岡山県西粟倉村との共同ウェビナー「地域課題を解決する事業のつくりかた」開催報告
―地域資源を活かした持続可能なビジネスを 「百森でんき」の取り組み事例から考えるー
三ッ輪ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:尾日向竹信、以下「当社」)は、当社を含む民間企業複数社と岡山県西粟倉村との共同出資により設立した新電力会社「西粟倉百年の森林でんき株式会社」(本社:岡山県西粟倉村、代表取締役:寺尾武蔵、以下「百森でんき」)との共同ウェビナー「地域課題を解決する事業のつくりかた(岡山県西粟倉村編)」を2025年3月4日に開催いたしました。地域経済の活性化や地方創生に関心を持つ企業・自治体関係者などが参加し、西粟倉村および百森でんきの取り組み事例をもとに、地域資源を活かした事業創出の可能性について議論しました。

【ウェビナー概要】
日時:2025年3月4日(火)17:00〜18:30
形式:オンライン(Zoom)
登壇者:寺尾武蔵氏(西粟倉百年の森林でんき株式会社・代表取締役/地域おこし協力隊)
上山隆浩氏(西粟倉村・ 副村長)
中島雄平(三ッ輪ホールディングス株式会社・経営戦略部 マネージャー)
主催:三ッ輪ホールディングス株式会社・西粟倉百年の森林でんき株式会社
【当日の主なトピック】
1. 西粟倉村の紹介
人口約1,300人の小さな村でありながら持続可能な地域づくりに積極的に取り組む西粟倉村の「百年の森林構想」や、地域資源の活用による再エネ推進事例など、脱炭素先行地域としての先駆的な取り組みをご紹介しました。人口減少や、それに伴う一次産業の衰退などの課題に直面する中、「上質な田舎」を標榜し、地域の活性化を目指して多様な事業に挑戦しています。
2. 百森でんき設立の経緯
岡山県西粟倉村と、西粟倉村の持続的な地域づくりのための取り組み「百年の森林構想」に賛同する4者の共同出資により2023年に設立された地域電力会社「西粟倉百年の森林でんき株式会社」。村の自然資源を活用して電力の地産地消を目指し、村民の暮らしに「安心・安全」と「豊かさ」を届ける会社の設立経緯のほか、事業活動における課題やポイントなどをディスカッションしました。
3. 百森でんきの事業紹介
百森でんきは「百年の森林構想」に基づき、自然と調和しながら地域で循環する社会を実現するためのソリューションとしてPPA事業※や既設の水力発電施設、バイオマス施設の管理を行っています。自然の恵みを活かし、人々の豊かな生活に貢献する「人と電気の新しい関係性」を広く世界へ提案すべく、地域での再エネ普及促進に取り組む百森でんきの活動についてお話しました。
※PPA事業…Power Purchase Agreement(電力販売契約)のこと。顧客が発電事業者へ自宅の屋根 などを貸し出し、事業者は太陽光パネルを設置することで顧客へ電力販売を行う。

創業85周年を迎えるエネルギー企業グループである当社は、これまでも各地の自治体と連携し、持続可能な地域づくりに取り組んできました。蓄積した知見やノウハウを活かし、地域の脱炭素推進や地域資源の活用による環境価値の創出・販売など、地域経済の活性化に資する事業活動に注力しています。今後もウェビナーなどの機会を活用し企業や自治体の皆さまにとって有益な情報を提供するとともに、地域の可能性を広げ、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
三ッ輪ホールディングス株式会社について
本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル2F
設立:2019年10月1日
※1940年創業の三ッ輪産業株式会社とグループ会社のホールディングスカンパニーとして設立
代表取締役社長:尾日向 竹信
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