粘土瓦の小屋裏換気の決定版!「瓦換気960(キューロクマル)」の当社からの通常販売スタート!
棟換気総合メーカーの株式会社トーコー(本社奈良県生駒市代表取締役社長 西田敏典)は、粘土瓦において効率よく小屋裏を換気できる換気部材「瓦換気960(キューロクマル)」を令和2年10月1日(木)より当社からの通常販売を開始します。
「瓦換気960」は粘土瓦の特徴である瓦と野地板の間の空間を利用して瓦下に設置する換気部材で平成31年1月8日に販売をスタートしました。当商品は瓦メーカー様からの販売のみとしておりましたが、瓦メーカー様からの購入が難しいお客様のご要望に応え、当社から「瓦換気960」を販売する事と致しました。なお、これまでの瓦メーカー様からの販売は今後も継続して行います。
【製品の主な特長】
1.圧倒的な有効開口面積 。 冠瓦の形状に左右されない汎用性
232c㎡/本(瓦換気960L)という業界最大級の有効開口面積を実現しました。
一般的な大きさの住宅であれば2~3本設置するだけで必要換気量がクリアできる換気性能を有しています。
また、粘土瓦の特徴である瓦と野地板の空間を利用するため全ての棟仕様に適用でき、片流れ屋根や段違
い屋根など、従来は設置が難しかった屋根形状にも適用できます。
2.瓦の雨仕舞い性能を活かした安心の防水性
散水送風試験(風速 30m/s散水量4L/min 屋根勾配2.5/10 試験時間10分)、圧力箱試験
(風速換算40~49m/s 散水量4L/min 屋根勾配2.5/10 試験時間20分)などの防水性能試験において、
非常に過酷な試験条件でも漏水がないことを確認しています。瓦の雨仕舞い性能を最大限活用することで
優れた防水性能を発揮できます。
3.簡単で確実に開口を設けて、最適な位置に取り付けられる抜群の施工性
製品本体に開口位置を罫書くための「開口ガイドゲージ」機能(特許出願中)や丸のこの刃の出寸法を調整
するための「丸のこゲージ」を設けることで、簡単で確実に丸のこの刃の出寸法が調整でき、垂木への切り
込みや野地板の切残しを防止出来ます。
また、本体の設置位置決めの際に、本体裏にある「セッティングレッグ」(特許出願中)を用いることで
最適な位置に本体を設置することができます。捨水切が不要で、開口を設けて、固定ビスで留め付け、防水
テープを貼るだけのシンプル施工です。
4.防火仕様もラインナップ
公的試験機関の試験にて加熱時に熱膨張材が発泡し通気経路を閉塞することを確認しています。750℃と
いう高温で 20 分間加熱し、その後試験体を取り出し、通気経路が熱膨張材により閉塞されていることが
確認出来ています。換気部材が耐熱性に優れた鋼製材料を使用していることで、瓦下換気部材において初
めて防火仕様をラインナップしました
【製品仕様】
瓦換気960L | 瓦換気960S | |
通常仕様品番 | K-TU33BK(KB-TU33BK) | K-TU32MS(KB-TU32MS) |
対応屋根材 | 粘土瓦(F形・M形) | 粘土瓦(J形・S形) |
対応勾配 | 2.5~ | 2.5~ |
色 | ブラック | メトロシルバー |
商品外形寸法 | 996×194×30mm | 996×191×25mm |
有効開口面積 | 232c㎡/本 | 166c㎡/本 |
有効天井面積 | 37.1㎡/本 | 26.6㎡/本 |
野地板開口寸法 | 38mm×870mm | 30mm×870mm |
設計価格(税別) | 12,000円 (防火仕様 30,000円) |
12,000円 (防火仕様 30,000円) |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像