2023年度グッドデザイン賞受賞について
「博多イーストテラス(※1)」は、福岡市が推進する再開発促進事業「博多コネクティッド」第1号案件(※2)として、NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 辻󠄀上 広志)および大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 相川 善郎)が手掛けたオフィスビルです。多様な働き方をサポートするワークプレイスを備えるとともに、緑豊かなオープンスペースとハイブリッド型スモールオフィス「Mol.t (モル・ト)」やノルウェー発カフェ&バー「FUGULEN FUKUOKA」を周辺の街並みと連続するように設けています。当社は、従来にないスタイルのビジネスセンターの開設をめざし、これらのテナントの誘致とともに、南北のオープンスペースを結ぶ1階の通路に、緑、音、光、映像を総合的に組み合わせたクロスモーダル(感覚間相互作用)の演出を採用。「奏でる緑」をコンセプトにデザインしたサウンドが流れ、壁面に配置した大型ディスプレイには「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」(ADAA:Asia Digital Art Award)の外部展覧会場として受賞作品のデジタルアートが表示され、通行するだけで美術館を訪れたかのような豊かな気持ちになるなど、空間づくりのコンセプトメイキングの段階から関わっています。
また、竣工後にはNTTアーバンバリューサポート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 北村 美樹浩)と協力してオープンスペースを活用したイベントや活動を継続的に実施し、地域と連携して博多駅前の活力と賑わいを周辺エリアにつなげています。
※1 博多イーストテラス https://www.nttud.co.jp/hakata_east/index.html
※2 博多コネクティッド 九州の陸の玄関口としてさらなる発展が期待される博多駅周辺地区において、地下鉄七隈線延伸やはかた駅前通り再整備など、交通基盤の拡充とあわせ、容積率などの規制緩和により、耐震性の高い先進的なビルへの建て替えや歩行者ネットワークを拡大するとともに、歴史ある博多旧市街との回遊性を高めることで、都市機能の向上を図っていくプロジェクト。
事業主体名 : NTT都市開発株式会社、大成建設株式会社
プロデューサー: NTT都市開発株式会社、大成建設株式会社
ディレクター : NTT都市開発株式会社
デザイナー : 大成建設株式会社、株式会社NSFエンゲージメント など
● グッドデザイン賞受賞ページ
<グッドデザイン賞審査委員による評価コメント>
コンクリート打ち放しの梁の素材感と、ファサードの凹凸が作る陰影と、それ以外に無駄なものがない、まさに質実剛健な佇まいの建築だ。コーナー部の柱を極力細くしたことで、透明感も併せ持つ。昭和の街並みが大きく生まれ変わろうとしている福岡にあって、現代的なニーズも抑えつつ、街の持っていた重厚感、素材感を引き継いでいるところが魅力的であり、評価した。
● グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
NSFエンゲージメントについて
株式会社NTTファシリティーズとソニーピープルソリューションズ株式会社の合弁会社です。「日本の総務を再定義する」ことをミッションに掲げ、「場から人をエンゲージメントする」というビジョンのもと、「働きたい」と「働きやすい」のために、オフィスから開発・製造現場まで、さまざまな“場”の企画・マネジメント・運用をワンストップで提供します。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社NSFエンゲージメント 広報課
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