異文化共生スキルをオンラインで学べる「Global Up Teen」学校向けに提供開始

グローバル時代のライフスキルを身につける。異文化学習を70年以上続けてきたAFSが提供するオンライン学習教材。

70年以上にわたり世界各国で異文化学習プログラムを実施し続けている公益財団法人AFS日本協会は、これまでの知見を凝縮した学校向けオンラインプログラム「Global Up Teen」日本語版を開発しました。2022年1月より申し込みの受け付けを開始します。
　「Global Up Teen」は、可能性に満ちた10代が、多様な人々と共に生きるために必要な要素を網羅的に学べる学校向けのオンライン学習教材です。中高生にも分かりやすい具体的な事例を用いた動画とグループワークを通じて、異文化理解に欠かせない自己への認識を深めながら、自分と異なる人が大切にしている価値を尊重し、広い視野で物事を捉える力を伸ばします。多様な人との協働が求められる時代に必要な「グローバル・コンピテンス」を育むプログラムです。

 

AFSの「Global Up」シリーズは、10代向け、大学生向け、社会人向けなどがあり、すでに世界50か国・地域の教育機関に導入されています。その教育効果は研究によって認められ、先行して導入している各国で高い評価を得ています。

10代を対象とした「Global Up Teen」日本語版の提供開始により、日本の学校でも導入いただきやすくなりました。
本プログラムには、動画教材、グループワーク用教材、指導者用ガイドブックが揃っており簡単にスタートできます。
総合学習などの通常授業の教材としての利用や、長期休暇中や放課後の特別プログラムとして、また、留学プログラムの事前準備などにおすすめです。
 

 

Global Up Teen（グローバル・アップ・ティーン）
https://www.afs.or.jp/online-programs/global-up-teen/

• 対象： 14-17歳（中学生・高校生）
• 内容： 自分と他者の認識を深めます。差別や不平等について、また、異なる文化や価値観を持つ人たちとの相互理解に活かせる考え方や意見が対立したときの対処法を学びます。これらの知識やスキルを活かし、公正で平和な社会をつくるためにどう行動できるかを考えます。
• 学習方法： 動画 + グループワーク（15-30人程度）
• 価格： 実施プランによります。お気軽にお問い合わせください。

 

AFSは世界的な教育団体です。第一次・第二次世界大戦中に傷病兵の救護輸送をしたボランティア組織American Field Service（アメリカ野戦奉仕団）を経て、異なる文化背景を持つ者同士がお互いの違いを認めあい、尊重しあうことの大切さを伝え続けるため、1947年から高校生の交換留学制度を始めました。AFSの加盟国は約60か国、交流国は100か国以上に及び、理念に共感し活動を共にするボランティアとともに、交換留学を中心に、交流キャンプや出前授業、研修など多様な文化・価値観の人々と「共に生きることを学ぶ」活動を継続しています。
https://www.afs.or.jp/