SENBOKUスマートシティコンソーシアムにおけるヘルスケア事業の推進に係る包括合意書の締結について

株式会社NSD

株式会社NSD(代表取締役社長:今城 義和、以下「NSD」)、株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)および南海電気鉄道株式会社(社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)は、本日、「SENBOKUスマートシティコンソーシアムにおけるヘルスケア事業の共同実施に関する包括合意書」(以下「本合意書」)を締結しました。
堺市の掲げる「かつてのベッドタウンから、より豊かに暮らせるまちへ」の実現を目的にICTを活用してスマートライフを実現するために設立した、SENBOKUスマートシティコンソーシアムの取組みとして、デジタル技術やデータを活用したヘルスケア事業の体系的かつ持続的な推進を図り、泉北ニュータウン地域の住民のウェルビーイングに貢献します。
  • 背景

みずほ銀行は、従来の金融の枠を超え、地域や行政の抱える社会課題に対し、デジタルテクノロジーに関する知見を基に〈みずほ〉の取引先企業ともオープンに連携し、課題解決に向けて取り組んでいます。

南海電鉄は、中期経営計画「共創140計画」において「選ばれる沿線づくり」を掲げ、自治体をはじめとする沿線のステークホルダーとともに社会課題の解決を通して地域活性化を目指す「地域共創型まちづくり」を進めています。

また、NSDは、国内有数のシステムインテグレーターとして、ヘルスケアアプリ「へるすまーと泉北」を南海電鉄と共同開発するなど、地域が抱える健康課題の解決を図ることを目指しています。

このようななか、西日本最大級のニュータウンである泉北ニュータウンを有する堺市では、2022年6月に「SENBOKUスマートシティコンソーシアム」を設立し、みずほ銀行、南海電鉄およびNSDは、本コンソーシアムのヘルスケアワーキンググループに参画しました。

今般、泉北ニュータウン地域のヘルスケア事業の取組みを、体系的かつ持続的に推進していくことを目的に、本合意書の締結に至りました。

  • 本合意書の概要

みずほ銀行、南海電鉄、NSDは、以下内容の合意書の締結により、ヘルスケア事業を推進します。また、飲料・食品メーカー等の健康増進に資する商品・サービスを有する企業やIoTデバイス等のデジタル技術等を有する企業(以下、「プロジェクトパートナー企業」)との連携も強化し、各種取組みを推進していきます。


【本合意書の概要】

目的

デジタル技術を活用しながらデータ及びエビデンスに基づく健康増進の取組みを推進することで、地域住民の健康寿命の延伸を目指す

実施事項

地域住民の抱える健康課題に対し、プロジェクトパートナー企業の有する健康増進に資する商品・サービスと各種デジタル技術を組み合わせ、「へるすまーと泉北」を活用し、健康状態の可視化等を通じた行動変容を促す調査・研究・ソリューション提供等を実施する


【各社の主な役割】

みずほ銀行

・泉北ニュータウン地域にて本事業を推進するためのプロジェクトマネ

ジメント機能の提供

・顧客基盤を活用したプロジェクトパートナー企業の連携・マッチング

南海電鉄

・泉北ニュータウン地域にて本事業を推進するためのプロジェクトマネ

ジメント機能の提供

・南海電鉄が有する施設、広告基盤及び広報機能の提供

・南海電鉄とNSDの共同開発ヘルスケアアプリ「へるすまーと泉北」

の提供

NSD

・上記「へるすまーと泉北」の企画・設計・運用

・デジタル技術を活用したヘルスケア事業の知見・ノウハウの提供

プロジェクトパートナー企業各社

・各社の有する健康増進に資する商品・サービスの提供、あるいは、IoTデバイス等のデジタル技術・サービスの提供

・各社の有する商品・サービスに関する知見・ノウハウの提供


【「SENBOKUスマートシティコンソーシアムにおけるヘルスケア事業」の体制図】

【「SENBOKUスマートシティコンソーシアムにおけるヘルスケア事業」の実施概要】

◆プロジェクトパートナー企業の健康増進に資する商品・サービスを一定期間、地域住民に継続利用していただき、利用状況をアプリ等に記録するとともに、IoT デバイスや検査キット等を通じて健康増進効果を測定・記録。各参加者の健康状態を可視化することで、健康増進の効果実感とともに、行動変容につながるかを検証

◆プロジェクトパートナー企業は、参加者の健康関連等の統計データや商品・サービスへのフィードバックを得られるとともに、取組みを通じた認知拡大等が期待可能

  • 具体的実施事項及び今後の実施スケジュール

泉北ニュータウン地域で展開する本事業の第一弾の取組みとして、森永乳業株式会社(代表取締役社長:大貫 陽一、以下「森永乳業」)をプロジェクトパートナー企業とした「記憶応援プロジェクト」および株式会社ユーグレナ(代表取締役社長:出雲 充、以下「ユーグレナ」)をプロジェクトパートナー企業とした「食生活改善プロジェクト」を2024年1月より実施します。


◆「記憶応援プロジェクト」実施概要(プロジェクトパートナー企業:森永乳業)

対象者

記憶力対策に関心のある50歳以上の方

人数規模

24名

実施概要

参加者に「メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト」を2ヶ月間、毎日摂取していただき、

商品に関するアンケートに回答いただく

[対象商品]メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト


ビフィズス菌研究50年以上の森永乳業が、脳腸相関の研究を進める中で発見した世界初(※)の認知機能を維持するビフィズス菌が配合された機能性表示食品です。

毎日食べ続けられるくせのないプレーンタイプのヨーグルトです。


※ヒト臨床試験において単一のビフィズス菌生菌体のみで加齢に伴い低下する認知機能(記憶力)を維持する働きが世界で初めて論文報告されました。

(PubMedと医中誌WEB より、ビフィズス菌と認知機能および記憶のキーワードを用いたランダム化比較試験の文献検索結果。ナレッジワイヤ社調べ)


◆「食生活改善プロジェクト」実施概要(プロジェクトパートナー企業:ユーグレナ)

対象者

食生活改善に関心のある40代〜60代の方

人数規模

最大100名

実施概要

プロジェクト開始時に、「ユーグレナ・マイヘルス」の検査サービスの1つを使って参加者

本人に自身の栄養状態を確認いただく。その後、2週間の食生活改善に取り組んでいただき、

再度、検査サービスを使って栄養状態を確認いただき、取組み前後の健康状態を可視化

(管理栄養士による食生活改善に向けたアドバイス等も実施)

[対象商品] ユーグレナ・マイヘルスの検査サービス

※参加者の特性等に合わせてご提供(本実証に合わせて仕様をカスタマイズさせて頂く場合がございます)


ユーグレナ・マイヘルスでは「未来の自分を健康にする」というブランドコンセプトで遺伝子解析サービスをはじめとする各種の検査サービスを提供しています。

今回、実施のプロジェクトに合わせて最適な検査サービスを適宜提供していきます。


【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社NSD ヘルスケア推進部 TEL:06-6442-1333

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会社概要

株式会社NSD

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URL
https://www.nsd.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田淡路町2-101 ワテラスタワー
電話番号
03-3257-1130
代表者名
今城義和
上場
東証プライム
資本金
72億500万円
設立
1969年04月