全国約12万本の消火栓標識を、災害時の通信拠点へ|消火栓標識株式会社、Starlinkを活用した技術デモを実施

消火栓標識株式会社

消火栓標識株式会社(東京都中央区、代表取締役:毛利 綱作)は衛星ブロードバンドサービス「Starlink」を活用し、当社が管理する消火栓標識柱への通信機器設置および周辺Wi-Fi環境の構築に関する技術デモを7月2日に実施しました。本取り組みは、火災時に消火栓の位置を知らせる消火栓標識を、災害時や通信障害時の地域の情報アクセスを支える「通信拠点」として活用できる可能性を検証するものです。水の場所を知らせる標識から、災害時に情報につながる場所へ。既存の防災インフラである消火栓標識の新たな可能性を探ります。

▲消火栓標識を活用したStarlink技術デモの様子(※イメージ)

■技術デモ概要

実施場所:消火栓標識株式会社 神奈川支社 敷地内

実施内容:消火栓標識柱にStarlink機器を設置し、周辺Wi-Fi環境の構築可能性を検証する技術デモ

検証目的:災害・通信障害で地上回線が途絶した際の、情報アクセス拠点としての可能性を検証

技術構成:Starlinkのアンテナ等の通信機器を消火栓標識柱に設置して検証

検証視点:災害時の情報アクセス支援としての有用性、地域内での接続導線、平時・非常時の活用シナリオ、既存標識インフラとの親和性

※本取り組みは実用化・サービス開始を発表するものではなく、初期段階の技術検証として実施したものです

※トップ画像は技術デモのイメージであり、実際の設置現場・撮影写真とは異なります

※Starlinkを活用した技術デモであり、SpaceX社との提携・協業を示すものではありません

■技術デモの背景 災害時にも「つながる」街へ

近年、地震・豪雨・台風などの自然災害による停電や通信障害が発生した際、避難情報や安否確認など必要な情報をいかに確保するかが、大きな社会課題となっています。そのためには、地域の中に分散した通信接点を持つことが重要です。

全国に約12万本ある消火栓標識は、住宅地や商店街、幹線道路沿いなど生活動線に近い場所に設置されています。今回の技術デモでは、この既存の標識柱に衛星通信技術を組み合わせ、地上回線に依存しにくいWi-Fiスポットとして活用できる可能性を検証しました。

■防災を起点に、平時にも価値を持つインフラへ

消火栓標識の強みは、特別な用地や新たな構造物を必要とせず、すでに全国の生活圏に張り巡らされている点にあります。災害時の通信拠点という非常時の価値に加え、平時にも地域イベントや防災訓練時の臨時通信環境など、活用の余地があります。

消火栓の位置を知らせる標識から、地域の安心を発信する拠点へと、標識の維持管理と新たな地域貢献の両立を目指してまいります。

■今後の展望と想定される活用事例

▲消火栓標識にStarlink機器を設置

今後は、自治体、地域企業、関係機関の皆様との連携も視野に入れながら、消火栓標識を活用した通信支援モデルを検討してまいります。

日常の街角にある防災標識を、非常時にも「つながる」地域インフラへと広げることで、地域の防災力向上と標識の持続的な維持管理につなげていきます。

想定される活用事例

・災害発生時の一時的な地域Wi-Fiスポット

・停電・通信障害時の情報アクセス支援

・避難所や一時滞在施設周辺での通信補完

・地域イベントや防災訓練時の臨時通信環境

・大規模イベント時の臨時通信バックアップ

・平時は協賛看板、非常時は通信拠点として機能

■消火栓標識株式会社 代表取締役 コメント

消火栓標識は、日常の風景に溶け込みながら、いざという時に人命を守る重要な防災インフラです。私たちはこれまで、協賛枠の提供を通じて地域の皆様とともに標識の維持管理を続けてまいりました。

今回の技術デモは、消火栓標識の新たな価値を探る取り組みです。災害時に「水の場所がわかる」ことに加え、「情報につながる」こともまた、地域の安心につながります。通信事業者、衛星通信事業者、自治体、地域企業の皆様との協業も視野に入れながら、新しい社会インフラのあり方を検討してまいります。

■消火栓標識とは

消火栓標識下部の枠内に看板が入ります

「消火栓標識」とは、地下にある消火栓の位置を示し、火災時の迅速な消火活動を支えるための標識です。全国に約12万本設置されており、その多くは民間企業によって維持管理されています。

現在、消火栓標識の維持管理費は、標識下部の協賛枠に掲出される応援看板の看板利用料によって支えられています。

今回の取り組みは、こうした従来の協賛看板による仕組みに加えて、災害時の通信支援をはじめ、消火栓標識が地域に貢献できる新たな価値や可能性を探るものです。当社は、標識の維持管理と新たな地域貢献の両立を目指してまいります。

■会社概要

企業名:消火栓標識株式会社

代表者:代表取締役 毛利 綱作 

所在地:東京都中央区入船2-2-2PMO八丁堀V4F

事業内容:消火栓標識の設置・維持管理・広告業

URL:https://syokasen.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://www.syokasen.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区入船2-2-2 PMO八丁堀V 4階
電話番号
03-5646-1900
代表者名
毛利 綱作
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1955年09月