第59回Jークレジット制度認証委員会において当社が推進する「バイオ炭の農地施用」の方法論がプロジェクトとして承認されました
(参考)Jークレジット制度認証委員会による告示
https://japancredit.go.jp/authentication_committee/data/summary_59.pdf
※ 省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「Jークレジット」として国が認証する制度です。本制度により創出されたJークレジットは、経団連カーボンニュートラル行動計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、様々な用途に活用できます。
プロジェクトの概要
この度、Jークレジット制度認証委員会より「バイオ炭の農地施用」の方法論に取り組んだ案件としてプロジェクトが承認されました。
本プロジェクトは、「回収除去系」のプロジェクトであり、農地または採草放牧地におけるバイオ炭※の農地施用によって空気中からCO²の除去をするものです。排出削減・吸収量の総数として329,539t-CO²が見込まれています。
※バイオ炭は、Jークレジット制度認証委員会において除去系クレジットとして認証されている手法で、木や竹、もみ殻、家畜ふんなど、生物由来の有機性資源を活用して作られる固形物です。
燃焼しない水準に管理された酸素濃度のもと、350℃超の温度でバイオマスを加熱して生成されます。
本プロジェクトでは、本来なら燃焼や破棄によって短期でCO²として空気中に戻ってしまうバイオマスを炭化することによって、CO²として空気中に戻ることを回避する”バイオ炭化による炭素のCO²化回避”と農地施用によって土の中に炭素を閉じ込め、難分解性の炭素を土に返すことで数百年の間貯蓄を行う”バイオ炭の農地施用による炭素の貯蓄”の2つのアプローチから地球の資源循環に貢献します。
農地施用されたバイオ炭は、空気中からのCO²除去にとどまらず、土壌改良資材として地力の向上にも繋がっています。
当社では世界に認められる基準を満たす高品質なクレジット生成を行っています。
支援企業の募集について
本プロジェクトでは、地域における資源循環に取り組まれる企業様や、プラスチック資材などの取り扱いにおいて環境配慮を目指す企業様など、Jークレジットをご購入いただける企業を随時募集しております。また、脱炭素化プロジェクトにご参加頂ける企業・団体様も随時募集を致しております。
採用について
当社では、活動に協力していただけるメンバーを募集しています。農業✕脱炭素、カーボンクレジット、これらのアジア展開、などにご関心のある方は、ぜひ当社ホームページの採用ページをご覧ください。
https://faeger.company/recruit/
【株式会社フェイガー】
創業:2022年7月7日
代表取締役:石崎 貴紘
所在地:〒107-0061 東京都港区南青山2丁目2番15号
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