東京工業大学×aiwell(アイウェル)「AIプロテオミクス協働研究拠点発足」を発表
理工学院初・ベンチャーとの協働拠点発足。最先端技術の実用化を目指す
aiwell株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 馬渕 浩幸、以下「aiwell」)は、2018年11月より「AIプロテオミクス」の技術を広く普及させるため、国立大学法人東京工業大学の生命理工学院林研究室と共同研究を進めております。この度、9月6日(金)に「AIプロテオミクス協働研究拠点発足」講演会を、東京工業大学・大岡山キャンパスにて開催致しました。
概要
「AIプロテオミクス」は、東京工業大学 林宣宏准教授が開発した、血液に含まれるタンパク質を網羅的に二次元電気泳動法で画像化し、AI解析により病気や怪我の超早期予測や回避方法の策定を可能にする画期的な技術として注目されています。
当該技術をより汎用化して各産業に展開する事業の一環として、人だけでなく家畜やペット、創薬等も含めた「AIプロテオミクス」の実用化を進めています。
2019年4月5日より、東京工業大学キャンパス内に共同研究のための拠点を開設し、「AIプロテオミクス」の実用化に向け、さらなる研究を進めるとともに、最新技術を活用した事業を多角的に発展させるべく、本研究に参画する各企業とともに共同研究を進めております。
今回の発足発表を通じて、AIプロテオミクスはすでに完成された技術であることや、現状取り組んでいる研究について、そして今後の「データ駆動型社会」、「健康未来型社会」の実現に向け、どのようなことが期待できるのかについて発表をいたしました。
■発表内容:東京工業大学のオープンイノベーション機構の取り組みについて
生命理工学院の取り組みについて
協働研究拠点立ち上げの経緯、AIプロテオミクスの技術について
~創薬の効能効果のエビデンス取得も可能。AIプロテオミクス今とこれから~
■登壇者:aiwell株式会社 代表取締役 馬渕浩幸
東京工業大学 オープンイノベーション機構 統括クリエイティブマネージャー 大嶋洋一
東工大生命理工学院 生命理工学院長 三原久和
東京工業大学 生命理工学院准教授 林宣宏
■AIプロテオミクスとは
東京工業大学「未来型スポーツ・健康科学研究推進体」リーダーである東京工業大学 生命理工学院 林宣宏准教授が研究を進める特許技術。血中タンパク質の二次元電気泳動画像をAIが処理することにより、病気や怪我の予兆を予測することで、様々な病気やけがになる一歩手前の状態を発見する画期的な研究として注目されています。敗血症においては、98.2%の精度で的確な診断を可能にしました。
■AIプロテオミクス協働研究拠点について
国立大学法人 東京工業大学 AIプロテオミクス協働研究拠点長 林 宣宏
国立大学法人 東京工業大学 生命理工学院 准教授 博士(理学)
未来型スポーツ・健康科学研究推進体/LiHub未来健康科学グループ 代表。生命の状態をプロファイルする次世代プロテオミクスである“AIプロテオミクス” 発明者。二次元電気泳動技術の(大量の検体を扱うための)ハイスループット化と(微量な検体でも分析を可能とする)高感度化に成功。
2018年、AIプロテオミクスの実用化に向けた共同研究をaiwell社と開始。
2019年、aiwell社とAIプロテオミクスに向けた協働研究拠点を設立、センター長に就任。
■aiwellについて
東工大との共同研究により、人・家畜の、検体に含まれるタンパク質の網羅的なデジタル画像化、微量検体分析、大量画像データ相互比較を実現。「世界中から未病を無くし、人をずっと健康にする」をミッションに掲げ、自覚症状がない場合や、重篤化する前にAIによる診断支援や創薬支援、遠隔診療支援が可能になるサービスの実現を目指しています。
<会社概要>
aiwell株式会社
会社名 aiwell株式会社(英文表記:aiwell Inc.)
代表者 代表取締役 馬渕 浩幸
設立 2018年1月23日
所在地 東京都千代田区二番町9−3 THE BASE 麹町
会社HP https://www.aiwelljapan.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像