若手クリエイターを紹介する企画シリーズKUMA experiment vol.5 岩瀬 海/奥野 智萌/金子 太一/北村 侑紀佳/小松 実紀による企画展 『箱の中の交差点』を開催!
クマ財団で支援する若手クリエイターの発表の場・クマ財団ギャラリー(六本木)にて12月10日(土)〜12月18日(日)まで6期のクリエイター奨学生5名が参加。
次世代を担うクリエイターの育成に取り組む公益財団法人クマ財団は、クリエイター奨学生第6期・55名が発表するシリーズ『KUMA experiment』の第5弾として企画展『箱の中の交差点』を2022年12月10日(土)〜12月18日(日)に開催いたします。
参加クリエイターは、ジェンダーをテーマに差別などの普遍的な暴力に目を向け、様々な素材を用いた彫刻作品を通じ、鑑賞者の当事者意識を問い直す岩瀬海、自身の中で咀嚼、解釈、デフォルメ、置き換え、勘違い、横転した事象を漫画や立体で具現化し、鑑賞者へのトランスレーションを試みている奥野智萌、家具や彫刻の制作を通して、伝統工芸の手法にデジタル技術を用いて力学的、また素材としての合理性を求め、プロセスの新規性と手法の確立を目指している金子太一、不在の中で誰かの痕跡や気配が個々人のアイデンティティを超え、ただ「生」を示していることに注目し、その存在に触れるための作品を制作している北村侑紀佳、“人間の姿”をテーマに自身のこれまでの経験や思考に基づきガラス作品を制作している小松実紀の5名。異なる領域で活動するクリエイターが、それぞれの試みを発表します。
参加クリエイターは、ジェンダーをテーマに差別などの普遍的な暴力に目を向け、様々な素材を用いた彫刻作品を通じ、鑑賞者の当事者意識を問い直す岩瀬海、自身の中で咀嚼、解釈、デフォルメ、置き換え、勘違い、横転した事象を漫画や立体で具現化し、鑑賞者へのトランスレーションを試みている奥野智萌、家具や彫刻の制作を通して、伝統工芸の手法にデジタル技術を用いて力学的、また素材としての合理性を求め、プロセスの新規性と手法の確立を目指している金子太一、不在の中で誰かの痕跡や気配が個々人のアイデンティティを超え、ただ「生」を示していることに注目し、その存在に触れるための作品を制作している北村侑紀佳、“人間の姿”をテーマに自身のこれまでの経験や思考に基づきガラス作品を制作している小松実紀の5名。異なる領域で活動するクリエイターが、それぞれの試みを発表します。
▷詳細 https://kuma-foundation.org/gallery/event/kuma-experiment22-05/
- 箱の中の交差点 / Statement
KUMA experiment vol.5では「箱の中の交差点」と題し、クマ財団ギャラリーをシュレーディンガーの猫が入れられる箱に見立て、それぞれの表現が交差する空間を作り出します。
あの量子力学に関する有名な思考実験「シュレーディンガーの猫」。この実験を思い浮かべるとき、「猫の生と死」という両面性とともに、存在や物事を捉える際の不確かさを自覚させられます。
今回の展示ではそのような不確実な両面性を二項対立に収めてしまわず、作品そして展覧会内で共存させ、可能性を留保させることを目指します。異なる表現方法で制作を行う5人それぞれの表現が交差することで、箱の中にここだけの作用が生成されることでしょう。
- Profile
岩瀬 海(Umi Iwase)
1998年三重県生まれ。秋田公立美術大学複合芸術研究科に在籍。姉が4人妹が1人。主にジェンダーをテーマに人毛や革、コンクリートやFRP、木や鉄といった様々な素材を用いて彫刻作品の制作を行っている。差別などの普遍的な暴力に目を向け、鑑賞者の当事者意識を問い直すのが目的である。
Website: https://umi-iwase.jimdofree.com/
Instagram: https://www.instagram.com/umi.iwase
Twitter: https://twitter.com/umi_iwase
奥野 智萌(Chiho Okuno)
1998年京都府生まれ、東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻在学中。
2020年より目と耳両方に障害を持つ盲ろう者の通訳者となる。それにあたり指点字を習得。自分の中で咀嚼、解釈、デフォルメ、置き換え、勘違い、横転等を経た出来事を漫画や立体で具現化し、鑑賞者へトランスレーションすることを試みている。
Website: https://okunochiho.com/
Instagram: https://www.instagram.com/cokunom_/
Twitter: https://twitter.com/okuno_chiho
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCTslgATTNRwirbQT3ltQx8w
金子 太一(Taichi Kaneko)
東京藝術大学建築学部在籍。木工や鉄鋼、伝統工芸の基本制作に対してデジタルファブリケーションを用いた制作を行い、「力学的な合理性」や「素材としての合理性」を求め、建築として応用されていくことを目的としている。主に家具や彫刻の制作と、素材の開発に注力し、プロセスの新規性と手法としての確立を目指す。
Instagram: https://www.instagram.com/ohayou_taipon/
Twitter: https://twitter.com/ohayoutaipon
北村 侑紀佳(Yukika Kitamura)
2000年滋賀県生まれ。成安造形大学美術領域洋画コース在籍。不在の中で誰かがそこに居たという痕跡や気配が個々人のアイデンティティを超えてただ「生」を示していることに注目し、その存在に触れるための作品を制作。表現メディアはペン画、油彩、切り絵、写真、インスタレーションなど。
Instagram:https://www.instagram.com/yukika_2000/
Twitter: https://twitter.com/Yukika_K
小松 実紀(Miki Komatsu)
1996年新潟県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程在籍。ガラスを用いて“人間の姿”をテーマに、自身のこれまでの経験や思考に基づき制作を行っている。
- Information
タイトル|箱の中の交差点
出展作家|岩瀬 海/奥野 智萌/金子 太一/北村 侑紀佳/小松 実紀
会 期|2022.12/10(土)〜12/18(日)*火・水は休館
開館時間|12:00 - 19:00
料 金|無料
W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/event/kuma-experiment22-05/
会 場|クマ財団ギャラリー
〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi206
MAP https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
主 催|公益財団法人クマ財団
ビジュアルイメージ|原田茉琳
お問合せ|クマ財団事務局
Mail contact@kuma-foundation.org / Tel 03-6721-7798(平日:12:00 - 19:00)
フォーム https://kuma-foundation.org/contact/
【プレス・関係者プレビュー】 プレス及び関係者の皆様には、会期より一足早くご高覧いただきたく、招待制のプレビューをご案内いたします。一部出展作家も在廊の予定ですので、ぜひご来場くださいませ。 お会いできますことを楽しみにしております。 以下の申込フォームより来場⽇時をお申し込みください。 ⽇ 時|2022年12⽉9⽇(金)16:00〜20:00 参加⽅法|下記申込フォームよりご登録ください。 プレビュー申込フォーム|https://forms.gle/2yLYeJ15pZbdkMJbA |
- クマ財団6期生(55名)による企画シリーズ「KUMA experiment」
「KUMA experiment」は、U25の若手クリエイターの創作活動のプレゼンテーションの場として、社会とつながることを目的に、実験的な発表の場を目指しています。数名で構成する10のチームがそれぞれのテーマを導き出し、掲げるテーマを通じて、既存の枠組みに囚われず、彼らの視点で現代の社会を見つめます。
発表する全55名の活動ジャンルは22種類に及び、9会期にわたり六本木のクマ財団ギャラリーにて開催するグループ展ではアート、テクノロジー、デザインなど多領域の作品を発表します。また3月中旬には、音楽・演劇などのパフォーマンスを軸としたイベントを開催、10の企画を実施いたします。
▷詳細 https://kuma-foundation.org/news/7242/
- クマ財団について
公益財団法人クマ財団
株式会社コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展示会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援しています。
Web|https://kuma-foundation.org/
住所|〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi203
Mail|contact@kuma-foundation.org Tel|03-6721-7798
クマ財団ギャラリー
クマ財団クリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を継続的に持つことを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。文化とアートの中心の一つである六本木で年間を通じて、当財団が支援する若手クリエイターの発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。
Web|https://kuma-foundation.org/gallery/
住所|東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206
アクセス|日比谷線・大江戸線「六本木」駅徒歩4分 / 千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
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