GitLabが 14.7をリリース
ストリーミング監査イベント、GitLab RunnerのFIPS 140-2準拠、グループアクセストークンなどの新機能を搭載
DevOpsライフサイクルに対応した機能をシングルアプリケーションで提供するGitLab(本社:米サンフランシスコ、読み方:ギットラボ、NASDAQ:GTLB、https://about.gitlab.com/ja-jp/)は、ストリーミング監査イベント、GitLab RunnerのFIPS 140-2準拠、グループアクセストークンなどの新機能が搭載されたGitLab 14.7のリリースを発表しました。GitLab14.7では、25以上の改善点が加えられました。主要な改善点は以下の通りです。
● GitLab RunnerのFIPS 140-2準拠
一部のGitLabユーザーは、米国連邦政府の規制要件に従って、FIPS(連邦情報処理標準)準拠ソフトウェアを利用する必要があります。FIPS 140-2/FIPS 140-3規格は、コンピューター/通信システム、機密情報を保護するサイバーシステム内で使用される暗号モジュールに関するセキュリティ要件を規定しています。GitLab Runnerは、AMD64コンピュートアーキテクチャおよびRed Hat Enterprise Linux(RHEL)ディストリビューションに関してFIPS 140-2に準拠しました。GitLabのFIPS対応に関するディスカッションについては、こちらのエピック(https://gitlab.com/groups/gitlab-org/-/epics/5104、英語)を参照してください。
● ストリーミング監査イベント
監査イベントを任意の宛先にストリーミングできるようになりました。これは、GitLab監査イベントを他のデータシステムと関連付けたり、監査イベントのバックアップを維持したり、特定の監査イベントが発生した場合にアクションを実行するカスタムオートメーションを作成したりする手段として役立ちます。
新しいGraphQL APIによってHTTPSエンドポイントを指定でき、イベントはwebhookとして送信されます。このメッセージには、監査イベントUIと同じ情報(発生した変更のタイプ、発生日時、担当者)のほか、いくつかの追加メタデータも含まれています。
メッセージを受信した後、担当者やタイプに基づいてフィルタリングしたり、そのデータを別のサードパーティーツールに挿入したりすることができます。これは、新規ユーザーが作成された場合や鍵設定が変更された場合などにカスタムオートメーションをトリガーする手段として役立ちます。ストリーミング監査イベントがどのような用途に活用されるか楽しみにしています。アイデアがございましたら、エピック(https://gitlab.com/groups/gitlab-org/-/epics/5925、英語)にコメントする形でお知らせください。
● グループアクセストークン
グループアクセストークンを使用すると、グループに対するアクションの実行、グループ内のプロジェクトの管理、さらにGitLab 14.2以降ではGit over HTTPSによる認証を1つのトークンで行うことができます。
従来、グループアクセストークンは自己管理インスタンスのみに限られ、Railsコンソールを使用しないと作成できませんでした。今回のリリースでは、UIやAPIを使用してグループアクセストークンを作成できるようになりました。トークン名、有効期限、スコープを定義できるほか、既存のグループアクセストークンを無効にすることもできます。
なお、以下はGitLab 14.7に追加されたその他の機能です。GitLabはイテレーションごとに改良されていますが、大きな新機能よりもむしろ、退屈な作業を簡素化するユーザー・エクスペリエンスの細かい改善を求められることもあります。今回のリリースでは、以前から求められていたいくつかの機能強化が加えられています。
GitLab 14.7のより多くの改善点(英語)の確認は、こちら(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/)から可能です。また、2021年12月のバージョンGitLab 14.6の改善点(英語)については、こちら(https://about.gitlab.com/releases/2021/12/22/gitlab-14-6-released/)から確認できます。次回GitLab 14.8のリリースの概要は、今後のリリース・ページ(https://about.gitlab.com/direction/kickoff/、英語)にて確認できます。
※ 本資料は、米国カリフォルニア州にて2021年1月22日(現地時間)に発表した情報(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/)の日本語抄訳版です
GitLabについて
GitLabは、DevOpsのライフサイクル全般をカバーするシングルアプリケーションとして、ゼロから構築されたオープンDevOpsプラットフォームです。製品、開発、品質保証、セキュリティおよびオペレーションチームが同一プロジェクト上で同時に作業を行うことを可能にします。DevOpsのライフサイクル全体を通じて、シングルデータストア、UI、権限モデルを提供し、共同作業の効率化と集中的な作業を可能にし、サイクル時間の大幅な削減を実現します。GitLabはオープンソースベースで構築されており、数千人のディベロッパーや数千万人のユーザーから成るコミュニティの力で、DevOpsに絶えず新たなイノベーションをもたらしています。Ticketmaster、Jaguar Land Rover、Nasdaq、Dish Network、Comcastをはじめ、スタートアップから世界的大手企業に至るまで、(有償版と無償版をあわせて)推定で3,000万以上のユーザーがGitLabに信頼を寄せ、素早く優れたソフトウェアを作り出しています。GitLabは2014年から完全リモートワークを実践し、65以上の国に1,350人以上の従業員を擁しています。
● GitLab RunnerのFIPS 140-2準拠
一部のGitLabユーザーは、米国連邦政府の規制要件に従って、FIPS(連邦情報処理標準)準拠ソフトウェアを利用する必要があります。FIPS 140-2/FIPS 140-3規格は、コンピューター/通信システム、機密情報を保護するサイバーシステム内で使用される暗号モジュールに関するセキュリティ要件を規定しています。GitLab Runnerは、AMD64コンピュートアーキテクチャおよびRed Hat Enterprise Linux(RHEL)ディストリビューションに関してFIPS 140-2に準拠しました。GitLabのFIPS対応に関するディスカッションについては、こちらのエピック(https://gitlab.com/groups/gitlab-org/-/epics/5104、英語)を参照してください。
● ストリーミング監査イベント
監査イベントを任意の宛先にストリーミングできるようになりました。これは、GitLab監査イベントを他のデータシステムと関連付けたり、監査イベントのバックアップを維持したり、特定の監査イベントが発生した場合にアクションを実行するカスタムオートメーションを作成したりする手段として役立ちます。
新しいGraphQL APIによってHTTPSエンドポイントを指定でき、イベントはwebhookとして送信されます。このメッセージには、監査イベントUIと同じ情報(発生した変更のタイプ、発生日時、担当者)のほか、いくつかの追加メタデータも含まれています。
メッセージを受信した後、担当者やタイプに基づいてフィルタリングしたり、そのデータを別のサードパーティーツールに挿入したりすることができます。これは、新規ユーザーが作成された場合や鍵設定が変更された場合などにカスタムオートメーションをトリガーする手段として役立ちます。ストリーミング監査イベントがどのような用途に活用されるか楽しみにしています。アイデアがございましたら、エピック(https://gitlab.com/groups/gitlab-org/-/epics/5925、英語)にコメントする形でお知らせください。
● グループアクセストークン
グループアクセストークンを使用すると、グループに対するアクションの実行、グループ内のプロジェクトの管理、さらにGitLab 14.2以降ではGit over HTTPSによる認証を1つのトークンで行うことができます。
従来、グループアクセストークンは自己管理インスタンスのみに限られ、Railsコンソールを使用しないと作成できませんでした。今回のリリースでは、UIやAPIを使用してグループアクセストークンを作成できるようになりました。トークン名、有効期限、スコープを定義できるほか、既存のグループアクセストークンを無効にすることもできます。
なお、以下はGitLab 14.7に追加されたその他の機能です。GitLabはイテレーションごとに改良されていますが、大きな新機能よりもむしろ、退屈な作業を簡素化するユーザー・エクスペリエンスの細かい改善を求められることもあります。今回のリリースでは、以前から求められていたいくつかの機能強化が加えられています。
- Edit Labelページでのラベルの削除(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#delete-labels-directly-from-the-edit-label-page)
- LDAPフェイルオーバーのサポート(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#ldap-failover-support)
- グループ作成時のパーソナライゼーションに関する質問を有効化する設定(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#setting-to-enable-personalization-questions-during-group-creation)
- GitLab Runner 14.7(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#gitlab-runner-147)
- Container Registry内でのDockerタグでのソート(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#sort-docker-tags-in-the-container-registry-browser)
- Static Analysisアナライザーの更新(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#static-analysis-analyzer-updates)
- GitLab CI/CDでのOpenID Connectのサポート(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#openid-connect-support-for-gitlab-cicd)
- package registryファイルによるバックアップ/リストアのサポート(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#backup-and-restore-supports-package-registry-files)
- Omnibusの改善(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#omnibus-improvements)
- 管理者に対するロックされたユーザーのGitLab UIでの識別(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#gitlab-ui-identifies-to-administrators-that-a-user-is-locked)
- バリューストリームステージテーブルに追加されたレコードのプロジェクト名(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#project-names-of-records-added-to-value-stream-stage-table)
- APIによるアーティファクトの一括削除(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#bulk-delete-artifacts-with-the-api)
- AdminビューでのRunnerステータスバッジ(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#runner-status-badges-in-admin-view)
- Gitleaksの大幅なパフォーマンス改善(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#major-gitleaks-performance-improvements)
- UIからのGitLab Agent for Kubernetesの削除(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#delete-a-gitlab-agent-for-kubernetes-from-the-ui)
- バックアップ/リストアでのTerraform stateファイルのサポート(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#backup-and-restore-supports-terraform-state-files)
- コード検索結果からGit blameへの移動(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/#go-to-git-blame-from-code-search-results)
GitLab 14.7のより多くの改善点(英語)の確認は、こちら(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/)から可能です。また、2021年12月のバージョンGitLab 14.6の改善点(英語)については、こちら(https://about.gitlab.com/releases/2021/12/22/gitlab-14-6-released/)から確認できます。次回GitLab 14.8のリリースの概要は、今後のリリース・ページ(https://about.gitlab.com/direction/kickoff/、英語)にて確認できます。
※ 本資料は、米国カリフォルニア州にて2021年1月22日(現地時間)に発表した情報(https://about.gitlab.com/releases/2022/01/22/gitlab-14-7-released/)の日本語抄訳版です
GitLabについて
GitLabは、DevOpsのライフサイクル全般をカバーするシングルアプリケーションとして、ゼロから構築されたオープンDevOpsプラットフォームです。製品、開発、品質保証、セキュリティおよびオペレーションチームが同一プロジェクト上で同時に作業を行うことを可能にします。DevOpsのライフサイクル全体を通じて、シングルデータストア、UI、権限モデルを提供し、共同作業の効率化と集中的な作業を可能にし、サイクル時間の大幅な削減を実現します。GitLabはオープンソースベースで構築されており、数千人のディベロッパーや数千万人のユーザーから成るコミュニティの力で、DevOpsに絶えず新たなイノベーションをもたらしています。Ticketmaster、Jaguar Land Rover、Nasdaq、Dish Network、Comcastをはじめ、スタートアップから世界的大手企業に至るまで、(有償版と無償版をあわせて)推定で3,000万以上のユーザーがGitLabに信頼を寄せ、素早く優れたソフトウェアを作り出しています。GitLabは2014年から完全リモートワークを実践し、65以上の国に1,350人以上の従業員を擁しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発アプリケーション・セキュリティ