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クラウドフレアジャパン株式会社
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Cloudflare、オープンソースコミュニティと連携し、未来のアプリケーションのための新しいAPI標準を策定

「Web-interoperable Runtimes Community Group(WinterCG)」は、開発者がどこでコーディングしても、シンプルで共通の体験を提供

Cloudflare

セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、本日、Deno および Node.js オープンソースプロジェクトの中核を担う協賛企業各社と協力し、三大 JavaScript 環境を統合する計画を発表しました。この統合によって、柔軟性と選択肢がある開発環境を提供するとともに、未来のエッジコンピューティングの標準を策定し、ある環境で開発されたコードが他の環境でも動作することを目指します。開発者は、アプリケーションを書き直すことなく、Cloudflare Workers、Deno、Node.js の間で、標準に準拠したコードを書いて実行し、それを簡単かつシームレスに移行できるようになります。

Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「Cloudflare Workersは、エッジコンピューティングの標準を定義することに貢献しました。2017年以来、45万人以上の開発者がCloudflareのプラットフォームで構築し、実に300万以上のアプリケーションが世に送り出されました。もちろん、Cloudflareが唯一無二のプラットフォームではないことは理解していますし、業界を前進させるためには標準化が重要だと考えています。だからこそ、サーバーレスコンピューティング分野の企業と協力し、エッジの標準策定に携われることを誇りに思います。私たちは、それが将来、アプリケーション開発のスタンダードになると信じています」と述べています。

現在、ある環境で一度書かれたアプリケーションを、別の環境に移行するのは容易ではありません。そのため、開発チームは高コストのアーキテクチャを維持し、アプリケーションが新たな環境へ移行してもコードが引き続き動作し、ユーザーがそれを実行できるようにするためにリソースを浪費しています。Cloudflare、Deno、Node.js は、現在開発者が利用できる三大 JavaScript 環境です。この標準化の取り組みによって、開発者は共通の恩恵を受け、ビジネスニーズに基づいてすべての環境で簡単に作業できるようになります。さらには、自らが書いたコードが現在から未来にわたってユーザーのために機能するという確信を持つことができます。  

Node.js 技術運営委員会のメンバーであるMyles Borins氏は、「JavaScriptは将来、ユニバーサルな形になるでしょう。これは、多くの環境間でJavaScriptが移動可能になることを意味しています。その未来は意識的に設計していく必要があります。これまでの開発者は、さまざまなJavaScriptランタイム間でコードを共有するために、暗黙知や構築ツールに頼らざるを得ませんでした。一度コードを書けばどこでも動くという約束は、『Web-interoperable Runtimes Community Group』のような共同イニシアチブがなければ成立しません」と述べています。

DenoのソフトウェアエンジニアであるLuca Casonato氏は、「Denoの幅広いエコシステムの成功は、私たちがWebプラットフォームの標準に一切の妥協なく準拠していることに起因しています。私たちは当初から、Denoの成功は、ブラウザの相互運用性を全面的に取り入れることができるかどうかに左右されることを認識していました。開発者や幅広いエコシステムの動向が、この考えが正しかったことを示しています。WHATWGやW3Cとの既存の標準化作業に加え、CloudflareやNode.jsとともに、さらに優れたランタイム相互運用性を実現できることを楽しみにしています」と述べています。 

NearFormのソフトウェアアーキテクト主任で、Node.js 技術運営委員会のメンバーであるMatteo Collina博士は、「開発者はNode.jsに対して、Web標準で定義されたAPIとの相互運用性を求めています。しかし、これらのAPIはサーバーを念頭に置いて設計されていないため、多少の修正が必要になるかもしれません。WinterCGグループの目標は、これらのAPIがサーバー上でどのように動作するかを定義し、ランタイム間の相互運用性を向上させる道を開くことです」と述べています。

「Web-interoperable Runtimes Community Group(WinterCG)」(Webとの相互運用性を持つランタイムコミュニティグループ)は、NearFormやVercelといった主要な企業と協力し、既存の標準化団体内で活動する新しいコミュニティグループの創設にあたって、開発者の声が確実に反映されるように活動しています。このAPI標準によって、開発者は以下のことが可能になります。
 
  • 作業に最適なツールやフレームワークの使用
ランタイム間でコミュニティから提供されるツールや統合を簡単に活用でき、作業に最適なツールを使用できるようになります。
  • サーバー側のコードを書くための統一アプローチの実現
プラットフォーム特有のニュアンスや、異なるプラットフォームを学ぶ必要性をなくし、機能性に焦点を当てることで、開発者はより良いコードを提供しやすくなります。
  • 技術的なニーズの変化に応じたアプリケーションの移行
アプリケーションのニーズが時間とともに進化と変化を重ねても、大規模な書き換えやベンダーの追加・切り替えは必要ありません。

VercelのCEOであるGuillermo Rauch氏は「Vercelは、フロントエンド開発者がエッジでアジャイルなWebエクスペリエンスを構築できるようにします。当社は、Next.jsやSvelteKitといったエッジファーストな枠組みへの投資を行いつつ、オープンソースソフトウェアの基礎となる標準の策定と支援にも携わっています。WinterCGへの参加は、すべての人のための柔軟でオープンなWebの構築という私たちの目標に向かって前進することにつながるのです」と述べています。

「Web-interoperable Runtimes Community Group(WinterCG)」の詳細については、以下のリソースをご覧ください。

A Community Group for Web-interoperable JavaScript runtimes
https://blog.cloudflare.com/introducing-the-wintercg/

The next chapter for Cloudflare Workers: open source
https://blog.cloudflare.com/workers-open-source-announcement/

Cloudflare Platform Week 2022
https://www.cloudflare.com/platform-week/
 


Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.(https://www.cloudflare.com/ja-jp/ /@cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティのすべてのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、テキサス州オースティン、イリノイ州シャンペーン、ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州サンノゼ、ワシントン州シアトル、ワシントンDC、トロント、リスボン、ロンドン、ミュンヘン、パリ、北京、シンガポール、シドニー、東京にオフィスを構えています。

将来予想に関する記述
本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条または1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、重大なリスクおよび不確定要因を含んでいます。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、またはそれらの否定表現、あるいはCloudflareの予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語および表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースで明示または暗示されている将来予想に関する記述には、次を含みますが、これらに限定されません。Cloudflare Workersの機能性と効率性。Cloudflare WorkersとCloudflareの他の製品およびテクノロジーと、Cloudflareの他の当事者との共同によるものの使用によるお客様のメリット。Cloudflare WorkersおよびCloudflareの他の製品とテクノロジー(他の当事者との共同によるものを含む)に想定される機能とパフォーマンス。Cloudflare WorkersとCloudflareの他の製品並びにテクノロジーと、他の当事者の製品並びにテクノロジーの共同によるものが、Cloudflareの現行および潜在的なすべてのお客様に一般公開されるタイミング。Cloudflareの技術開発、将来の運用、成長、イニシアチブ、または、CloudflareのCEOや他の人による戦略、およびコメント。当社が2022年5月5日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書(フォーム10-Q)や当社がSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスク(ただしこれらに限定はされない)をはじめ、さまざまな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。 

本プレスリリースに含まれる将来予想に関する記述は、あくまで記述当日現在の事象についてのみ言及しています。Cloudflareは、法律で義務付けられた場合を除き、本プレスリリースの日付以降の事象や状況を反映するために、あるいは新しい情報や予期しない事象の発生を反映するために、将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。Cloudflareが将来予想に関する記述で開示した計画、意図、予想は実際に実行・達成されない場合があるため、当社の将来予想に関する記述に過剰に依存すべきではありません。

© 2022 Cloudflare, Inc. All rights reserved.
Cloudflare、Cloudflareのロゴ、およびその他のCloudflareのマークは、米国およびその他の法域におけるCloudflare, Inc. の商標や登録商標です。本書に記載されているその他の商標および名称は、各所有者の商標である可能性があります。

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