HIOKI、大型電動車両の大電流測定向けに「AC/DCカレントプローブ CT6847A」を発売
直流(DC) 2000 Aに対応したクランプ型電流センサー
HIOKI(日置電機株式会社:長野県上田市、代表取締役社長:岡澤尊宏)は、高精度な電力計測を支えるクランプ型電流センサー「AC/DCカレントプローブ CT6847A」を発売しました。本製品は、バスやトラック、建設機械など、大型電動商用車の認証試験における大電流計測の要求に対応するために開発されました。

■ 開発の背景
自動車の認証試験では車両の消費電力計測が求められており、当社の電力測定器(パワーアナライザ)とクランプ型電流センサーは、厳しい試験要求確度を満たす測定器としてグローバルで採用されています。現在、電気自動車(BEVやHEV)はトラックや建設機械などの大型車両にも普及が進んでおり、走行時には瞬間的に1000 Aを超える電流が流れる場合があります。
完成車両への取り付けを前提とする開発現場では、既存の形状やサイズを維持したまま、大電流を測定できる電流センサーが必要とされています。当社は以前から、測定範囲の拡大を求めるお客様に対して、特注仕様の電流センサーを販売してきた実績があります。
これらの背景のもと、近年のEV高出力化トレンドに対応するため、直流2000 Aまで計測可能な新モデルを正式にクランプ型電流センサーのラインアップへ加えることになりました。
■ 製品概要
CT6847Aは、直流(DC)2000 A、交流(AC)1400 A rmsの測定に対応したクランプ型電流センサーです。従来モデルと同様に広い動作温度範囲を備え、HIOKIの電力測定器と組み合わせることで高い測定確度を保証します。また、配線が密集する狭い車両内部への取り付けを考慮し、センサーの形状は従来サイズを維持しています。
■ 主な特長
・大電流を正確に計測
定格電流DC 2000 A, AC 1400 A rms
・車両認証試験に適合する高確度
基本確度±0.15% reading ±0.01% full scale
・環境温度の変化にも安定した計測
動作温度範囲-40℃~+85℃
・狭い車両内部へ取り付け可能
クランプ口径Φ50mm
■ 主な用途
・EVスポーツカー、EVトラックの消費電力測定
・電動建機、電動航空機などの高出力パワートレインの設計検証
・大電力向けUPSやパワコンの電流測定
■ 製品ラインアップと価格
・AC/DCカレントプローブ CT6847A
HIOKIの電力測定器やメモリハイコーダなどの対応測定器に接続して使用します。電流センサー用電源を用いて、その他の計測器と組み合わせても使用できます。
■ 日置電機株式会社について
日置電機は、開発、生産、販売・サービスまでを一貫して自社で行う電気計測器のメーカーです。電気計測器は、あらゆる産業の基盤となることから「産業のマザーツール」とも呼ばれ、日常の生活に欠かせない電気インフラの保全、生産ラインでの検査、さらには製品の研究開発まで、幅広い分野で重要な役割を担っています。1935年の創業以来、独自の電気計測技術を追求し、「測る」で社会課題の解決を支えています。(公式サイト:https://www.hioki.com/ja)
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