総額8.4億円の資金調達を実施
酪農デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)のリーディングカンパニー、株式会社ファームノートホールディングス(本社:北海道帯広市、代表取締役 小林晋也 以下、ファームノートHD)は、本日、2023年5月から2024年2月にかけて、グループ全体で総額8.4億円の資金調達を実施したことを発表します。
今回の資金調達は、オハヨー乳業株式会社、明治ホールディングス株式会社、株式会社日本政策投資銀行、出光興産株式会社、札幌イノベーションファンド投資事業有限責任組合、トモヱ乳業株式会社、千葉道場2号投資事業有限責任組合、KOBASHI HOLDINGS株式会社などを引受先とした第三者割当増資と、株式会社日本政策金融公庫、帯広信用金庫からの借入の2種類で行われました。今回を含む累計での資金調達額は総額で約53億円となります。
[主な第三者割当増資引受先の概要(順不同)]
・オハヨー乳業株式会社
本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:池田 基煕
・明治ホールディングス株式会社
本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:川村 和夫
・株式会社日本政策投資銀行
本社:東京都千代田区、代表取締役社長:地下 誠二
・出光興産株式会社
本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一
・札幌イノベーションファンド投資事業有限責任組合
無限責任組合員:株式会社DGインキュベーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長:林 郁)
・トモヱ乳業株式会社
本社:茨城県古河市、代表取締役:中田 俊之
・千葉道場2号投資事業有限責任組合
無限責任組合員:千葉道場株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:千葉 功太郎)
・KOBASHI HOLDINGS株式会社
本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小橋 正次郎
・その他、個人・事業会社など
[資金調達の目的]
ファームノートHDは、完全子会社の株式会社ファームノートを通じて、酪農・畜産(乳用牛・肉用牛生産者)向けのDXソリューションや遺伝・育種改良関連商品の提供により、生産現場の生産性と経営の改善を支援しています。中でも、酪農生産者向けに乳牛から遺伝子情報(ゲノム)を採取し、その解析結果をクラウドで提供するサービス「Farmnote Gene(ファームノート ジーン)」は、国内遺伝子検査市場の約3割のシェアを獲得し、酪農DXを加速させています。また、完全子会社の株式会社ファームノートデーリィプラットフォームでは二つの牧場を運営しており、FarmnoteのDXソリューションと高度な酪農技術を組み合わせることで、高い生産性を実現しています。同社が管理している牛の頭数は約1,500頭です。
今回の資金調達は、以下の3つの事業強化・推進に充当する予定です。
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遺伝・育種改良事業の強化・推進
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酪農・畜産DX製品群の拡大・強化
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顧客基盤拡大に向けたカスタマー・サクセスの充実化とクロスセルの推進
今回の資金調達により、ファームノートHDは事業をさらに拡大し、酪農・畜産業の課題解決に貢献していきます。
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