サッカーのモウリーニョ監督が国連WFP大使に就任、コートジボワールの食糧支援現場を訪問
ヤムスクロ(コートジボワール)発 – サッカーのイングランドのプレミアリーグ、チェルシーFCジョゼ・モウリーニョ監督がこのたび、国連WFPの飢餓撲滅大使に就任しました。
サッカーの指導者として世界中にファンがいるモウリーニョ氏が大使に就任することで、飢餓をなくすことの重要性について世界の関心が高まることが期待されています。モウリーニョ大使は早速、コートジボワールを訪れ、国連WFPの学校給食や農民支援の現場を視察しました。
サッカーの指導者として世界中にファンがいるモウリーニョ氏が大使に就任することで、飢餓をなくすことの重要性について世界の関心が高まることが期待されています。モウリーニョ大使は早速、コートジボワールを訪れ、国連WFPの学校給食や農民支援の現場を視察しました。
モウリーニョ大使はまず、国連WFPが給食を配給するヤムスクロの学校を訪れ、153人の児童と給食を食べました。訪問後、「学校で給食を配るおかげで、子どもが学校に行くようになります。そして授業に集中し、健やかに育つために十分な栄養を摂取することができるのです」と話しました。国連WFPは現在、コートジボワール政府と協力し、同国全土の5,000校で学校給食を配給するために活動しています。
大使はまた、国連WFPが農機具や作物の種を配って支援をしている農家の人々とも会いました。これらの農家が栽培している作物は、現地の学校給食の材料として提供され、地域の発展につながっています。さらに、国連WFPから食糧の提供を受けているHIV/エイズ感染者とも会い、どのような支援が必要とされているかを聞きました。
深刻な飢餓の現状を目の当たりにし、「心が痛みます」と打ち明けたモウリーニョ監督は、飢餓撲滅への啓発活動、募金の呼びかけなど、大使としてできることに打ち込み、新たな挑戦に立ち向かう決意を表明しました。
(写真=WFP/Thierry Gouegnon)
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