【トルコ共和国大使館・文化広報参事官室】トルコのスメラ修道院、大規模な修復作業を終えて観光客の受け入れを再開
~ユネスコの世界遺産暫定リストにも登録されているトルコの最も重要な信仰ツーリズムの中心地~
数多くの文化遺産に恵まれているトルコは本年7月1日、黒海沿岸トラブゾン県の断崖絶壁に張り付くように建てられたスメラ修道院を、5年間に及ぶ修復作業を経て、新たなエリアを加えて訪問者の受け入れを再開しました。聖母マリアに捧げられたギリシャ正教の同修道はトルコの重要な信仰ツーリズムの中心地で、ユネスコの世界遺産暫定リストに登録されています。
スメラ修道院
スメラ修道院の修復作業は2016年2月に始まり、約5700万トルコリラ(約7億2,916万円)の費用をかけて、隣接するカラダー山からの落石の危険を防ぐために修復、環境整備、岩場の地質学的・地盤力学的観点からの調査と地盤強化を2段階に分けて完了しました。同プロジェクトにはエンジニア5名、産業登山家30名、技術者55名、修復作業員10名の計100人から成る作業チームが動員されました。
修復作業は、主要部分である教会、大小10の礼拝堂、聖なる泉、鐘楼、図書館、2階建ての台所、噴水、管理事務所、僧房、来訪者のための宿泊施設などを対象に行われました。迎賓館、礼拝堂、僧房、庵の部屋、地下室などの一部は5年以上の期間を経て初めて公開されます。
スメラ修道院は、3年以上にわたる修復作業の第一段階かを終了した後に2019年5月に一部見学が再開されましたが、7月より全面的に再開することになりました。
スメラ修道院
地中海沿岸に位置し、有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、多様な気候と文化交流の中心地であることにより、何世紀にもわたる多様な文明が反映された歴史、自然や美食を有し、一昨年には約5,000万人の観光客をお迎えしました。文化が交差するこの国は、伝統とモダンが融合した芸術やファッションに大変寛容で、またダイナミックなショッピングとエンターテメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。トルコの詳細は公式ウェブサイト(http://www.tourismturkey.jp/)または以下のSNSをご覧ください。
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トルコ観光広報・開発庁(TGA)について
トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、トルコの有形・無形の自然・文化・生物学的遺産、人工の所産をプロモーションすることで、国内外の観光においてのトルコのブランディングを確立させ、トルコ経済における観光投資へのシェアを高め、観光のサービスの質を向上させるために、短期・中期・長期のコミュニケーション・マーケティング活動を行っています。TGAは、現在の観光資源を世界に向けて宣伝・マーケティングを行い、トルコの観光目標を達成し、かつ潜在的な観光資源を発見・開発・活用するために文化観光省の観光戦略・政策に沿ってあらゆる宣伝、マーケティング、コミュニケーション活動を担っています。
セーフツーリズム認証プログラムについて
トルコは 2020 年の観光シーズンに向けて観光施設の衛生的安全性を認証する「セーフツーリズム認証プログラム」を実施しました。業界の主要企業によって急速に採用されている本プログラムは、飲食施設、交通機関、宿泊施設を含むさまざまな関連機関で国内外の国籍を問わず施設で働く職員とお客様全員の健康と安心を確保するために一連の措置を講じたものです。
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