【新製品】中規模の現場改善・課題解決をサポート、物流DXを加速するWMSソフト「AINECT」を発表

アイオイはハード・ソフトの双方から現場課題にアプローチし省力化や省人化をサポート、新たなロジスティクスソリューションで現場改善から事業成長を支えます　

株式会社アイオイ・システム

2024年8月20日 11時10分

株式会社アイオイ・システム（本社：東京都品川区、代表取締役社長：吉野豊以下アイオイ）は、物流・製造DXを支援するロジスティクスシステムの開発・製造・販売を行っています。このたび2024年9月1日から、WMS（倉庫管理システム）ソフト "AINECT" の販売を開始します。

アイオイは40年以上もの間、物流・製造向けの作業支援システムを開発し、国内外5,000を超えるお客様に導入し、現場の課題に向き合い続けてきました。その経験を活かし、WMSソフト "AINECT" を開発しました。（図１参照）アイオイの強みである様々なピッキングシステムの構築を、柔軟性の高いハード連携によって実現する独自の「AI-NET」※と、この度リリースする拡張性に優れたWMS機能をもつソフト「AINECT」でハード・ソフト双方から現場課題にアプローチし、変化に強い基盤を構築します。「AINECT」をサービスラインナップに加えることで、お客様の現場の業務改善から事業成長を支え、当社機器製品やその他のハードウェア連携がしやすい環境を整え、省人化・省力化に向けたローコストオペレーションを実現します。

※アイオイ独自の省配線ネットワーク「AI-NET」

「AI-NET」とはアイオイ独自の省配線ネットワークの名称です。さまざまなデバイスをマルチドロップで接続できるので、システム構築の観点からも柔軟性の高いネットワークシステムです。「AI-NET」は、導入にかかる時間・費用・労力を抑え、導入後のメンテナンスやレイアウト変更のコストを抑えることができます。

■「AINECT」ロゴ紹介

AIOIと　「つながる」CONNECT　をあわせた造語です。AIOIの持つハード特性やネットワーク技術をベースに、他機器への接続ができるメリットを表現しています。また、～AIOI is NEXT Connection Transformation～　AIOIは次につながる、変革となるという、気持ちを込めています。進化を支えるパートナーとしてサポート環境を築いてまいります。

「AINECT」は商標出願中です。

■開発背景

近年の物流業界の社会課題として、2024年問題が挙げられます。物流拠点においても、ドライバーのみならず作業者の人手不足問題は慢性的に起っており、また、トラックの出発時間に合わせて遅滞なく作業をするための効率化が求められています。一方で、物流業界におけるデジタル化は他業界と比較して依然として遅れており、物流DXのベースとなるWMSシステムの導入を推進していくことが、物流業界としての継続的な取り組みとして必要となります。

アイオイは多彩なバリエーションを持つピッキングシステムや現場の見える化を実現するRFID内蔵のSmart Cardなど、独自の現場コントロールシステムをこれまで世界73ヵ国へ提供してまいりました。現場変革を次のステージに進めるため、2021年度よりTOPPANグループの一員となり、ソフト・ハードの開発に加え、データを活用した現場の最適化など、「物流DX」をテーマとしたソリューションへの領域拡大を進めております。

■WMSソフト「AINECT」の特長

・現場改善が容易にできるDPS・DAS※とのシームレス連携

　「AINECT」ひとつで物流・製造現場のピッキング作業効率化、さらに在庫の可視化、

　生産性の把握が可能となります。アイオイ製品とのシームレス連携により、

　開発工数を抑えられます。

　※DPS⇒デジタルピッキングシステム、DAS⇒デジタルアソートシステム

・汎用性の高いセミスクラッチ型ソフト

　小中規模からスケールアップも可能なソフトで、フレキシブルな物流を実現

・「現場起点のWMS開発」で「現場の使いやすい」を実現

　物流現場に精通したエンジニア陣によるソフト開発で「使いやすい」を重視した設計で、

　お客様に合わせた導入、設計が可能です。