市原歴史博物館で特別展「うまれかわりの旅―いちはらと出羽三山信仰―」開幕

出羽三山と市原市をつなぐ約400年の歴史を一堂に!

市原歴史博物館

「I’Museum Center(市原歴史博物館)」では、特別展「うまれかわりの旅―いちはらと出羽三山信仰ー」が開幕しました。山形県の出羽三山と市原市の約400年に渡るつながりの歴史を、出羽三山と市内各地から集結した貴重な三山信仰資料とともに展示します。

◆「うまれかわりの旅」の見どころ!

今なお市内各地で出羽三山への信仰が続くいちはら。羽黒山・月山・湯殿山を参詣することで、人びとは現在・過去・未来を巡る「うまれかわりの旅」を体験し、三山登拝の記録や供養塚・三山塔など、江戸時代から約 400 年続く信仰の足跡を残してきました。他方で近年は後継者不足等により、休止や解散を余儀なくされる出羽三山講も少なくない現状にあります。地域の三山講に変化が生じている今だからこそ、いちはらの出羽三山信仰を見つめ直す重要な機会として特別展「うまれかわりの旅」を企画しました。

展示室では、重要文化財の銅鏡(羽黒鏡)や、市内各地に残る出羽三山講の資料を多数展示し、なぜいちはらから遠い山形の地へ旅に出るのか、今につながる地域社会をどのようにつくってきたのか、いちはらにおける出羽三山信仰をひもときます。

見どころの1つは、市原市内出羽三山講に伝わる江戸時代の大日如来坐像や出羽三山が描かれた大絵馬など、地域で大事に守られ、これまで人目に触れることのなかった、本特別展限定公開の貴重な資料たちです。

また、羽黒山麓手向地区の宿坊に残る、いちはらから出羽三山への登拝の記録を分析した数百年にわたるデータは、本特別展で初公開する成果であり、江戸時代から続く出羽三山と市原市のつながりの証として必見です!

◆みんなでつくった「梵天ボールペン」と「山伏・行人スタンド」が立つI’Museum三山塚のフォトスポットも登場

展示室内には、出羽三山供養塚を模した「I’Museum三山塚」のフォトスポットも登場。塚に並んだ「梵天ボールペン」とアクスタ風「山伏・行人スタンド」は、夏休みに来館者とともに思い思いの色を塗ってつくりました。個性あふれる色とりどりの梵天ボールペンと山伏・行人スタンドがずらりと並ぶ壮観なフォトスポットも見どころの1つです。

◆エントランスには市民協働調査展示も

市原歴史博物館では、市民団体「ふるさと市原をつなぐ連絡会」とともに令和6年から市内出羽三山講の現状を協働調査してきました。各地区の出羽三山講の生の声や、ふるさと市原をつなぐ連絡会会員による調査の感想を紹介します。

◆「うまれかわりの旅」をイメージした充実のグッズ

千葉大学デザイン文化計画研究室とコラボした、ほら貝笛、参拝の旅手ぬぐい、行人トートバッグのほか、オリジナルスタンドミラー、クリアホルダーなど「うまれかわりの旅」に便利なグッズも多数そろえています。

グッズの詳細は、こちらを御覧ください。

ほら貝笛

(850円)

江戸時代の旅のルートを描いた参拝の旅手ぬぐい

(900円)

行人トートバッグ

(1,100円)

クリアホルダー

(350円)

スタンプラリーで記念グッズゲット!

「うまれかわりの旅」のテーマに合わせ、来館者が楽しめるスタンプラリーも開催しています(先着2,500名)。展示室・施設内に7か所設置したスタンプを集めると、記念のステッカーがもれなくもらえます。特別展入口で「御朱印帳」型のスタンプ帳を入手して参加できます。

◆特別展「うまれかわりの旅ーいちはらと出羽三山信仰ー」概要

●概要

【期間】

2025年10月11日(土)~2025年12月14日(日)

【開館時間】

9時00分から17時00分まで(最終入館は16時30分まで)

【休館日】

月曜日(祝日の場合は翌平日)

【観覧料】

一般600円、高校生500円、中学生以下無料

※有料観覧者が20人以上の場合、団体料金適用(各100円引)

※特別展の観覧料には、常設展示観覧料を含みます

詳細はこちらを御覧ください。

●特別イベント

・バスツアー「市内の三山信仰足跡をたどる」(11月8日)【申込:10月18日まで】

・せっけん鏡づくり(11月3日)【申込:10月18日まで】

・和綴じの御朱印帳づくり(10月13日・11月30日)

・特別展示解説会(10月19日・11月16日)

・いちはら郷土学習講座 座学「いちはらから出羽三山へ」(10月25日)

・あわじ結びストラップづくり(11月2日、12月13日)

・実演展示「知られざる出羽三山信仰の世界」(11月23日)

・伝統技術ワークショプ「火打金づくり」(12月6日)

・特別講演会「なぜ出羽三山を目指すのか」(12月7日)

※詳細はこちらを御覧ください。

●特別展開催に伴う休館期間

令和7年9月24日(水)~10月10日(金)

令和7年12月15日(月)~ 令和8年1月 3日(土)

●お問い合わせ先

市原歴史博物館

〒290-0011 千葉県市原市能満1489番地

電話:0436-41-9344

ファックス:0436-42-0133

メール:imuseum@city.ichihara.lg.jp

開館時間:9時00分~17時00分

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会社概要

市原歴史博物館

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
千葉県市原市能満1489
電話番号
0436-41-9344
代表者名
鶴岡英一
上場
未上場
資本金
-
設立
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