ローランド ディー.ジー. タイ工場の新棟が稼働開始

グローバルに広告・看板用インクジェットプリンターや3次元ものづくりツールを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社（本社：静岡県浜松市、代表取締役 社長執行役員：田部耕平）は、製造子会社Roland Digital Group (Thailand) Ltd.（タイ・サムットサコーン県）が所有するタイ工場の敷地内にて2022年9月より建設を進めてまいりました新工場が完成し、2023年4月3日より稼働を開始しました。これを記念して5月19日に関係者やお取引先の皆様にご臨席いただき記念式典を開催いたしましたので、あわせてお知らせいたします。

タイ工場は、2012年1月に建設を開始し、同年8月の竣工後、10月1日に量産を開始、2013年1月にグランドオープンした当社初の海外工場です。生産量の拡大に合わせ、2014年9月、2022年1月に増床し、更には今回の新工場を完成・稼働開始し増産体制を構築してまいりました。そして、昨年には創業10周年を迎えております。また、生産効率や価格競争力を向上するため、2021年に日本国内の工場から量産機能を集約しました。今回稼働を開始した新工場では、今後さらなる需要の高まりが見込まれるデンタル製品とデジタルファブリケーション製品の生産を担っていきます。また、現在本社でおこなっているサービスパーツなどの管理・出荷業務は12月開始を目標に移管を進めています。

当社 代表取締役 社長執行役員の田部は今回の新工場稼働について次のように述べています。
「当社グループは、2021年からの3ヵ年の中期経営計画にて、筋肉質な企業体質への変革と事業ポートフォリオの転換を基本戦略として取り組んできております。筋肉質な企業体質への変革では、構造改革の大きな柱として量産機能のタイへの集約を掲げ、2021年にはデンタル製品を、2022年にはプリンターの生産移管を完了し、この構造改革をやり遂げることができました。また、受注が急拡大している中で新製品を立て続けに上市し、新工場のオープニングを迎えられたことを嬉しく思います。量産機能の集約が完了し、世界中のお客様に、「Made in Thailand」「Made in DGT※」の製品をお届けできることを誇りに思っています。これからもローランド ディー.ジー.グループは、タイの成長とともに、更に大きく飛躍できるよう努力してまいります」
※DGT：当社タイ工場の略称
 
また、Roland Digital Group (Thailand) Ltd. 取締役社長 江間祐暁は次のように述べています。
「我々はグループ唯一の量産工場となります。自覚と責任を持ち「皆様に選ばれる会社になる」そんな経営を目指していきたいと思っております。そのために、常に高いレベルでQCDを管理・実現出来るよう社員一丸となって生産活動を行います」

 

ローランド ディー.ジー.株式会社とRoland Digital Group (Thailand) Ltd.は今後も継続して需要の高まりに迅速に対応し、これまで培った技術やノウハウをもとに高いレベルでの品質維持と工場内の作業環境向上のため、積極的な設備投資を行ってまいります。

 
お取引先様にもお越しいただき、5月19日午前中、Roland Digital Group (Thailand) Ltd.の新工場食堂にて記念式典を開催しました。

 

バンコク市内に移動し、同日夜にコンラッドホテルにて立食パーティーを開催しました。

 

ローランド ディー.ジー.株式会社について
ローランド ディー.ジー.株式会社は、デジタルプリンティング分野におけるソリューションプロバイダーです。主力製品である業務用のインクジェットプリンターやカッティングマシンは、産業・商業印刷のデジタル化を推進し、広告看板やポスター、ステッカー・ラベルの製作からアパレルやグッズ、スマートフォンケースなどの身の回り品への加飾印刷まで、幅広い用途で活用されています。近年では、ユーザーのプリンティングオペレーションに安心と快適をもたらし、ビジネスの生産性向上をサポートするコネクテッドサービスや、個人のお客様が気軽にオリジナル印刷を楽しむことができるデザインプラットフォームを開発するなど、デジタルトランスフォーメーションによる新たな価値創造にも積極的に取り組んでいます。

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〒431-2103　静岡県浜松市北区新都田1-6-4
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