【自動化設備の設計レビューを改革】セイコーエプソン株式会社がSceneの『Issues』を導入。レビュー業務の工数を50%削減、後工程の手戻りを10%防止、フロントローディングの実現へ

Scene社が誇るデジタル技術の活用で設計レビューを効率化、設備の納期短縮を実現

Scene 株式会社

2025年2月4日 07時20分

「革新者を力づけ、物理世界の変革を加速する」をミッションに、ものづくりのワークスペース『Scene Workspace』を開発・提供するScene株式会社(代表取締役ビジャヤン・スワティナト　本社：東京都渋谷区)は、セイコーエプソン株式会社が、オンラインDRツール『Issues』導入により、自動化設備のレビュー業務の工数を50%削減、後工程の手戻りを10%防止を実現した事例を公開しました。

セイコーエプソン株式会社について

セイコーエプソン株式会社は「『省・小・精』から生み出す価値で、人と地球を豊かに彩る」をパーパスとして、「無駄を省き、より小さく、より精緻にする」という考え方のもと、プリンター/スキャナー、映像機器、産業用機器、マイクロデバイスからソフトウェアまで、幅広い製品を創造し続けるグローバルカンパニーです。

以下は事例記事のインタビューを抜粋した内容となります。詳細は、こちらをご覧ください。

導入前の課題について

全員が3D CADを持っておらず、データの容量次第で3Dデータを開くのに時間がかかる、3D データの確認作業が満足にできないなどの問題がありました。加えて、従来のレビュー会議だけでは、必要なメンバーを集めることが難しいうえ、限られた時間内にフィードバックを集めきることも困難でした。

これらが原因となり、後工程で設計の問題が発覚し、手戻りが発生していました。

また、関係者が口頭で課題の討議を行うこともありましたが、討議内容が残らないことから結論までの経緯が不明瞭であることや課題への対応漏れが発生することも問題でした。

導入効果について

手戻りを防止し設備導入のスピードを上げ、競争力を上げることができる点、業務の並列化や将来の設計にデータを活用できる点、意識の変化があった点などを価値として感じています。

また、レビュー業務の工数が50％削減でき、「物の手配に関する費用」や「人件費に関する費用」などにおいて10%の削減効果がでております。

蓄積した知見の活用により更なる費用削減も見込んでおり、今後評価したいと考えています。

事例の詳細は、こちらをご覧ください。

Issuesとは

製造業に特化した、課題追跡・管理ツールです。製品の3D CADデータ・図面データ・手順書や関連資料を各関係者と簡単に共有でき、指摘や議論・共有事項を手軽に各種データ上に直接書き込め・集約することが可能です。またノウハウの蓄積や活用・生産工程で発生した協議・指摘事項の履歴の検索を行えます。(詳細はこちら)