は約99％です。

アイコンの意味：左から性別、年齢、笑顔指数、マスク着用
 

アイコンの意味：左から性別、年齢、笑顔指数、遮蔽物あり

• 「密」回避機能

Occupancy Dashboardは特定の空間（レストラン、会議室など）に収容する人数をあらかじめセットし、入退室する人数をカメラ画像で自動的にカウントすることで、設定値を超える場合にアラートを発報する機能です。
以下の例では設定値100名に対して現在の滞留人数70人（70％）、残り猶予30名、入室している人の年齢分布と年齢60歳以上(高齢者)が７％という情報が表示されています。この機能により密回避や、重篤になる危険性がある高齢者の人数の把握が可能です。
飲食店、会議室、病院待合、銀行待合、携帯電話ショップなど、ソーシャルディスタンスを担保したい場所に有効なソリューションとなります。
通常は個人の特定はされず人数カウントのみですが、顔登録をすることで個人の特定も可能です。

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