[レポート] 2023年世界のモバイルアプリ(非ゲーム)市場予測

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Sensor Tower

世界のモバイルアプリの収益が全体的に減少する傾向にある中においても、非ゲームモバイルアプリの収益は増加しており、2022年世界の非ゲームモバイルアプリの収益は2021年から14%増加し、478億ドルに達しています。本レポートでは、世界の非ゲームモバイルアプリダウンロード数および収益の動向ならびに非ゲームモバイルアプリのカテゴリ別ダウンロード数および収益の変化の状況を紹介しているほか、エンタメ、ソーシャルネットワーキングおよび生産性の各カテゴリのアプリについての詳しい分析を行っています。

世界の非ゲームモバイルアプリの収益は依然として増加

2022年世界の非ゲームモバイルアプリダウンロード数は、867億で小幅ながらも初めて減少しましたが、それでもなお2019年のダウンロード数よりも18.5%多くなっています。これは、Google Playでの減少によるところが大きく、2023年以降、世界の非ゲームモバイルアプリダウンロード数は再び増加に転じ、2023年に900億を突破し、2027年には1,100億ダウンロードを超えることが見込まれています。

2018年から現在に至るまで、世界の非ゲームモバイルアプリの収益は一貫して増加傾向にあり、2022年世界のアプリ内課金収益は前年比約14%増の478億ドルに達しています。2023年以降も世界の非ゲームモバイルアプリの収益は引き続き増加し、2023年には550億ドルを超え、2027年には1,000億ドルを突破することが見込まれています。

 

世界の非ゲームモバイルアプリ収益はいずれのカテゴリにおいても増加を維持

2018年から2022年にかけて、金融アプリおよびショッピングアプリのダウンロード数は増加を続け、今後5年間、両カテゴリのダウンロード数は更なる増加が見込まれています。中でも金融アプリのダウンロード数は、2018年の32億回から2022年には110%増加して67億回に達し、2027年の金融アプリのダウンロード数は130億を突破することが見込まれています。

2018年から現在に至るまで、世界の非ゲームモバイルアプリの収益は、いずれのカテゴリにおいても増加を続けており、中でもTikTok、YouTube、Disney+に代表されるエンタメアプリの収益は、2018年の39億ドルから2022年には118億ドルにまで増加し、2027年のエンターテイメントアプリの収益は2022年の2倍を超えることが見込まれています。

 

世界のエンタメアプリ収益は引き続き増加

世界のエンタメアプリ収益は長年にわたって増加傾向にあり、2022年は前年比22%の118億ドルでした。2023年も引き続き収益が増加することが見込まれており、その額は2018年の3倍近くに達する見込みです。

2022年のエンタメアプリ世界収益トップ10において、7つの動画アプリがランクインしています。モバイルエンタメ分野では、オンライン動画が依然としてトレンドの主流であり続けています。TikTok、YouTube、Disney+、HBO Maxなどの人気アプリは、2022年世界収益がいずれも増加しており、中でもTikTokの世界収益は前年比約60%増の35億ドルとなっています。

 

世界のソーシャルネットワーキングアプリ収益は小幅な増加が続く

2022年は世界のソーシャルネットワーキングアプリ収益の成長は減速したものの、小幅ながらも依然として増加を続けて63億ドルに達しました。2023年には70億ドルを突破することが見込まれています。ダウンロード数については、全世界におけるソーシャルネットワーキングアプリダウンロード数が初めててわずかに減少し、約8%減の67億ダウンロードとなっています。

マッチングアプリは依然として高い収益力を見せており、Tinder、Bumble、Hinge、Grindrが2022年世界のソーシャルネットワーキングアプリ収益ランキングにおいて、それぞれ1位、2位、7位および8位にランクインしています。

 

生産性アプリではアメリカが主な収益源

新型コロナウイルスの流行およびテレワーク拡大の影響を受け、世界の生産性アプリの収益は増加し続け、2022年には33億ドルに達しました。2023年も引き続き収益が増加して40億ドル近くになることが見込まれています。世界の生産性アプリダウンロード数は2021年から小幅に減少し始めていますが、2023年はダウンロード数の減少傾向が緩やかになることが見込まれています。

アメリカは生産性アプリ収益が世界で最大の市場です。2022年の収益はその他の市場をはるかに上回る15億ドルに迫り、世界の生産性アプリ総収益の45%を占めています。

ビデオ会議およびクラウドストレージの市場では競争がますます激化しています。ビデオ会議アプリZoomは2022年世界の生産性アプリダウンロード数ランキングで首位を獲得しました。2022年世界の仕事効率化アプリ収益ランキングでTop10には、合計5タイトルのクラウドストレージアプリがランクインしています。

詳細情報は弊社ウェブサイトに記載しています:
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Sensor Towerの紹介

2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、Twitter、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つストアインテリジェンス、広告戦略の最適化に活用いただける広告インテリジェンスなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。

Sensor Towerは、Pocket Gamer Mobile Games Awards 2022において、Best Analytics / Data Tool賞を受賞しました。

 

日本オフィスは2021年春より本格的に始動したばかりですが、パートナー企業様が急増しております。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートを強化していく所存です。

Sensor Tower 日本オフィス代表
谷内 照吾
Shogo Yachi


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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
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電話番号
-
代表者名
Oliver Yeh
上場
未上場
資本金
5億6000万円
設立
2013年06月