【エムズ】売上高の0.2%を動物保護へ。「命に寄り添うCSR活動」でつなぐ笑顔の輪
【12月12日は、保護わん・保護にゃんの日】軽井沢の保護シェルター訪問を通じて、「人の笑顔を作る企業」が見つめた命の現場。エムズが取り組む、動物・子ども・社会の“優しい共生”を目指すCSRプロジェクト

日本では、劣悪な繁殖環境や多頭飼育崩壊など、犬や猫の命を脅かす問題が今なお続いています。株式会社エムズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長兼社長:徳間 壽美子)は、こうした「声なき存在」に光を当てるため、会社の売上高の0.2%を動物保護団体「チャイルド&アニマル チャリティー協会(以下、「CACA」)」に寄付するCSR活動を継続しています。さらに、希望する社員に対して犬猫の譲渡支援を行なうなど、命を守る取り組みをCSRの柱としています。
このたび、エムズの社員が軽井沢を拠点とするCACAの保護シェルターを訪問し、動物福祉の現場を自らの目で確かめる機会を創出。そこで現場の声を聞くことにより「命を守る活動に寄り添う企業」としての姿勢を再確認しました。これからも人・動物・社会すべてが笑顔で暮らせる未来を目指し、支援と発信を続けてまいります。
CACAの活動内容と成果
特定非営利活動法人「チャイルド&アニマル チャリティー協会(CACA)」は、捨てられた犬や猫、そしてさまざまな事情で家庭に戻れない子どもたちなど、“行き場を失った命”に寄り添うために2018年に設立された団体です。保護犬や保護猫のレスキュー・譲渡活動、および児童養護施設などへの支援を行ない、“すべての命に優しい社会”の実現を目指しています。
エムズがこの活動に関わるようになったのは、「社会に笑顔を増やす企業でありたい」という想いが根幹としてあります。直接的な寄付にとどまらず、シェルターの現状を社内外に発信したり、社内での理解を促進したりと、“想いをつなぐ支援”として継続的な関係を築いています。

CACAの取り組みの成果として、佐久保健所の犬および猫の殺処分数はゼロ付近で推移し、長野県全体の殺処分数を見ても全国で上位に入る状況となっています。また、支援が必要な方への働きかけや地域住民への説明を通じて、地域猫の受け入れに対する理解を広げています。
保護シェルターを訪問して感じたこと
今回、株式会社エムズの社員が、長野県にあるCACAの犬・猫保護シェルターを訪問しました。
シェルターでは、過酷な環境から救われた動物たちが、穏やかに人と共に過ごしていて、スタッフやボランティアの細やかな介助と深い愛情が感じられました。犬や猫が再び人を信じ、表情を取り戻していく姿は、命の強さと尊さを静かに語りかけます。

CACAの活動は、ブリーダー放棄や飼育崩壊などの背景を抱える動物を保護し、譲渡を通じて“家族”として迎え入れてもらうための取り組みのほか、地域猫のTNR(捕獲・不妊去勢・リターン)活動を通じ、地域社会との共生をめざしています。
猫シェルタースタッフは「これ以上、飼い主のいない猫を増やさないことを目指しています」と語ります。限られたリソースの中で、命の危険がある動物を優先的に保護し、人と動物が安心して共に生きられる地域づくりに尽力しています。
犬の保護活動を積極的に行うエムズ・徳間会長も「犬や猫の命を守ることは、人が“身近な命を大切にする文化”を守ること。その積み重ねが社会の成熟につながる」と話します。

命に寄り添う活動の根底には、“誰かのやさしさが、次の命を救う”という信念があることを感じさせられました。
訪問から見えた保護動物の現実問題
運営費や避妊手術費用は寄付や助成金で賄っているものの、不足分はスタッフの持ち出しで補われることもあるそうです。「資金や人材不足はどこの団体にも共通する問題」と、CACAスタッフは話します。
また、「この活動には線引きが必要」という言葉も印象的でした。その背景には、“命を守ること”の難しさがあります。尊い命を救いたいという一心で活動を続けるあまり、支援者自身が心身をすり減らしてしまうケースも少なくないそうです。
本来の目的である「人も動物も幸せに生きる社会」を実現するためには、活動する人が安心して続けられる環境づくりが不可欠だといいます。支援とは助けるだけでなく、社会全体で生き方を考えることなのだと気づかされました。
CSR活動を通して見えてきた“エムズらしさ”
訪問を終えた社員から、「徳間が『笑顔を大切にしたい』と言っている意味が、今回の活動でより深く理解できた」「単なるCSR活動ではなく、この“想い”を社内にも浸透させたい。そして、エムズが“いい会社”で終わるのではなく、私たちの働きが命を救う一助になっているということを、もっと多くの方に伝えていきたい」といった感想が聞かれました。
弊社のCSR活動は、企業の社会的責任という枠を超えて、「エムズが大切にしている“人の心に寄り添う姿勢” 」を体現するもの。社員一人ひとりの気づきが、次の行動につながり、会社全体の優しさにつながるよう尽力してまいります。
すべての命が笑顔で暮らせる未来へ
動物たちと共生できる環境づくりは、特定の地域や人だけではなく、社会全体で取り組むべき課題です。エムズはこれからも、すべての生き物の尊厳が守られながら、誰もが笑顔で暮らせる社会の実現を目指します。

その一助として、エムズは支援や情報発信の活動を使命として捉え続けてまいります。軽井沢からはじまった小さな優しさの輪が、日本中に、そして世界中に広がっていくことを願って──。
詳細な活動報告は以下URLよりご覧ください。
CACA活動インタビュー「命を守るCSR活動報告|エムズが支援する保護シェルターと“共生”のかたち」[https://www.ms-uni.com/3717-2/]

■株式会社エムズについて
株式会社エムズは、サービスユニフォームの分野で新しい価値を提供し、環境にも配慮した製品を作り出している企業です。デザイン性と機能性を兼ね備えたユニフォームは、常にトレンドを意識し、業界をリードしています。「次の笑顔へ、つないでいく。」という理念のもと、より良い社会づくりに貢献し、企業や施設から信頼される製品を提供しています。
<本部所在地> 神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-15 パレアナビル9F
<URL> https://www.ms-uni.com

■特定非営利活動法人「チャイルド&アニマル チャリティー協会(CACA)」について
CACA(チャイルド&アニマル チャリティー協会)は養護施設の児童に対する支援活動等や人と動物が適正に共生できるための犬猫の保護、治療、里親探し、譲渡等を行なうNPO法人です。人間と動物が互いに寄り添い信頼しあって、共に幸せに生きていける社会が広まっていくために尽力しています。
<本部所在地> 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1263-5
<URL>https://npo-caca.org
【本件に関するお問い合わせ】株式会社エムズ
TEL:045-476-3500
メールアドレス:mspress@ms-uni.com
取材・お問い合わせ窓口: 広報 /林
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