日本人が最もクレームを言いたくなるのは「割り込み」【不満が爆発する瞬間ランキング】

電車の中、カスタマーサービス、レストランの接客……
日々の生活で「ちょっとそれはないでしょ!」と思う瞬間、誰にでもありますよね。
今回、英会話個人レッスンを提供する、オンライン語学学習プラットフォーム「Preply」は、日本全国の約1,300人を対象に「どんなときに不満を言いたくなるのか?」を調査しました。
「どんなシーンでイライラする?」「誰に対して不満を言うことが多い?」
ちょっと耳が痛いけど、思わず「わかる~!」とうなずいてしまう調査結果をお届けします。
調査結果
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日本人が最も不満を感じるのは「割り込み」(54.4%)。
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最も不満を抱きやすい相手について、第1位は「家族」(16.5%)。距離が近い関係ほど不満がたまりやすい。
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生活で最も不満が多いのは「物価の高さ」(38.7%)。日常のコストが大きなストレスに。
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43.4%が「クレームは改善に役立つ」と回答。
クレーム1位は「割り込み」!マナー違反には敏感な日本人」

最も多くの人が「これは不満を言いたくなる!」と答えたのは、「列への割り込み」。実に半数以上(54.4%)が不快感を示しており、日本人の“順番を守る文化”が強く根付いていることがうかがえます。たとえ小さなルール違反でも強いストレスを感じる人が多いようです。
2位に挙がったのは、「友人や恋人に腹が立ったとき」。プライベートで親しい関係だからこそ、些細な言動が気になったり、感情を抑えきれなかったりする場面も多いようです。ただし、直接ぶつけるというよりも、誰かにグチることで消化するというスタイルが一般的かもしれません。
3位には「レストランで注文と違う料理が出てきたとき」がランクイン。外食の場では“お金を払っている”という意識がある分、サービスのミスに対しては敏感になりがちです。
いちばん不満を感じているのは「家族」…一番近い存在だからこそ言えない・言いたい
続いて調査したのは、「誰に対して不満を抱くことが多いか」という質問。
どんな関係性で、私たちは“イラッ”としやすいのか。その結果がこちらです。

最も不満を抱きやすい相手として挙がったのは、「家族」でした。四六時中一緒にいる存在だからこそ、気を遣わずに本音を出せる一方で、「わかってくれるはず」「察してほしい」という期待も高く、結果的に不満が溜まりやすい関係性であることがうかがえます。
2位は「恋人・配偶者」(12.9%)。こちらも近い距離で過ごすからこそ、些細なズレやストレスが気になる存在です。
そして3位は「政治家」(12.3%)。一見遠い存在のように思われがちですが、日々の暮らしに関わる制度や税金、社会保障といったテーマに対して、多くの人が関心を持っていることがうかがえます。「変えてほしい」「もっと良くできるはず」という前向きな期待の表れとも言えそうです。
暮らしの不満トップは「物価高」!生活コストが最大の悩み

「日々の暮らしの中で、何に最も不満を感じますか?」という問いに対して、最も多くの人が挙げたのは「生活費の高さ(38.7%)」でした。食品や光熱費、家賃など、あらゆるものが値上がりしている今、物価の上昇に対する不満が多くの人に広がっていることがうかがえます。
また、2位は「交通状況や道路の整備(33.1%)」、3位は「公共交通機関(27.3%)」でした。通勤や移動での不便さや遅延、道路の混雑などが日常的なストレスとなり、“交通の質”が住みやすさの重要な指標となっていることがわかります。
では、こうした不満の声は、実際に社会を変える力になるのでしょうか?
4割以上が「クレームを伝えることに価値がある」と回答

「不満を言うのは感じが悪い」――そう思っている人も多いかもしれません。
ですが実際には、クレームは社会やサービスを改善するためのヒントにもなります。
今回の調査では、「クレームや不満は改善の役に立つと思いますか?」という質問に対して、4割以上(43.4%)の人が「はい」と回答しました。
つまり、およそ半数の人が、「不満を前向きに捉えている」ということがわかります。これは、単なるストレス発散や文句ではなく、「声を届ける=改善の第一歩」と考える人が増えている証かもしれません。
まとめ
今回の調査結果から、日本人が「公共のマナー」や「親しい人との関係性」、そして「生活に直結するお金の問題」など、日常のごく身近な場面について、敏感に不満を感じているということが分かりました。
一方で、不満をただの愚痴で終わらせず、言葉にして伝えることで、自分だけでなく周囲や社会をより良くしていこうという前向きな意識も同時に存在しているのかもしれません。
オンライン語学学習プラットフォーム「プレプリー」では、英語、中国語、スペイン語などをはじめ、多言語のネイティブスピーカー講師によるレッスンを提供しています。言語を学ぶことは、単なる会話力の習得にとどまりません。相手の文化や価値観を知り、自分の想いを伝える力=“ことばの力”を育むことにつながります。
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調査概要
調査期間:2024年11月20日〜12月13日
サンプル数:1370人
調査対象者:日本に住む男女
調査方法:インターネット調査
引用・転載の際のお願い
調査結果を引用・転載される際には、以下2点のご対応をお願い申し上げます。
・「オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ」の記載
・URL https://preply.com/ja/blog/what-makes-japanese-complain の記載
Preply(プレプリー)について
プレプリーは、世界180カ国で50カ国語を教える32,000人以上の講師と、数十万人の学習者をつなぐオンライン語学学習プラットフォームです。マンツーマンの英会話講師を探すなら、プレプリーのマーケットプレイスが最適です。機械学習のアルゴリズムによって生徒と講師をマッチングさせ、選ばれた講師は、学習者の予算、スケジュール、現在のレベルに合わせてカスタマイズされたレッスンプランを作成します。
プレプリーは2012年にウクライナのKirill Bigai、Serge Lukyanov、Dmytro Voloshynのチームによって設立され、現在、58カ国の国籍からなる400人以上の従業員がいます。米国を拠点に、ヨーロッパ、米国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの30カ国にスタッフが在籍しています。
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