エンジニアのミカタ、最先端のアルゴリズム開発を手掛けるKawaiiAIと業務提携を開始〜AIによるSESマッチングシステムの開発促進にKAWAII Algorithm Moduleを導入〜
株式会社エンジニアのミカタは、この度、主に機械学習/深層学習技術、大規模言語モデル(LLM)に関わるアルゴリズム開発を手掛ける株式会社Kawaii AIと業務提携を締結いたしました。
■業務提携の背景
近年、国内ではエンジニア不足によりAI/DX化に遅れる企業が多く存在し、生産性向上の遅れによる雇用の喪失や将来的なGDPの減少などが危惧されています。さらに非効率なIT業界の構造もこうした問題を深刻化させ、大きな社会課題となっています。
経済産業省が2019年度に実施した調査(経済産業省 IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(2019年版)調査)によれば、2018年時点でのIT人材不足不足数は22万人、2030年時点では最大で79万人の不足が見込まれています。そのため、大手企業の約6割が外部委託エンジニアの獲得に意欲的(Two stones&sons社調べ)と回答していることがわかっています。
しかしながらエンジニア不足解決の選択肢の一つである外部委託エンジニア(SES会社からのエンジニア確保)は難しい状況にあります。その理由としてSES業界特有の多重下請け構造やエンジニア確保に向けた手続きは属人的で非効率な部分が多く、1つの案件のエンジニア充足に2か月くを要し、SES側担当者1人が進められる案件が通常月3件にも満たないことなどが挙げられます。
こうした状況の中当社では、独自のAIアルゴリズムの活用とDXによって、案件の発生から成約まで徹底的に効率化しコストを削減することで、完全成功報酬型のサービスを提供しています。これにより当社は外部委託エンジニアの確保を希望する企業の時間と工数を可能な限り軽減し、エンジニア不足に悩む企業を救う取り組みを推進しています。
■今回の取組
このような背景の元、当社は事業プロセスの効率化や顧客の時間的負担の軽減を目的とした独自のAI活用ソリューションの開発促進を目指し、自然言語処理技術(NLP)のアルゴリズム等を手がけるKawaiiAIと業務提携を締結いたしました。KwaiiAIは東京大学、慶應大学の情報科学分野の技術者・研究者を中心にアルゴリズム領域の最先端技術の開発からその応用までをワンストップで展開しています。
今回の業務提携の締結によって両社の関係性を強化し、当社のAI活用ソリューションにKAWAII Algorithm Moduleの一つである自然言語処理(NLP)アルゴリズムの提供を受け、技術開発を進めてまいります。これにより各エンジニアの強みや案件側の希望といった詳細なレベルでのエンジニアスキル分析を実施し、従来よりもさらに外部委託エンジニアのパフォーマンスを最大化するエンジニアと企業様同士の高度なマッチングが可能になります。また案件成約までのさらなる高速化、AIにしかできない企業とエンジニアの相互の新規スキル創出を実現するマッチングの促進を目指して取り組んでまいります。
当社では今後もお客様に最適なSESサービスの提供を目指すとともに、深刻化するエンジニア不足問題の解決に尽力いたします。
【株式会社KawaiiAI概要】
会社名:株式会社Kawaii AI
事業内容:アルゴリズムライセンス事業、アルゴリズムトレーディング事業
本社:神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号ウィザードビル402
代表者:代表取締役 川原 梨央奈
連絡先:contact@kawaiiai.net
【株式会社エンジニアのミカタ概要】
会社名:株式会社エンジニアのミカタ
事業内容:SES事業
本社所在地:〒193-0944 東京都八王子市館町537-25 HACCHI STUDIO1階
渋谷事業所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29−33 三信ビル 204
代表者:代表取締役社長 田代 正義
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