メディメッセ桜十字が企画「労災防止と安全衛生Webセミナー」開催 ー外国人労働者の安全と共生を考えるー

熊本県内の企業と行政、専門家が連携し、外国人材の雇用における安全衛生対策を学ぶ場を提供

桜十字グループ

メディメッセ桜十字は、熊本県内の企業や行政、専門家と連携し、外国人材の雇用における安全衛生対策を学ぶ機会を提供します。

近年、熊本県内では外国人労働者の雇用が拡大する一方で、職場での労災事故や健康管理、文化・言語の違いによる課題が顕在化しています。本セミナーでは、こうした課題に対応するための実践的な知識を提供し、企業が安全で働きやすい環境を整えられるよう支援します。

本セミナーは、「KUMAMOTO KURASU」(くまもとくらす)が主催し、メディメッセ桜十字が企画、熊本県およびJICA九州の協力のもと開催されます。年間6回のオンライン開催を予定しており、各回で異なるテーマを設定。労災防止対策や感染症対策、多文化共生の視点からの防災対応など、外国人労働者を雇用する企業にとって重要な内容を網羅しています。

メディメッセ桜十字は、本セミナーを通じて外国人労働者と企業がともに安心して働ける環境づくりを支援してまいります。

外国人労働者の安全・健康管理が企業の未来を左右する

外国人労働者の受け入れは地域経済に貢献する一方で、労災リスクや健康管理の課題も伴います。厚生労働省のデータによれば、外国人労働者の労災発生率(死傷年千人率)は日本人を含む全労働者より高いと報告されています(参考文献:厚生労働省「令和4年外国人雇用状況報告」, 2023年)。

さらに、また、日本国際保健医療学会の研究では、健康保険の未加入や非正規滞在が医療アクセスの困難さと強く関連していることが指摘されています(参考文献:森田直美ら「日本の在住外国人における医療アクセスが困難な人の特徴とアクセス抑制因子」, 2021年)。こうした課題に対処するためには、企業と行政が連携し、適切なサポート体制を整えることが急務です。

本セミナーでは、法的視点、医療・公衆衛生の観点、多文化共生の視点から総合的な知識を提供し、企業と外国人労働者がともに安心して働ける環境づくりを目指します。

第1回セミナーのご案内

初回セミナーでは、「外国人材・作業中の事故、事例から見る なぜ? ~事故を未然に防ぐための一工夫~」をテーマに、外国人労働者の労災防止策について考えます。

外国人労働者の労災対策と未然防止の重要性

外国人労働者が日本国内で働く際、言語や文化の違いから安全ルールが十分に理解されず、事故のリスクが高まることが指摘されています。本セミナーでは、具体的な事例をもとに、事故の原因や未然防止策、労災発生後の適切な対応について学びます。企業の責任者や管理職の方々が、現場での安全確保に活かせる実践的な知識を得ることができます。

第1回セミナー概要

  • テーマ:「外国人材・作業中の事故、事例から見る なぜ? ~事故を未然に防ぐための一工夫~」

  • 講師:石黒 大貴 氏(熊本中央法律事務所 弁護士)

  • 開催日:2025年4月23日(水)14:00~15:00

  • 形式:オンライン(Zoom)

  • 参加費:無料

  • こんな企業におすすめ:外国人労働者を雇用、または雇用を検討している企業

年間セミナープログラム

本セミナーは年間6回の開催を予定しており、以下のテーマで実施されます。

  • 第1回:2025年4月23日(水)14:00~15:00
    テーマ:「外国人材・作業中の事故、事例から見る なぜ? ~事故を未然に防ぐための一工夫~」
    講師:石黒 大貴 氏(熊本中央法律事務所 弁護士)

  • 第2回:2025年6月18日(水)14:00~15:00
    テーマ:「企業の外国人受け入れにおける感染症対策 ~つながっておくと案外頼りになる保健所~」
    講師:劒 陽子 氏(阿蘇保健所 所長)

  • 第3回:2025年8月20日(水)14:00~15:00
    テーマ:「仕事現場で使えるやさしい日本語 ~外国人材との職場コミュニケーション向上のために~」
    講師:前田 和則 氏(熊本国際日本語学校 校長)

  • 第4回:2025年10月15日(水)14:00~15:00
    テーマ:「健康管理とメンタルヘルスケア ~外国人労働者の医療受診習慣に対する啓発と長期的な健康管理~」
    講師:宮田 由加利 氏(メディメッセ桜十字 保健師)

  • 第5回:2025年12月17日(水)14:00~15:00
    テーマ:「外国人材と地域参入の可能性 ~地域での外国人材の受け入れによる活性化、定着のための課題と対策~」
    講師:山田 卓也 氏(帝京大学大学院 公衆衛生学研究科 助教)

  • 第6回:2026年2月18日(水)14:00~15:00
    テーマ:「災害時の外国人に対するケア ~災害時のコミュニケーションと寄り添い~」
    講師:勝谷 知美 氏(熊本市国際交流振興事業団 事務局長)

申し込み・問い合わせ

参加希望者は、KUMAMOTO KURASU(kumamotokurasu23@gmail.com)までお問い合わせいただくか、セミナーの専用申し込みフォームからお申し込みください。

外国人労働者の安全と健康、そして共生社会の実現を目指し、ぜひ本セミナーにご参加ください。

【主催】

KUMAMOTO KURASU(くまもとくらす)

「選ばれる熊本」のため、外国人材の適切な受入れ、労働・生活環境の改善、多文化共生社会の実現に賛同する企業・外国人コミュニティ・支援団体・行政機関等が協働するグループ。行政やJICA九州など、県内のすべてのステークホルダーが集まり、学び・つながり、行動する「場」を提供します。

HP:https://kumamotokurasu23.wixsite.com/kumamotokurasu

【企画】

医療法人桜十字 メディメッセ桜十字

代表者: 予防医療センター センター長 光山勝慶

住所: 〒860-0833 熊本市中央区平成3丁目23-30 サンリブシティくまなん 3階

「生活」と「医療」の融合をめざし、新たな予防医療モデルを開発する『医・食・住のヘルスケアテーマ

パーク』。くまもとの「健康経営」と「地域の健康長寿」に寄与するリファレンスモデル構築のため、140以上の事業場と産業医契約を結び、職場の健康管理を幅広くサポートしている。

HP:https://medimesse-kumamoto.jp/

【協力】

熊本県・JICA九州

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「人生100年時代の生きるを満たす」

2005年、桜十字グループは、熊本県の民間病院の中で最大の病床数を有する「桜十字病院」から始まりました。今では病院のみにとどまらず、医療・介護・予防医療のヘルスケア領域において、社会に必要な様々な事業やサービスを全国に展開しています。「人」は幼少期から成人期、そして老年期にいたるまで、生きることがひとつの「Life Story」として繋がっています。人生100年時代を迎える今、これまで高齢者医療に向き合ってきた私たちにできることは何か。それは、病気やケガを治す身体的なケアだけでなく、精神的・社会的に「生きるを満たす」新たな概念による事業やサービスを提供していくことです。そうして、すべての世代における人生の楽しみや、生きる喜びを支えると共に、その基盤たる社会づくりに貢献いたします。私たち桜十字グループは、時代の変化に対し、進化し続けることで、「カラダの健康」に加え、「ココロのしあわせ」「ひと・マチ・社会のあり方」これら3つを基軸に、QOL(生活の質)の豊かな未来を切り拓く「ウェルビーイング・フロンティア」を目指しています。

会社概要

桜十字グループ

創業:2005年7月

東京本社

〒105-6003 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー3F

熊本本社

〒861-4173 熊本市南区御幸木部1-1-1

福岡本社

〒810-0004 福岡市中央区渡辺通3-5-11

大阪本社

〒530-0011 大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪ナレッジキャピタル6階

URL:https://www.sakurajyuji.jp

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会社概要

株式会社桜十字

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URL
https://www.sakurajyuji.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー3F
電話番号
03-6450-1281
代表者名
梶 正登
上場
未上場
資本金
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設立
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