IOST財団、大学発ベンチャー、メディカル・ヘルステック"プラクス"と協定、健康管理記録のヘルスケア領域におけるブロックチェーン技術の活用
大学の知財を用いたサービスによる予防医学の普及に経済的・社会的・医療的貢献を目指す
精密医療や患者ケアのデータ管理ためのブロックチェーンテクノロジーの研究開発は、今後数年間で増加し、2025年までに14億ユーロ(約1,700億円)を超えると、Global Market Insights Inc. は予測しています(*1)。ヘルスケアにおけるブロックチェーンテクノロジーの活用は、データのプライバシーと健康情報交換などの信頼性と機密性を保証するさまざまのアプリケーションの実現が期待されています。
*1 https://www.scitecheuropa.eu/blockchain-in-the-healthcare-market-to-hit-e1-4bn-by-2025/97036/
大学発メディカル・ヘルステック プラクス株式会社 https://pracs.co.jp
2017年 近畿大学の学生起業支援プログラムで設立。大学の知財を用いた医療系のアプリケーションソフトウエアを自社開発する。疾病管理手帳(FAP PASSPORT)と、大学で行った医療をテーマにした卒業研究「医療用家系図作成支援ソフトウェアの開発」を製品化。同ソフトウエアは、医療機関に導入されています。
プラクスは、医師・患者にかかわらず医療にかかわるすべての人に遺伝医療情報プラットフォームを提供することで遺伝疾患治療を広く社会に認知・普及させることを企業使命としています。
疾病管理手帳(FAP PASSPORT)のデータ担保にブロックチェーン技術を活用する
プロジェクトでは、医療データをデータ保有者である患者に既存のプラットフォームでは実現できないレベルの保証とデータの有機的な活用を実現するシステムの構築と検証を行います。患者と医療情報の提供者は、健康管理データの共有とプライバシーの保証の恩恵を受けます。
プロジェクトチーム
SEYMOUR INSTITUTE 株式会社 https://seymour-inst.com(プロジェクトの企画を担当)
アカデミック・シンクタンク。スイスと日本のテクノロジーに関する産学連携を行っている。スイスの複数の大学研究グループと提携。ヘルスケア、デジタル通貨、AI・データサイエンス、ホスピタリティ領域でのブロックチェーンを活用したデジタルトランスフォーメーションの研究・検証を企画・実施する。
エバーシステム 株式会社 https://eversystem.co.jp(システム設計・開発を担当)
エンターテイメント領域でのブロックチェーン技術を応用したアプリケーション・サービスを設計開発する。自治体、エネルギーコンサルティング企業が参加するブロックチェーン技術を使った電力取引の実証実験に参加。Hyperledger Fabric、イーサリアム、IOSTプラットフォームでの業務レベルの開発を行う。
株式会社 PHI https://phi-blockchain.com(開発を担当)
ブロックチェーン技術の社会実装を目的とした近畿大学生(修士過程学生含む)が設立したスタートアップ。大学でのブロックチェーン技術の理解の普及・ハッカソン/イベントの実施、複数の自治体とデジタルトラスフォーメーションによる地位活性プロジェクトを行っている。
問い合わせ
IOST財団 jp @ iost.io
INTERNET OF SERVICES FOUNDATION LTD.(IOST財団)
IOSTは次世代コンセンサスアルゴリズム「Proof of Believability」(PoB)に基づく超高速の分散型ブロックチェーンネットワークです。分散型経済のセキュリティとスケーラビリティのニーズを満たすオンラインサービスの基盤となるアーキテクチャを目指しています。開発者は、ハーバード、プリンストン、ブラウン、バークレイ、コーネル、清華大学、Uber、 Google、KAYAKなどから集まる国際情報オリンピックの金メダリストたちです。
共同創業者兼CTO:Terrence Wang
URL:https://iost.io
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