株式会社トクイテンとのエリアオーナー契約締結による、農業分野での実証試験の開始について

株式会社日本海ラボ

2024年8月7日 11時00分

　日本海ガス絆ホールディングスグループの株式会社日本海ラボ（本社：富山市、代表取締役社長：新田洋太朗、以下、日本海ラボ）は、AIとロボットで有機農業の自動化を進める株式会社トクイテン（愛知県名古屋市、代表取締役豊吉隆一郎、以下トクイテン）と、農業分野での実証試験のため、「エリアオーナー契約」を締結しましたのでお知らせいたします。8月1日よりトクイテン知多農場（愛知県知多市）の一画を利用し、日本海ラボの農業参入に向けた実証試験を行います。

　日本海ラボは、日本海ガス絆ホールディングスグループの新規事業創出を担う企業として、エネルギー事業で培った基盤を活かし、オープンイノベーション推進による新たな事業の創出と北陸地域の共創プラットフォームの構築を目指します。

トクイテンのエリアオーナー制度について

　トクイテンのエリアオーナー制度は、トクイテン直営農場の一画を利用し、予算と期間を限定して農業に参入できる制度です。オーナーとなったエリアでの農作業の講習や収穫物の活用を通じて、農業領域に参入する際に必要となる知識・技術を獲得できます。

エリアオーナー制度の詳細（トクイテン・ホームページより）：
https://about.tokuiten.jp/5a78d9eb45774f9fbf23163699dddfc6

取り組みの背景について

　日本海ラボでは2024年より農業分野での事業検討を注力領域と設定し、事業参入に向けた取り組みを進めています。農業参入は検討すべき課題が多いため、トクイテンのエリアオーナー制度の①設備投資が不要で、②土づくりや栽培に関するノウハウが得られ、③収穫された有機栽培トマトを用いてマーケティング調査等の幅広い活動ができる点に魅力を感じています。また、試食した有機栽培ミニトマトの味が素晴らしく、トクイテンの栽培技術の高さを実感しています。この実証試験を通し、農業参入にむけた可能性調査と、地域への新たな価値創出に向けて検討を進めて参ります。

取り組みのイメージについて

トクイテンのコメント

株式会社トクイテン　代表取締役　豊吉隆一郎　氏

　日本海ラボの農業参入の第一歩として当社のサービスを選んでいただいたことを嬉しく思っております。日本海ラボとは、新規事業で農業参入を考えているということで弊社の農場に見学に来ていただき、弊社の有機ミニトマトを食べていただくところから関係がスタートしました。これから我々の用意する栽培、収穫、販売といった実証を通じて、一緒に事業創出の可能性を探って行けることを楽しみにしています。