新婚夫婦の不倫は結婚後半年から増え始める!幸せ絶頂のはずなのに不倫をしてしまう心理とは?
離婚問題の情報提供メディア「ツナグ離婚弁護士」を運営している株式会社Clamppy(本社:東京都中央区築地、代表取締役社長:大江 剛 / 寺田 真吾)は、新婚期間中に不倫をした男女433人を対象に「新婚夫婦の不倫」についてアンケート調査を実施いたしました。調査の結果、男女ともに結婚後半年から不倫が増え始め、男性では結婚後1年~1年半、女性は男性よりも少し早く、半年~1年で不倫のピークを迎えるという傾向がわかりました。
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※当記事における新婚とは結婚後3年まで指します。
新婚夫婦の不倫は結婚後半年から増え始める!?
新婚期間中に不倫をした経験のある男女433人に、結婚後どのくらいで不倫をしたか調査したところ、男女ともに半年から増え始めることが分かりました。
また、男女別の傾向を調査してみると、以下のような傾向の違いも判明しました。
新婚男性の不倫に多いのは結婚後1年~1年半!
不倫をした新婚男性に絞って見てみると、結婚後3ヶ月~半年から徐々に増え始め、半年~1年半でピークを迎え、次第に落ち着いていくことが分かります。
結婚直後は幸せ絶頂で不倫のことなど考えませんが、1年ほど経過すると生活がマンネリ化してしまい、不倫に走ってしまうというケースが多いようです。
新婚女性の場合は結婚2~3年後にも要注意!?
一方で、新婚女性の場合、男性よりも早く結婚後1年以内に不倫に走るケースが多いことが分かりました。
さらに興味深いのは、新婚女性の場合、結婚2~3年後に不倫に走るケースも多い点です。この時期は結婚生活がある程度安定して、夫婦間の絆が深まっていると思われがちですが、この時期に不倫をする女性が多いことも今回の調査で判明しました。
実際に、結婚後2~3年で不倫した女性のコメントは以下のようなものがあります。
結婚して2年経った頃、相手と常に一緒にいるため、付き合っているようなドキドキ感がなくなっており、生活に刺激を求めていました。その時にたまたま高校の同級生に再会し、浮気の関係になってしまった。(30代女性)
だんだん価値観の違いを感じるようになり、対等な立場で扱われていないと不満を感じるようになった。大きな喧嘩をした日、別なところに癒しを求めたくなり出会いをネットで求めた。(20代女性)
結婚してしばらく経ったことで新婚当初のドキドキ感が薄れたり、次第に価値観のずれを感じるようになったりして不倫に走る女性もいるようです。
新婚なのに不倫をしてしまう理由ランキングTOP5
新婚であるにも関わらず、不倫してしまう理由として、男女合計で最も多く挙げられたのは「既婚者としての自覚が薄かった」というものです。
その他には、「結婚してから相手の欠点が見えた」「相手に魅力を感じなくなった」などが挙げられています。結婚し、相手との距離が以前よりも近づいてしまったことが、不倫のきっかけとなるケースが多いようです。
なお、男女別に見てみると、男性側で最も多かった理由は「既婚者としての気分が抜けなかった」なのに対して、女性は「相手に魅力を感じなくなった」と答えた方が最も多く見られました。男性が意識の緩みから不倫するのに対して、女性は相手を異性として見れなくなり不倫する方が多いと考えられます。
既婚者としての自覚が薄かった(独身気分が抜けなかった)
不倫した理由として「既婚者としての自覚が薄かった」と答えたのは男性が71%、女性は29%でした。
また、男性の方が既婚者である自覚が薄く、性欲に流されたという方が多く見られました。
特に多かった理由が「妻が妊娠してセックスレスになって不倫してしまった」です。20代の若い時期にセックスレスになって性欲を持て余すと、パートナーのことを考えずに不倫へ走ってしまうのかもしれません。
以下は回答者のコメントです。
20代で結婚したのですが、妻が妊娠してしまい、セックスできる相手がいなくなってしまったため、最初は我慢して1人でしていたのですが、我慢できなくなり、マッチングアプリで相手を探して浮気をしてしまいました。(40代男性)
結婚してから相手の欠点が見えた
結婚してから相手の欠点が見え不倫してしまったと答えた男性は44%、女性は56%と女性の方が多い傾向にありました。
女性の方が、相手の欠点が見え始めたことで、他の異性がより魅力的に感じる傾向にあるようです。アンケートでも、「結婚して相手の欠点が見え家庭内で癒しが得られなくなった」と答えた方が多くいました。
相手の欠点ばかり見えるようになると家にいるのが苦痛になり、家庭外に癒しを求めるようになるようです。
以下は回答者のコメントです。
同棲中は良かったが、結婚してから料理や掃除等をしてくれなくなりイラつくことが多くなった。次第に怒るのにも疲れ、他に遊ぶ方と付き合うことにしてしまった。(20代女性)
結婚して相手に魅力を感じなくなった
結婚して相手に魅力を感じなくなったからと答えた方は、男性58%、女性42%でした。
アンケート結果を見ると、特に「結婚したことで恋人から家族になり、パートナーを異性として見れなくなった」という方が多く見られました。
そして、パートナーを異性と意識する機会が減ったことで、ドキドキ感を求め不倫相手を作ってしまうようです。
以下は回答者のコメントです。
結婚したことで彼女から家族になり、パートナーを女性として見れなくなった。そんなタイミングでタイプの女性と仲良くなり、浮気をしてしまった。(30代男性)
結婚してから次第に旦那に対して魅力を感じなくなり、ほかの男性との関係を持ちたくなった。(30代女性)
結婚に対する理想と現実のギャップを感じた
結婚に対するギャップから不倫に走った方は、男性70%、女性30%と男性の方が多い傾向にあります。
特に、理想的な結婚生活を送れず現実とのギャップに苦しむ中で、タイプの異性に出会ったことで不倫してしまった方が多く見られました。
「既婚者としての意識が薄かった」と答えた方も男性の方が多かったことから、男性は結婚という行為に対する認識が甘い傾向にあるのかもしれません。
以下は回答者のコメントです。
結婚後の束縛やルールに嫌気がさした。夫が妊娠を望んでいないことによる大きなプレッシャーなど、結婚生活の理想と現実のギャップも大きく、心の安らぎを求めて他の人と関係を持つようになった。(20代女性)
結婚に対する理想と現実のギャップを感じ、結婚生活へのプレッシャーを強く感じた。特に妻が妊娠していたことで、自分の責任感が増し、その重圧から逃れるために他の女性と関係を持つようになった。(30代男性)
結婚の忙しさが落ち着いて刺激を求めていた
結婚の忙しさが落ち着き、刺激を求めて不倫したという方は男性55%、女性45%でした。
例えば、「刺激が欲しく新しい女性と遊びたいという気持ちが高まった」という男性側の意見が多くありました。
結婚してからしばらく経つと、日々の生活がマンネリ化してしまい、新たな刺激が欲しくなったようです。
以下は回答者のコメントです。
結婚したことによってパートナーとも身近になり逆に楽しみが欲しくなってしまった。刺激が欲しく新しい女性と遊びたいという気持ちが高まりするようになった。(30代男性)
元々交際期間も長く同棲もしていたので、結婚しても新婚感があまりなかった。結婚するまえもワンナイトなどしたことありましたが結婚したらしない!と思ってたが結婚して半年ぐらいたつと、刺激がほしくなり、飲み会などに行って相手が見つかって浮気した。(20代女性)
新婚の不倫がバレてしまう理由は「スマホ」にあり!
不倫がバレた理由として最も多かったのは、「スマホやパソコンを見られた」という理由でした。
次いで「スマホの通知を見られた」「スマホを手放さなくなってバレた」など、スマホが理由で不倫がバレたと答えた方が多くいます。
いずれにせよ、新婚の不倫は基本的にスマホが原因でバレることが多いようです。
理由1.スマホやパソコンを見られてしまった
アンケートでは「不審に思ったパートナーに携帯を見られ発覚した」と答えた方が多くいました。いきなりスマホを見られて発覚したのではなく、普段の行動に不可解な部分が増えたことがきっかけという方が多いようです。
例えば、帰りが遅くなる、お洒落に必要以上に気を遣うなど、不自然な行動が生まれるとバレる傾向にあります。
自分が風呂に入っている間に、テーブルに置いていた自分のスマホがLINEの通知音がなり、嫁が何気なしに見ると女の名前が出ていたらしく、それを問い詰められて浮気していることがバレた。(40代男性)
自分がたまたまお風呂中に電話が鳴って、その着信を見られてしまってばれた。(40代女性)
理由2.スマホの通知を見られてしまった
スマホの通知で、不倫相手からのメッセージが表示され、それをパートナーに見られてしまい不倫が発覚した方も多く見られました。
「昨日は楽しかった」など、他の異性との関係を匂わせる通知が見られ、不倫がバレるようです。また、直接的な内容でなくても、女性からメッセージがきている不信感から追求され、不倫が発覚した方も多くいました。
逆に、LINEからの通知を非表示にしたことが、パートナーに追求されるきっかけになった方も見られます。
一緒にスマホを見ているときに来た通知がきっかけで、中身についての話になった。言い訳もつじつまが合わなくなり、完全にバレた。(30代男性)
もともと私の外出や帰りが遅い事が増えたことで浮気を疑われていた。そこに、スマホを一緒に見ていた時に通知が入り、浮気しているのがバレた。(30代女性)
理由3.スマホを手放さなくなってバレた
アンケートでは不倫の発覚を恐れるあまり、スマホを手放せなくなったことがむしろパートナーに不信感を与えることになりバレたという声も多かったです。
また、以前はスマホを適当に置いていたのに、不倫してから見られないよう行動するようになったことが、パートナーへの不信感に繋がったという方もいました。
ばれるのが怖くて、マナーモードにしていたり、常にスマホを持っているのを怪しまれ、中身を見られることになり、ばれた。(30代男性)
浮気相手と仲良くなるにつれて相手から来る連絡頻度が高くなった。それまで私はスマホの通知が来ても放置していたのに、すぐに確認しようとするところに怪しさを感じたらしく、目を離した隙に見られてしまった。(30代女性)
新婚での不倫が原因で離婚したのは34%!しかし、女性はなかなか離婚できない現実も
新婚期間中に不倫をされた男女にアンケートを採ったところ、それが原因で離婚にまで至ったのは34%だと分かりました。
しかし、男女別に見てみると、男性では約半数が離婚を決意しているのに対し、不倫された女性は3割ほどと、女性はなかなか離婚に踏み切れないという現実が分かります。
実際に、不倫をされても離婚しなかった女性にその理由を聞いてみると、子どものことや、離婚後の生活を考えた際に、夫と別れない方がいいと考える方が多く見られました。実際、2019年に男女共同参画局が発表したデータでは、母子世帯の80%以上が、非正規の場合平均年間就労収入は約133万円と発表されています。女性の平均年収が313万円であることを考慮すると、離婚後の女性は経済的に苦しくなる可能性が高いと言っていいでしょう。
参考:男女共同参画局
https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2018/201902/201902_04.html
参考:国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査結果について
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2023/minkan_2023/pdf/01.pdf
新婚のうちに離婚してよかった理由
続いて、新婚のうちに離婚した夫婦に「離婚してよかったことはありますか?」とアンケートを採りました。
その結果、最も多い理由として挙げられたのは「時間を無駄にせずに済んだ」です。
次いで、「精神的な負担が少なくて済んだ」「再就職の可能性が広がった」という意見が見られます。
中でも、新婚の内に別れたことで、早めに人生をやり直せたとポジティブに考える方が多くいました。
時間を無駄にせずに済んだ
アンケートの結果、新婚のうちに離婚したことで「時間を無駄にしなくて済んだ」と感じている方が、男性で35%、女性で34%ほどいました。
経済的な負担が減ったり、自由な時間が確保できるようになったことで、自分のために時間を使えるようになったと感じる方が多いようです。
また、不倫した人間を許そうと努力するよりも、早々に別れて新しい相手を探した方が有意義と答えている方も多く見られました。仮に不倫を許してもパートナーに「1度不倫した」という疑念が付き纏い、人生を無駄にしてしまうと考えたようです。
パートナーの浮気を許しそのまま夫婦関係を仮に続けていたとしても私のパートナーに対する信頼は全くありませんし浮気者は一生浮気者だと思いますのでパートナーと仮にそのまま夫婦生活を送っていたとしても自身の人生の時間が勿体ないので離婚して時間を無駄にせずに済んだので本当に良かったです。(40代男性)
一緒にいても時間の無駄だと思いました。人生には限りがあるので貴重な時間を一部でも苦しんで過ごすのは嫌だと思いましたし、逆にまだまだ人生は長いという意味でも早く次に行こうと思いました。(20代女性)
精神的な負担が少なくて済んだ
精神的な負担が少なく済んだと感じている方も、男女共に多く見られました。
相性が合わない相手と早く別れられたことで、ストレスの多い生活に長く悩まずに済んだようです。
また、早めに離婚することで、生活環境の変化にも対応しやすく、精神的な負担を抑えられたと回答している方も見られました。
スピード離婚だったので、精神的に思い詰めることがなかった。。(40代男性)
まだ20代なかばで子どももいなかったので、財産分与などについても、裁判などおこさずに分配できたので精神的負担が最小限で済んだ。(30代女性)
再婚の可能性が広がった
「再婚の可能性が広がった」と感じた方は、男性16%、女性19%と若干女性の方が多く見られました。
若いうちに別れたことで、新しいパートナーと新しい生活を送れる可能性が広がったと考える人が多くいるようです。
スピード離婚したことで、以前の相手に引っ張られることなく再婚できたという方もいました。また、新婚のうちなら子どもがいない可能性も高く、離婚に踏み切りやすいと考えられます。
再婚できたことが大きかったですし、失敗したことで異性の人の本質を見ることを重要視するようになったのが良かったことだと思います。本質を見ることでその人のもつ性質を理解できるようになったことです。(30代男性)
修羅場を経験しましたが、離婚したことにより再婚や妊娠の可能性が広がり考え方の視野が広がったことが一番よかったと思いました。(20代女性)
新婚のうちに離婚して後悔した理由
同様に、新婚のうちに離婚して後悔したこともアンケートを採りました。
その結果、「親族や周囲に非難された」「経済的に苦しくなった」という意見が多く見られました。
親族や周囲に非難された
「親族や周囲に非難された」と回答した方は、男性で15%、女性では9%見られました。男性の方が離婚した際に、親族や周りに非難される傾向にあるようです。
アンケートでは「実両親や実姉にこっぴどく叱られ、音信不通になった」と答えた方もいました。自身に非がある離婚だった場合は社会的な非難を受け、再婚が難しくなるケースも少なくないようです。
中には「ご祝儀泥棒」と呼ばれ、周囲から非難されたという方も見られました。
私の浮気のため、妻の親族には非難されました。相手からも慰謝料請求され、社会的な制裁は受けたと思いました。(30代男性)
両親からスピード結婚・離婚をしたことで、世間体が悪いと非常に強い非難を受けました。そのため今でも実家に帰省することも出来ず、勘当同然の扱いをされているのが辛いところです。このまま一生実家に帰れない、親の死に目も見られないかもしれないと思うと、過去の結婚・離婚を後悔してしまいます。(30代女性)
経済的に厳しくなった
新婚のうちに離婚して経済的な理由で後悔したと答えたのは、男性よりも女性の方に多く見られました。
先述した通り、離婚した独身女性は経済的に困窮する傾向にあるため、離婚を後悔している方も少なくありません。
一方で、男性側も子どもがいる場合は養育費を支払わなければいけないため、経済的に苦しくなる場合があるようです。
子供の親権が妻であるため、子供に会えないことが一番辛い。また、養育費の負担もそれなりにあるため、経済的に苦しい。(40代男性)
頼れる人が周りに一人もいませんでした。子どもの預け先も新しい家も決まらないうちに離婚したので準備不足もあり、保育園を見つけたり勤め先を見つけたりと色々と経済的にも大変でした。(40代女性)
◆当調査の利用に関して
当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ツナグ離婚弁護士(株式会社Clamppy)」の表記をお願いいたします。
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【調査概要】
■調査名:新婚期間中の浮気に関するアンケート
■調査対象:新婚期間中に浮気をした、されたことがある人
■調査方法:選択式・記述式のWEBアンケート
■有効回答人数:433名(回答率100%)
■調査期間:2024年6月13日~2024年6月27日
【会社概要】
社名:株式会社Clamppy
代表者:代表取締役社長 大江 剛 / 寺田 真吾
事業内容:Webマーケティング / 士業集客コンサルティング
所在地:〒104-0045 東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
電話番号:03-6226-2561 / 03-6226-2562
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