<臭いが気分や生産性に与える影響を実験>汗のニオイでストレスホルモンの分泌が増加?!汗臭で「やる気低下」「頭の回転が遅くなる」と感じる傾向に

 年間を通じて、世界中のあらゆるシーズン、あらゆる人の肌に究極の心地よさを提供するユニクロの機能性インナー「エアリズム」は、杏林大学医学部名誉教授の古賀良彦先生監修のもと、「臭いが気分や生産性に与える影響」を検証しました。検証の結果、汗臭により「やる気がでない」など気分をネガティブにさせるだけでなく、精神的なストレスの指標といわれるストレスホルモン「クロモグラニンA」も増加することが分かりました。
<実験結果サマリー>
汗臭を嗅ぐとネガティブな心理状態に。特に女性は顕著
 心理学の分野において、気分や感情の状態を調べる実験方法を使用し、汗臭を嗅いだ状態、無臭の状態で心理状態の変化を検証。汗臭を嗅ぐことで、気分がネガティブな状態になることが分かりました。特に女性は男性と比較し顕著な結果となり、汗臭を嗅ぐと心理面にマイナスな影響を与えることが分かりました。(実験①:気分の変化の検証)

汗臭を嗅ぐとストレスホルモンの分泌が増加
 精神的なストレスの指標といわれるストレスホルモンの分泌量を計測し、科学的に臭いによる精神的なストレスの変化を検証。その結果、無臭の状態と比較し、汗臭の状態ではこのストレスホルモンの分泌量が増加しました。汗臭でストレスを感じることが、科学的に裏付けできる結果となりました。(実験②:ストレスホルモンの検証)

汗臭でやる気が出なくなるだけではなく、頭の回転も遅くなる?!
 自覚的な心理状態を数値化する試験方法を用いて、体感している状態を可視化しました。無臭に対し汗臭では「気分が悪い」や「気持ちが落ち着かない」のポイントが高くなるだけでなく、「やる気が出ない」や「頭の回転が遅くなった」と、生産性が低くなると感じている傾向があることが分かりました。(実験③:自覚的心理状態の検証)

女性は汗臭で集中力が低下
 集中力を測定する計算テストを用いて、臭いがパフォーマンスや集中力に与える影響を検証。その結果、女性は汗臭時に達成数、正答数が低下することが分かりました。(実験④:パフォーマンス・集中力の検証)


<実験①:気分の変化の検証>
汗臭を嗅ぐと気分がネガティブに。特に女性は汗臭で「活力が低くなる」傾向に。


  心理学の分野において、気分や感情の状態を調べるPOMS2を使用し、汗臭を嗅いだ状態、無臭の状態で心理状態の変化を検証しました。その結果、無臭より汗臭の環境では、総合的にみて気分がネガティブになることが分かりました。特に女性は男性と比較し、汗臭時の気分の変化が大きいことから、女性の方が汗臭に対して敏感であることが分かる結果となりました。項目別にみていくと、女性で特に差が大きかったのは「疲労・無気力」の項目でした。この結果から、女性は汗臭を嗅ぐと疲れて元気が出ないことや、活力が低くなることが考えられます。


<実験②:ストレスホルモンの検証>
汗臭でストレスホルモン「クロモグラニンA」の分泌が増加することが明らかに。


 感情の状態を調べるPOMS2の結果より、汗臭でネガティブな感情を持つことが分かりました。更に科学的に臭いが精神面に与える影響を調べるため、精神的なストレスの指標といわれるストレスホルモン「クロモグラニンA」の分泌量を検証しました。無臭の状態に比較し、汗臭の状態では「クロモグラニンA」の分泌量が増加する結果となりました。杏林大学名誉教授の古賀良彦先生によると、「以前満員電車でクロモグラニンAの分泌について研究した時と同様に、汗臭が精神的なストレスの原因となることが考えられます。」また、汗臭時の「クロモグラニンA」の分泌量は、男性に対し女性が約6倍となり、汗臭によるストレスは女性の方が感じやすいことが伺えます。


<実験③:自覚的な心理状態の検証>
自覚的な心理状態では、汗臭で「やる気が出ない」や「頭の回転が遅くなった」とパフォーマンスに影響を感じる人も。


 自覚的な心理状態を数値化するVAS(Visual Analog Scale)を用いて、心理面への影響を検証しました。まず臭いそのものに関する評価をみてみると、汗臭は無臭に対し「とても嫌いな香りだ」の項目でポイントが高くなりました。さらに汗臭は「とても気持ちが暗くなる」や「とても気分が悪い」と、自覚的な精神状態に悪影響をもたらすことが伺えます。
パフォーマンスや生産性に関連する項目をみてみると、汗臭では「とてもやる気が出ない」とモチベーションの低下を体感している人が多く、さらには「とても頭の回転が遅くなった」と、パフォーマンスの低下を感じている人が多いことも分かりました。


<実験④:パフォーマンス・集中力の検証>
女性は汗臭を嗅ぐと集中力が低下することが明らかに。


 集中力を測定する計算テスト(内田クレペリン検査)を用いて、臭いがパフォーマンスや集中力に与える影響を検証しました。全体でみると、無臭、汗臭の状態で、計算問題の達成数、正答数のいずれをみても顕著な差はみられませんでした。男女別にみると、女性は汗臭をかぐと達成数、正答数の両方で低下し、集中力が落ちることを示唆する結果から、女性の方が臭いに敏感ということが伺えます。


<実験監修者:杏林大学 医学部 名誉教授 古賀良彦先生による結果分析>

 今回の実験では、臭いが気分や集中力などに与える影響を、心理的側面、科学的側面、またパフォーマンスの側面の3つの側面から検証しました。
 その結果、心理的には汗臭はネガティブな状態にさせること、また科学的な側面では汗臭は精神的なストレスを高めること、さらにモチベーションや頭の回転を下げるという結果が得られました。
 以前満員電車で精神的なストレス度を測るため、クロモグラニンAの分泌について実験しました。今回の汗臭の実験も満員電車と同様に、ストレスホルモンクロモグラニンAの分泌が増加していることから、汗臭での精神的なストレス負荷が考えられます。パフォーマンスに関しては、女性は汗臭で集中力が落ちるという結果になりました。これらの結果は、汗臭が気分や生産性にマイナスの効果を与えるといえます。気分や生産性にマイナスの影響を与えないよう、身体と直に接する洋服の下に、消臭効果のあるインナーを着るなどの工夫もできるかもしれません。今回の検証は、汗臭が心理面に与えるストレスを数値化すると共に、科学的に明らかにしたものです。

<古賀良彦先生 プロフィール>

古賀良彦先生  杏林大学医学部 精神神経科学教室 教授
昭和21年東京都世田谷区に生まれる。昭和46年慶応義塾大学医学部卒業後、昭和51年に杏林大学医学部精神神経科学教室に入室。 その後、平成2年に助教授、平成11年に主任教授となり現在に至る。 日本催眠学会名誉理事長、日本ブレインヘルス協会理事長、日本薬物脳波学会副理事長、日本臨床神経生理学会名誉会員などを務める。



エアリズムの「消臭機能」は汗臭の原因菌や部屋干し臭の原因菌にも対応!


 エアリズムは、繊維へ特殊な加工を施すことで、生地についた汗などの臭い成分を中和し、消臭します。メンズ商品には既に「消臭機能」がありましたが、2017年は、新たにウィメンズとキッズ商品にも「消臭機能」を追加しました。

※ベビー商品に消臭機能は含まれておりません。
※エアリズムの「消臭機能」は、東レとの共同実験において、エアリズムが汗臭の原因菌や部屋干し臭の原因菌に対して一定の効果を発揮したという実験結果に基づくものです。


<実験概要>
■試料:①汗臭
    ②無臭(プラセボ)
    綿100%の肌着に臭い成分を染み込ませ、被験者の前に設置。
    被験者から見て、机の手前から70cmの位置にセッティング。
■対象:20代~30代 社会人9名(女性5名/男性4名)
■試験デザイン:・肌着設置前に唾液を採取。(クロモグラニンAの分泌量を検査)
        ・肌着を設置(無臭の場合は、何も染み込ませていない肌着を設置)
        ・内田クレペリン検査による集中力、持続力検証
        ・肌着設置後の環境で、再度唾液を採取。
        ・POMS検査による気分や感情の状態を検証
        ・VAS検査による心理状態を検証
■調査期間:2017年5月9日
■監修者:杏林大学 医学部 名誉教授 古賀良彦先生
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 株式会社ユニクロ >
  3. <臭いが気分や生産性に与える影響を実験>汗のニオイでストレスホルモンの分泌が増加?!汗臭で「やる気低下」「頭の回転が遅くなる」と感じる傾向に