~12月12日『漢字の日』の裏企画!?~国内最大級のオンライン辞書「Weblio英和・和英辞典」会員に調査!今年の英単語 2015
各国に溢れるシリア難民が大きな話題に 『Refugee(難民)』が第1位
ウェブリオでは、国内最大級のオンライン英語辞書「Weblio英和・和英辞典」をはじめ、多くの英語関連事業を展開しています。その年の世相を表す漢字一文字を12月12日の漢字の日に発表する「今年の漢字」に合わせ、2015年の世相を表す英単語を調査。本企画は2014年に引き続き第2回目の開催となります。 全国のウェブリオの会員(有効回答数828名)にアンケート調査を実施、“今年の英単語 2015”としてランキング形式で発表いたします。
以下がその調査結果となります。本調査結果を是非ご活用頂けますと幸いです。
今年の世相を表す英単語について伺ったところ、“Refugee【難民】”が178票と全体の2割以上(21.5%)が回答し第1位に。次いで、“Right to collective defense【集団的自衛権】”が141票で第2位、“Heavy buying【爆買い】”が71票という数字で第3位という結果になりました。
2011年から続いていたシリアの内乱が激化したことで、国外に避難する難民は2015年5月時点で400万人を超えました。9月には、戦火を逃れてトルコに向かう途中ボートの転覆事故に遭い溺死した3歳児の写真が世界中の人々の関心を集めた他、ハンガリーでは難民の大混乱で駅が封鎖されるなどの事象も起こっています。また、11月13日に起こったパリ同時多発テロの容疑者の一人がシリア難民としてパリに渡っていた可能性が浮上するなど、1年を通して注目を集めました。
■weblio英和和英辞典「Refugee」検索ページ:http://ejje.weblio.jp/content/refugee
2014年の流行語大賞にも選ばれた「集団的自衛権」は、2015年に入ると通常国会に集団的自衛権行使を容認する法案が提出され、9月19日に安全保障関連法制が参議院本会議で成立したことにより、世論の関心も高まり、2015年話題のトピックスの1つとなりました。
国会前ではデモが行われ、憲法第9条の“解釈”についても様々な意見が飛び交う中で、「SEALD’s」の出現により、「集団的自衛権」についてテレビで放送される機会も増えました。このような背景を受け、「集団的自衛権」の意味を成す英単語“Right to collective defense”が141名(17.0%)の票を集め、今年の世相を表す英単語として第2位となりました。■weblio英和和英辞典「Right to collective defense」検索ページ:http://ejje.weblio.jp/content/right+to+collective+self-defense
2015年1月より実施されている中国人観光客に対するビザの緩和によって来日しやすくなったこともあり、2015年1月~10月までの訪日外来数1,630万人のうち、26%にあたる約430万人が中国人であるというデータが政府より発表されています※1。そういった中国人来訪客の目的の1つである、「爆買い」が注目されました。
中国では春節(旧正月)や国慶節(10月)に合わせた日本ツアーが積極的に組まれており、東京のみならず、福岡・長崎への大型クルーズ船での渡航や、静岡・茨城などの安価な地方都市への渡航によりコストを削減するなどの取り組みも目立ってきています。それに対し、日本の百貨店では中国人スタッフの配備を強化し、家電量販店では中国語機能付きの家電製品を仕入れ、人気のある医薬品は中国人好みの金色のパッケージで売り出すなど、「爆買い」現象の対応に動き出す企業も伺えます。街で中国人観光客を見掛ける機会が多くなった事もあり、「爆買い」の意味を成す“Heavy buying”が71名の票を集め、第3位となりました。
■weblio英和和英辞典「Heavy buying」検索ページ:http://ejje.weblio.jp/content/heavy+buying
※1:日本政府観光局「訪日外来客の動向」調査
【調査結果詳細について】
= 調査概要 =
■調査方法 :インターネット調査■調査ツール :Quick-CROSS(クイッククロス)
■調査期間 :2015年11月2日(月)~23日(月)
■対象者 :ウェブリオ会員 男女828名
■調査対象地域 :全国
■調査対象者年代 :10代~70代以上
■英単語の意味について :Weblio英和・和英辞典( http://ejje.weblio.jp/ )より
■特設サイトURL :http://ejje.weblio.jp/lp/eitango_of_the_year2015/
【回答項目について】
1:Eruption(噴火が相次いだため)/2:Spark(お笑い芸人のピース又吉が、処女作「火花」で芥川賞を受賞したため)/3:Right to collective defense(安全保障関連法が参議院本会議で成立したため )/4:Refugee(シリア内線により急増するヨーロッパへの難民が問題になったため )/5:Selfie(自撮りが流行し「自撮り棒」がブームになったため )/6:Plagiarism(2020年の東京五輪エンブレムのデザイン盗作疑惑が話題になったため )/7:Drone(首相官邸や姫路城に小型無人飛行機「ドローン」が侵入し逮捕者も出たため)/8:Suffrage(18歳以上の未成年者が新たな有権者になると決まったため )/9:Streaming(各種ストリーミング配信サービスが開始されたため )/10:National Identification Number(マイナンバー制度の施行が話題になったため )/11:Mobbing(精神的DVが”モラハラ”として社会に浸透し芸能人の離婚原因ともなったため)/12:Complete revocation(新国立競技場の総工費が白紙撤回されたため)/13:Japanese folktale(AUのCM「三太郎」シリーズが話題になったため)/14:Heavy buying(中国人観光客が来日し「爆買い」と呼ばれる現象が起こったため)/15:Information disclosure(日本年金機構による個人情報流出があったため)/16:Trans-Pacific Partnership(TPPをめぐる論争が話題になったため )/17:Dragon Night(「ドラゲナイ」がネット上で大ブームになったため )/18:Routine(ラグビーワールドカップ予選で五郎丸選手のポーズが有名になったため )/19:Infection(韓国で、中東呼吸器症候群(MERS)の感染者数が拡大したことが分かったため )/20:British Royal Family (イギリス王室に第2子となる王女が誕生したため )/21:World Heritage(明治日本の産業革命遺産登録が話題になったため)/22:Heatstroke(全国における熱中症被害が相次いだため )/23:Contamination(マクドナルドの食品に異物が混入していたため )/24:Prearranged game(サッカー日本代表ハビエル・アギーレ元監督が八百長疑惑により解任になったため)/25:Bullet train(金沢駅間で速達型列車が運行するため )/26:Forgery(マンションを支える杭が地中の硬い地盤に到達していないことが判明したため )/27:Educated idlers(ドラマで使用されたため)/28:Natural disaster(台風による大雨被害がひどかったため )/29:Osaka Metropolis Plan(賛否を問う住民投票実施され全国的に関心を集めたため) /30:その他
ご参考:『今年の英単語2014』について
2014年に行われた『今年の英単語2014』は、ウェブリオ会員894名が投票した結果、西アフリカを中心にエボラ出血病が大流行した影響から第一位に「pandemic(全国・世界的流行病)」が選ばれました。続く第二位は、安部政権による消費税引き上げから「taxi increase(増税)」が選出され、第三位には、2013年に決定した2020年東京オリンピック招致成功の影響を引き続き受け、「invitation(誘致)」がランクインしました。
= 調査概要 =
■調査方法 :インターネット調査■調査ツール :Quick-CROSS(クイッククロス)
■調査期間 :2014年11月14日(金)~21日(金)
■対象者 :ウェブリオ会員 男女894名
■調査対象地域 :全国
■調査対象者年代:10代~70代以上
■英単語の意味について:Weblio英和・和英辞典
( http://ejje.weblio.jp/ )より
■特設サイトURL
:http://ejje.weblio.jp/lp/eitango_of_the_year20141120/
ご参考:ウェブリオについて
ウェブリオは2005年、 オンライン辞書を専門としたサービスを提供する会社として設立されました。2006年より開始した、ウェブリオを代表するサービスであるWeblio英和・和英辞典は、研究社『新英和中辞典』『新和英中辞典』を中心に75種類の英和・和英辞典、464万語の英語と508万語の日本語を収録、合計約972万語の検索ができる国内最大級のオンライン英語辞書です。
現在、Weblioを中心とするオンライン辞書、オンライン翻訳事業に加え、オンライン英会話事業や人材・求人事業など利用者の学び、キャリアを広く支援しています。
【会社概要】
■社名 :ウェブリオ株式会社
■代表取締役社長 :辻村 直也
■所在地 :東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル46階
■URL :http://www.weblio-inc.jp/
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