国際NGOプラン・ジャパンが熊本で心のケア支援フォーラムを開催
『震災後の子ども支援~今 そして これから~』 【2016年5月28日(土)13時~15時30分 於:アートロフト】
ケア宮城役員で山形大学教授の上山眞知子氏からは、レジリエンス(回復力)に着目して人々のつながりを大切に支え合う、生活に根ざした災害時の心のケア支援について紹介があります。プラン・ジャパンの膳三絵は支援における国際的な基準と実践について、兵庫県臨床心理士会理事の中谷恭子氏は阪神淡路大震災や東日本大震災で子どもたちを見守った体験から、熊本の子どもたちの支援ニーズなどについての話題提供を行ないます。日本学校心理士会熊本支部の緒方宏明氏からは、熊本の子どもたちの状況と今後の見通しなどについてお話を伺う予定です。
フォーラムの詳細 タイトル : 「震災後の子ども支援~今 そして これから~」 開催日時 : 2016年5月28日(土) 13時~15時30分 場 所 : 熊本市現代美術館 アートロフト (熊本市中央区上通町2-3) 定員・参加費 : 90名、無料 申込み・問合せ : 公益財団法人プラン・ジャパン TEL: 03-5481-0030 Eメール: event@plan-japan.org (お申込みの際はお名前・所属・連絡先をお知らせください。当日参加可能) 主 催 : 公益財団法人プラン・ジャパン 共 催 : ケア宮城 |
心理的応急処置(サイコロジカル・ファーストエイド:PFA)も紹介
フォーラムでは、WHO版心理的応急処置ガイドの日本向け縮刷版「被災者の心を支えるために」を合わせて紹介します。(ケア宮城とプラン・ジャパンが2012年8月に発行) PFAは、支援者が被災者の安全、文化、尊厳などを尊重しながら、心理面への配慮をともなった支援を行なうためのガイドラインです。 世界保健機関(WHO)などが2011年にマニュアルを作成して、世界に向けて発信し、日本でも普及が始まっています。
話題提供者の紹介
上山眞知子(かみやま まちこ) 「ケア宮城」役員、臨床心理士 山形大学教授。専門は臨床心理士・発達心理学・神経心理学。東日本大震災後の2011年4月に「ケア宮城」を立ち上げ、「子どもを支援する教師や保護者を支援する心のケア研修会」を各地で開催した。「ケア宮城」は、宮城県教育委員会との共催で『子どもの心を支援する教師の心のケア研修会』を2015年12月までに127回開催、参加者は約5,600人にのぼる。 |
膳三絵(かしわで みえ) プラン・ジャパン コミュニケーション部マネジャー 国内の航空会社4社29年の勤務を通じて培った、組織運営や事業計画策定などのマネジメント経験を活かして、途上国の子どもたちへの持続可能な支援に取り組む。2011年3月25日から1年3ヶ月にわたり、仙台市に拠点を置いてプラン・ジャパン東日本大震災支援対策室長として支援活動に奔走。防災と心のケア支援のあり方についてのフォーラムを東京、仙台、名古屋など各地で開催している。 |
中谷恭子(なかたに きょうこ) 兵庫県臨床心理士会理事 (医療保健領域委員長) 兵庫県神戸市出身。東北大学教育学部・同大学院修了。1989年より兵庫県立淡路病院(総合病院)の診療部心理室に勤務。阪神淡路大震災時、避難所や学校を巡る「淡路サイコチーム」を結成し、被災者・支援者の心のケアに従事する。2007年より兵庫県立光風病院(精神病院)に異動。災害被災者支援活動も継続して行っている。現在は、地域ケア部多職種多機能チーム担当課長補佐。 |
緒方宏明(おがた ひろあき) 日本学校心理士会熊本支部支部長 尚絅大学短期大学部教授。専門は教育心理学。熊本県スクールカウンセラー、教育専門員。2016年4月の熊本地震発生後、ただちに学校心理士会員とともに、被災校の教員を対象とした研修会に講師として参加。子どもの心のケアに関する相談活動を行った。 |
<熊本地震緊急支援へのご寄付を受け付けています>
支援募集期間:2016年6月30日まで
· ゆうちょ銀行(郵便局)
· 口座名:公益財団法人プラン・ジャパン
· 口座番号:00120-0-616745
※「熊本地震緊急支援」もしくは「G61」とご指定ください。
※振込手数料はご負担をお願いしております。
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