小学生の放課後に関する独自調査も発表!オンラインフォーラム「こどもまんなかでつなぐ学校と放課後〜いま地域や自治体ができること〜」開催
日時:2023年11月14日(火)【第1部】13:30-14:15【第2部】13:20-15:10
◼️なぜ放課後の居場所が必要なのか
幸福度(well-being)や自己肯定感の低下、体験格差や孤独、そして自死率の問題など、日本の子どもたちを取り巻く問題は年々深刻化しています。小学校低学年では学校授業1,200時間/年に比べ、放課後の時間は1,600時間と長く(※)、この時間をどう過ごせるかが子どもの育ちにとって重要な一方で、放課後の居場所は質量共に不足。この現状は保護者の働き方にまで影響を及ぼし社会問題として注目されています。放課後NPOアフタースクールは、学校施設を活用し、地域と共に豊かな放課後の居場所を全国につくることで課題解決に寄与することを目指しています。(※)週末・長期休暇も含む。
◼️10人に7人が「放課後に友達と遊ぶのは週1回以下」と回答(当日発表独自調査より)
今回行った調査の結果、76.2%の小学生が「放課後にもっと友達と遊びたい」と回答。それに対して、「学童以外で(放課後に)友達と遊ぶ」のは週1回以下(「週1回」/「ほとんどない」)」と回答した小学生は70.9%となり、最も高い割合となったのは小学1年生の82.3%という結果となりました。なぜ友達と遊びたくても遊べないのかを紐解くことで、現代の子どもを取り巻く学校や家庭、放課後における様々な事情が見えてきました。どうしたら子どもたちの望む、安全で豊かな放課後が実現できるのか? このような問いを背景に、放課後NPOアフタースクールは「こどもまんなか社会」の実現に向けて国・自治体が学校や地域と共にできる小学生の放課後施策について考えるフォーラムを開催いたします。
■イベント概要
タイトル:オンラインフォーラム「こどもまんなかでつなぐ学校と放課後〜いま地域や自治体ができること〜」
日時:2023年11月14日(火)第1部 13:30~14:10/第2部14:15〜15:10
場所:Zoom ウェビナー(出席申込者に後日通知) 参加費:無料
申込先・イベント詳細URL:https://npoafterschool.org/archives/news/2023/09/40286/
(11/13(月)17時申込締切)
■内容
※当日の内容詳細は変更になる可能性がございます。登壇者プロフィール含め、詳しくはHPをご覧ください。
<第1部>
(1)こども家庭庁が目指す「こどもまんなか社会」とは?(こども家庭庁成育局成育環境課 山口正行 氏)
(2)国際比較を通した日本の小学生の放課後について(株式会社日本総合研究所 調査部 上席主任研究員 池本 美香 氏)
(3)放課後こそ子どものWell-beingにつながる時間(放課後NPOアフタースクール 代表理事 平岩 国泰)
(4)パネルトーク「子ども目線の放課後を実現するには〜大切にしたい居場所の質とは〜」
(山口様、池本様、平岩)
<第2部>
(1)三鷹市「学校3部制」構想〜地域の共有地としての学校活用、地域人財と共に行う教育〜(東京都三鷹市教育委員会 教育長 貝ノ瀬 滋 氏)
(2)安平町早来学園「いつの間にか出会う、つながる」学校を中心に町ぐるみでつくる子どもの居場所(安平町地域プロジェクトマネージャー、安平町教育委員会 子育て・教育総合専門員 井内 聖 氏)
(3)パネルトーク「三鷹市・安平町に聞く〜ヒト・モノ・カネをどう確保する?〜」(貝ノ瀬様、井内様、平岩)
特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールについて
「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに、2009年に法人化。安全で豊かな放課後を日本全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」を運営。これまでに21校の開校・運営等に携わりモデルを展開しています。また、企業や団体と連携し、子育て・教育プロジェクトを実施するソーシャルデザイン事業も推進。これらの事業で培ったノウハウを日本全国に広げていくため、自治体と連携して放課後を豊かにする事業も本格的にスタートしました。事務所を東京都と大阪府に構え、スタッフ数320名、グッドデザイン賞4回・キッズデザイン賞5回受賞。活動に賛同くださる多くの方とともに、社会全体で子どもたちを守り、育む活動を加速させ、子どもたちのためのより豊かな放課後の実現に向けてチャレンジを続けています。
【本件に関するお問い合わせ先】
放課後NPOアフタースクール 広報:太田・鈴木
Email: press@npoafterschool.org /Tel: 03-6721-5043(代)
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