GenX、福井県「ふくい産業AXコンソーシアム」キックオフイベントに登壇 FAX明細の入力作業を約85%削減したAI OCRの活用事例を紹介

ベテラン社員の頭の中にあった「47通りの条件分岐」をAIに集約。取引先のFAX運用は変えずに、社内の処理だけを自動化

ジェネクス

GenX株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:圷 健太、以下「GenX」)は、2026年10月5日(月)に福井市にぎわい交流施設 ハピリンホールで開催された「R8年度 ふくい産業AXコンソーシアム キックオフイベント」に登壇しました。

当社の木村 薫が「FAXと手入力から始める『現場のAX』〜建材メーカーのAI OCR活用事例に学ぶ、業務自動化の最初の一歩〜」と題して講演し、建設資材メーカーがFAX明細の読み解きと入力の作業をAIに任せ、入力作業時間を約85%削減した事例を紹介しました。

キックオフイベントで登壇する当社 木村

■ ふくい産業AXコンソーシアムについて

ふくい産業AXコンソーシアムは、福井県が運営する事業です。AIを単なる業務効率化にとどめず、企業の経営変革につなげる「福井発産業AX」を推進するもので、AXに意欲的な県内企業の経営者が集まる実践研究コミュニティとして活動します。株式会社松尾研究所の協力のもと、AIの最新動向を学び、研究し、会員企業での実装につなげていきます。

■ キックオフイベントの概要

項目

内容

名称

R8年度 ふくい産業AXコンソーシアム キックオフイベント

日時

2026年10月5日(月)15:00〜17:15

会場

福井市にぎわい交流施設 ハピリンホール

主催

福井県

プログラム

生成AIのデモンストレーション開会行事(福井県 石田知事、経済産業省 曽根室長)

生成AI活用事例紹介

パネルディスカッション(石田知事、東京大学 松尾教授、株式会社ARCRA 藤本CEO)

個別相談・ネットワーキング

当日のプログラム

■ 講演の概要

講演では、「AXは大きなシステム導入ではなく、現場の課題に合わせた小さな一歩から始まる」というメッセージのもと、人手不足、紙・FAX中心の業務、ルールの属人化という、多くの企業が抱える3つの壁にAIでどう向き合うかを、実際の事例で紹介しました。

課題:ベテラン社員だけが知る「47通りの条件分岐」

事例の企業は、創業100年以上の建設資材メーカー(社名非公開)です。取引先からFAXで届く明細を1枚ずつ確認し、社内の独自ルールで読み解いたうえで、基幹システムへ手作業で入力していました。明細1行を処理するだけで、角度・サイズ・品目・数量・注記を多段階で判定する必要があり、その条件分岐は47通りにのぼります。正しく判断できるのは一部のベテラン社員に限られ、処理がその人たちに集中していました。

講演資料より:ベテラン社員の頭の中にあった「47の条件分岐」

転換点:「読むだけ」でも「作文する」でもないAI

従来のOCRは文字を読むところまでで、条件分岐の判断は人に残ります。一方、一般的な生成AIは、存在しない品名や品番をもっともらしく作ってしまうおそれがあります。GenX AI OCRでは、47の条件分岐を優先順位付きの言葉でそのまま指示し、品名は参照データとの照合を必須にして作文させない設計にしました。どのルールにも当てはまらない明細は推測せず、「要確認」として人に回します。

講演資料より:「読むだけ」のOCRでも、「作文する」AIでもなく

仕組み:取引先の運用はそのまま、社内の処理だけを自動化

取引先には、これまでどおりFAXで送ってもらいます。届いたFAXをGenX AI OCRが読み取り、読み解きのルールに沿って基幹システムに取り込める形のデータに変換します。担当者は結果を確認するだけです。取引先に新しいお願いをする必要がないため、導入のハードルを低く抑えられました。

講演資料より:取引先のFAX運用はそのままに、社内の処理だけを自動化

成果:入力作業時間を約85%削減

200拠点の合計で、月10,500時間かかっていた入力作業が月1,575時間になり、約85%削減しました。担当者の仕事は「読み解いて打ち込む」作業から「確認する」仕事に変わり、ベテラン社員の判断基準はAIの設定として社内で共有できるようになりました。

講演資料より:3つの課題を、AI OCRで「自動化」と「効率化」へ

講演の最後には、この事例から学べるAX成功のポイントとして、①「読む」だけでなく「読み解く」までAIに任せること、②社外の運用を変えず社内から始めること、③人のノウハウを仕組みとして残すこと、の3点を紹介しました。

講演する当社 木村

■登壇者コメント

GenX株式会社 事業開発・営業 木村 薫

「福井の企業の皆さまとお話ししていると、『AIで何から始めればよいか分からない』という声を多くいただきます。今回ご紹介した事例のように、紙やFAXの帳票を読んでシステムに入力する作業は多くの会社にあり、効果も目に見えやすい業務です。他社と同じツールを同じ使い方で入れるのではなく、自社の現場やルールに合わせてAIを使うことが、定着と成果につながります。今後も、県内企業の皆さまのAI活用を現場に寄り添って支援してまいります。」

キックオフイベントにて(左端:当社 木村)
キックオフイベント参加者の集合写真

■ GenX AI OCRについて

GenX AI OCRは、生成AIを活用したAI OCRです。特許出願済みの技術「インテリジェントリード」により、手書きや形式がばらばらの帳票でも、書かれた内容の意味を理解して必要な項目を抽出します。マスターデータの参照や計算、データの整形まで設定でき、結果はCSV/Excelでのダウンロードのほか、APIで業務システムに連携できます。無料トライアルでは、読み取り設定の作成を当社が代行します。

URL:https://genxinc.ai/ai-ocr

GenX株式会社について

GenX(ジェネクス)は、AI等の先端技術を活用し、企業のDX推進と事業課題の解決を支援する企業です。「GenX AI OCR」をはじめ、社内のあらゆる業務を自動化するAIエージェント「ナンデモンAI」、タイムカードや出勤管理票の文字抽出と給与計算を自動化する「タイムカードAIエージェント」の提供など、幅広いAIソリューションを提供しています。

会社概要

社名

GenX(ジェネクス)株式会社

本社所在地

東京都渋谷区桜丘町1-2渋谷サクラステージ セントラルビル 12階

代表取締役

圷 健太

事業内容

AI・ブロックチェーン等先端技術の導入支援、ビジネス課題解決ソリューション提供

資本金

約7億円(2025年1月時点)

主要株主

GMO AI & Web3株式会社
グリーベンチャーズ株式会社
株式会社セレス
gmjp
01Booster Capital
イーストベンチャーズ株式会社
株式会社ゼロワンブースター
スカイライト コンサルティング株式会社
DG Daiwa Ventures
Coincheck
Hyperithm
SPIRAL VENTURES
mint

【本件に関するお問い合わせ先】

GenX株式会社

https://genxinc.ai/contact

※記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

GenX株式会社

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URL
https://genxinc.ai
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-2 渋谷サクラステージ セントラルビル 12階
電話番号
-
代表者名
圷 健太
上場
未上場
資本金
6億円
設立
2025年06月