関西国際空港初 空港内作業車両バイオディーゼル燃料使用開始

空港事業のグループ会社 Kグランドサービス                           CO2排出量削減に向けた取り組み

鴻池運輸株式会社

鴻池運輸株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦、以下、鴻池運輸)のグループ会社で関西国際空港および羽田空港にて、グランドハンドリング業務を行っている株式会社Kグランドサービス (本社:大阪府泉佐野市、代表取締役 渡邉 泰伸、以下KGS)※1は、2024年2月より、 CO2排出量削減への取り組みの一環で、関西国際空港内の作業車両トーイングトラクター※2 1台にバイオディーゼル燃料を使用し、運用を開始しています。関西国際空港の車両におけるバイオディーゼル燃料の使用は、今回が初の取り組みです。


※1  鴻池運輸 Web サイト「KGS 紹介」

   https://www.konoike.net/company/group/japan/kground-service/

※2  空港内で航空貨物や旅客の荷物の運送用コンテナをけん引する専用車両


今回給油を開始するバイオディーゼル「B30燃料」は、廃食油を基原料に製造した脂肪酸メチルエステル (FAME) を軽油に30%混和したもので、主に空港、港湾、工場等の私有地内で稼働するナンバープレートの付いていない車両の燃料として使用することができます。トーイングトラクター1台あたり約2,808kg/年の CO2排出量削減効果があると試算されています。今回の実施にあたっては、植田油脂株式会社(本社:大阪府大東市、代表取締役社長 髙橋 史年)が関西近郊より回収した廃食油より精製したFAMEに、富士興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 川崎 靖弘)が軽油を混和して製造・供給する「B30燃料」を使用します。今後 、KGSでは、 2024年度内に「B30燃料」を使用するトーイングトラクターを段階的に5台まで増やす予定です。


■ B30燃料を使用するKGSのトーイングトラクター

鴻池運輸は、「2030年ビジョン」※3の非財務目標の一つとして CO2削減目標 (2019年3月期比 35%減 )を掲げており、「中期経営計画」 (2023年3月期~2025年3月期) ※4においても、重点事項の一つにサステナビリティの追求を定め、3年間の CO2削減目標 (同20%減)も設定しています。今回のバイオディーゼル燃料導入の他、鉄道輸送へのモーダルシフト推進や、幹線輸送の省人化・効率化を推進するNEXT Logistics Japanの取り組みへの参入※5等さまざまな施策を通じて削減目標を達成し、脱炭素社会・持続可能な社会の実現に貢献していきます。


※3 「 2030 年ビジョン紹介」  

    https://www.konoike.net/vision/

※4 「新中期経営計画説明資料」

        https://ssl4.eir-parts.net/doc/9025/ir_material_for_fiscal_ym2/118440/00.pdf

※5   関連報道発表 2024年3月29日

        https://www.konoike.net/news/detail/20240328194522.html


https://prtimes.jp/a/?f=d14298-25-32683dddeae4abce2fc6bc57442c302e.pdf

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会社概要

鴻池運輸株式会社

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URL
https://www.konoike.net/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
大阪市中央区伏見町4-3-9
電話番号
06-6227-4600
代表者名
鴻池 忠彦
上場
東証プライム
資本金
1723万円
設立
1945年05月