ジャンシン匠新、第7回中国国際輸入博覧会に出展し、持続可能な発展に向けた日中イノベーション協力を推進
2024年11月5日から10日にかけて開催された第7回中国国際輸入博覧会(以下「輸入博」)において、匠新日本株式会社(以下「ジャンシン匠新」)が再び出展した。ジャンシン匠新の創業者兼CEOである田中年一はインタビューにて、「今回は日中企業間のイノベーション協力を推進する最新の成果を全面に出した。また日本のユニコーン企業である株式会社TBMを招き、日中における各業界のパートナーとの協力機会を共に模索し、日中イノベーションを促進することを目指している」と述べた。
田中年一は、ジャンシン匠新が注力する2つの方向性について説明した。「日本が優位性を持ち、中国が需要を持つ分野」と、「中国が優位性を持ち、日本が需要を持つ分野」である。一つ目の方向性では、新材料など川上の産業チェーンにおける日本の強みが挙げられるが、中国の巨大な市場においてこれらの分野における発展を後押しできる。さらに、高齢化問題が進むことに伴い、日本では介護サービスが独自の強みとなっており、今後の中国との協力において大きなポテンシャルを秘めている。二つ目の方向性では、日本の電気自動車市場の急速な発展に伴い、中国が持つ電気自動車の技術や産業チェーンの豊富な経験が重要な役割を果たすことができる。また、中国のデジタルトランスフォーメーションや人工知能技術の急速な発展は、日本における労働力不足の効果的な解決策となり得る。
輸入博はグローバル企業にとって自らをアピールし、中国市場の開拓における貴重な機会をもたらしている。輸入博という国際的なプラットフォームを通じて、ジャンシン匠新は日中企業の科学技術イノベーションにおける協力を加速させ、政府機関、投資機構、大企業、スタートアップとの関係をさらに深めることを目指している。田中年一は「輸入博はジャンシン匠新にとって、グローバルな『貿易パートナー』を『友人』に変える機会を提供してくれる。この場を活用して市場ニーズをより良く理解すると同時に、私たちの実力とビジョンを世界に示すことができる」と語った。
今回の輸入博では、ジャンシン匠新の長年のパートナーである株式会社TBM(以下「TBM」)を招待した。TBMは新材料LIMEXの研究開発、製造、販売に特化しており、環境に優しく持続可能なソリューションを世界に提供することを目指している。LIMEXは主に石灰石を使用した新材料であり、50%以上の石灰石(CaCO3)などの無機物を含む無機充填剤分散系複合材料である。石油樹脂の代替だけでなく、生産過程でほとんど水を使用せず、従来の紙の生産方式に代わる素材として、石油、水資源、森林など枯渇しやすい自然資源を保護することが可能である。TBMは今回の展示会を通じて、さらに多くの日中協力パートナーと関係を築き、持続可能なイノベーション技術を中国および世界に広く普及させ、地球環境保護に貢献することを目指している。
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