工事現場で快適・効率的なRTK観測を実現!建設・土木向けGNSS受信機「Trimble R4s」発売

汎用機登場でGNSSラインナップがさらに充実

株式会社ニコン・トリンブル

測量・測位ソリューションの開発・製造・販売を行う株式会社ニコン・トリンブル(本社:東京都大田区、代表取締役兼CEO:丹澤孝)は、建設・土木向けGNSS受信機『Trimble R4s GNSS』の販売を開始しました。
  • 測量分野で実績のある汎用型GNSS受信機「Trimble R4s」が工事測量コントローラーに対応

Trimble R4sTrimble R4s

Trimble R4sはこれまで測量向けGNSS受信機ベーシックモデルとして販売しておりましたが、遂に工事測量用コントローラー「LANDRiV Pro(ランドライブ プロ)」に対応。新たにLong-Range Bluetooth(Bluetooth Class1)にも対応し、快適な工事測量が可能となりました。

■ベーシックモデルながら充実のスペック
Trimble R4s はGPS、GLONASS、Galileo、Beidou、QZSSの各衛星に対応し、240チャンネルを確保という、測位に必要十分な機能を持つリアルタイム観測に強い受信機です。
また、内蔵のLong-Range Bluetoothを使用したローカルRTK観測が可能で、携帯の電波が入らない現場でもケーブルレスに観測でき、現場の生産性向上を実現します。

観測風景観測風景

■Z-Bladeテクノロジーで観測の可能性が拡大
高層ビルの谷間や中山間地など、衛星の捕捉が難しい環境下で威力を発揮する「Z-Bladeテクノロジー」。
一般的なGNSS受信機は、数ある測位衛星の中でもGPS衛星が一定数捕捉できないと測位できません。
Trimble R4sは、Z-Bladeテクノロジー搭載で、GPS衛星数が少なくても他の衛星システムで補完。時間帯により変化する衛星配置を気にすることなく、現場の作業ペースに合わせて観測でき、パフォーマンスを向上させます。

 

左:一般的なGNSS受信機…GPS衛星が一定数捕捉できないと測位不可/右:R4s…すべての衛星を同列に扱い衛星数を補完左:一般的なGNSS受信機…GPS衛星が一定数捕捉できないと測位不可/右:R4s…すべての衛星を同列に扱い衛星数を補完

■軽量・コンパクト・堅牢なハードウェア
質量930g、直径210mmという軽量・コンパクトなボディで取り回しもしやすく、長時間の観測やアップダウンの多い現場での負担を軽減します。バッテリーは10時間連続稼働が可能で、丸一日の作業に使用できます。
また、本体の周りには耐衝撃性を高めるラバー加工が施されており、万が一ポールを倒すなどの衝撃を与えても壊れにくい堅牢設計となっています。

工事測量専用コントローラー「LANDRiV Pro」
LANDRiV ProはGNSSとトータルステーションの共通コントローラーです。LANDRiV Proの使用により、R4sとトータルステーション(TS)を現場の作業内容に合わせて切り替えて観測する"ハイブリッド観測"が可能です。
作業内容や要求精度に合わせて最適な器械を選択することができ、作業効率化を実現できます。

LANDRiV Proでは、同一現場で同じ設計データが活用できるため、TS用、GNSS用の設計データを別々に準備する必要はありません。LANDRiV Proで取得した点はTSとGNSSで分けて登録され、使用した器械に応じた精度管理が簡単に行えます。
 
  • 工事測量向けGNSS受信機が充実のラインナップに
ベーシックモデルが追加され、ニコン・トリンブルの建設・土木向けGNSS受信機のラインナップが充実化。現場環境や目的に合わせて最適なGNSS受信機をお選びいただけるようになりました。
 

Trimble R12iTrimble R12i

Trimble R12i GNSS
Trimble GNSS受信機の最上位機種。IMU搭載により本体を傾けた状態でも精密観測が可能な、GNSS観測の概念を覆す受信機です。
精密測量から杭打ち、横断などの現況測量まで、高精度・スピーディーに行えます。
【作業効率を最大化したい方に】




 

Spectra SP85Spectra SP85

Spectra Geospatial SP85
各衛星の最新の信号に標準対応し、現在だけでなく将来にわたって安心して使用できる、最高峰のスペックと将来性を両立させた受信機です。
【最高峰のスペックで永く使用したい方、主にネットワーク型RTK観測で使用する方に】




 

Trimble R4sTrimble R4s

Trimble R4s
汎用モデルでありながら、RTK観測に必要十分な機能を備えています。Long-Range Bluetooth搭載でケーブルレスな工事測量を実現します。
【主にローカルRTK用途で使用する方に】
  • 製品情報
​●主なスペック
・チャンネル数:240ch
・内部メモリ:256MB
・捕捉衛星:GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, BeiDou, SBAS
・Long-Range Bluetooth(Bluetooth Class1) 搭載

●製品ページ
https://www.nikon-trimble.co.jp/products/product_detail.html?tid=408

●販売価格
最寄りのニコン・トリンブル ジオスペーシャル事業部正規販売店へお問い合わせください。

 
  • 株式会社ニコン・トリンブルについて
株式会社ニコンと米国Trimble Inc.のジョイントベンチャーである株式会社ニコン・トリンブルは、両社のコア技術である測量・測位技術とノウハウを融合させ、GNSS受信機、トータルステーションを中心に高品質、高精度なソリューションを提供しています。
近年ではTrimbleの最先端建設ICTソリューションや3Dレーザスキャナーを国内に導入。また、精密農業、地理空間情報、自動運転の分野においても最先端の技術、ソフトウェア、サービスをご提供しながら、新たな分野開拓の可能性にもチャレンジしています。
 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
建設・土木
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ニコン・トリンブル

5フォロワー

RSS
URL
https://www.nikon-trimble.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都大田区南蒲田2-16-2 テクノポート大樹生命ビル
電話番号
03-5710-2598
代表者名
丹澤孝
上場
未上場
資本金
9600万円
設立
2003年04月