国内外のウェルネスフード産業に精通する食品コンサルタント 武田猛 監修アフターコロナにおける生活者の “ウェルネスに関する意識・行動”を分析

2021年8月に実施した Vol.1 と比較すると「まだ大丈夫層」が減少し、健康意識が高まる食事に関する意識について、健康関与度が高いセグメントほど「食事の時間を大事にする」

一般社団法人ウェルネス総合研究所(本社:東京都渋谷区、代表理事:萩原千史、以下「ウェルネス総研」)は、アフターコロナにおける 20 代~70 代男女、4,795 名の生活者の健康・ウェルネスに関する意識と行動分析に基づき、今後予測されるヘルス・トレンドシナリオを洞察した調査レポート『ウェルネストレンド白書 Vol.3』(監修:武田猛 株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役/ウェルネス総研 理事)を 10 月 2 日に発刊いたします。

  『ウェルネストレンド白書』は、性年代別だけではなくクラスタプロファイリング分析により、生活者を 7 つの健康セグメント に分類し、各セグメントによる興味関心を 47 のヘルスベネフィット、57 の素材・成分の観点から分析しております(素 材・成分は、昨年 Vol.2 の 54 から今回 Vol.3 では 57 に増加)。


  昨年発刊した『ウェルネストレンド白書 Vol.2』では、7つの健康セグメントごとに、健康生活度、認知素材数、健康情報源について定量分析を実施し、トレンドワード、ヘルスベネフィット、素材・成分の認知、理解、関心、摂取意向の認知ファネルを明らかにしています。また、三大栄養素「糖質」「脂質」「タンパク質」の摂取意向を分析、海外の「ウェイトウェルネス」との比較による考察も行うことで、飲料、食料及び外食産業のマーケティング構築にご活用いただいております。


  今回発刊の『ウェルネストレンド白書 Vol.3』では、アフターコロナにおける生活者の健康意識・価値観について、7つの健康セグメントごとに分析しています。新たに生活者の「食事」、「見た目(POA:ペース・オブ・エイジング)」、「健康に関する商品の購入場所」などの志向性を考察し、それぞれ「健康意識と食事の重要性は相関関係にある」、「健康意識の高いセグメントは、実際の年齢よりも若く見られたいと思っている」、「購入ルートとして、EC・通販が小売店に 次いでいる」など、さらなる健康セグメント間の意識・行動の違いを明らかにしています。


■<新設問>食事に関する意識

「誰と食べるかを重視している」、「生活の中で、食事の時間を大事にしている」、「食事は、誰かと一緒に食べたほうが 美味しいと思う」について健康セグメント別に見ると、健康意識と食事の重要性は相関する傾向があることがわかる。


                                                                          出典資料:ウェルネストレンド白書 Vol.3


【監修者総括より】(※一部抜粋・編集)

食事の考え方について

●新たなビジネス機会を考える際に、消費者の「食」に対する考え方を分析することは、非常に重要である。今回、「食事の時間を大事にしている」率は健康セグメントの健康関与度が高いほど重視する傾向が高いことが明らかになった。食品や成分のみへのこだわりではなく、どのような場面で使用されるのかも考えた上で商品を開発することの重要性がわかる。

健康セグメントについて

●2021年8月に実施したVol.1と比較すると「まだ大丈夫層」はやや減少し、「コツコツ健康層」、「トレーニング大好き層」はやや増加している。これは、COVID-19パンデミックにより、健康意識が高まったものと思われる。

見た目の向上について

●「実際の年齢よりも、見た目(外見)が重要だと思う」比率は、若年層ほど高く、50代から横ばいとなっており、ターゲティングの際参考になる。

トレンドワードについて

●「腸脳相関」「短鎖脂肪酸」「ムードフード」「完全栄養食」「ホメオスタシス」「ウェルビーイング」「スローエイジング」のような、比較的新しい概念については、「トレーニング大好き層」の認知率が他の健康セグメントよりも高くなっている。「トレーニング大好き層」は、新しいウェルネス・トレンドのアーリーアダプターとしての特性を備えているといえよう。


■各健康セグメントの構成比

本調査(Vol.3)は新型コロナウイルスの5類移行後の2023年6月の実施であったが、健康セグメントの構成比は2021年8月実施のVol.1と比較すると「まだ大丈夫層」の減少が見受けられる。


                                                                           出典資料:ウェルネストレンド白書 Vol.3


■各健康セグメントの性別構成比

健康に対して、何らかの意識があるセグメント層は全体の61.9%であったが、性別で見てみると、女性の約7割が健康に対して何らかの意識がある一方、男性は「まだ大丈夫層」「健康無関心層」の両者で約5割を占めており、健康に対しての意識が低い。


                                                                          出典資料:ウェルネストレンド白書 Vol.3


■<新設問>実際の年齢と見た目(POA:ペース・オブ・エイジング)の意識

実際の年齢と見た目についてどのように考えているかの設問については、ほぼすべての健康セグメントで「実際の年齢よりも見た目(外見)は重要だと思う」「実際の年齢よりも若く見られたい」と考えている人が多い。また健康意識の高い健康ストイック層、健康コンシャス層の8割以上は「実際の年齢よりも若く見られたい」と考えていることがわかる。


                                                                      出典資料:ウェルネストレンド白書 Vol.3


■<新設問>健康に関する商品の購入場所

健康に関連する商品の購入場所は、ほぼすべての健康セグメントで「小売店」「EC・通販」「メーカーのECサイト」の順に高いものの、トレーニング大好き層は「EC・通販」がトップで、かつ購入場所が幅広い傾向がある。


                                                                   出典資料:ウェルネストレンド白書 Vol.3


■各健康セグメントの特徴

                                                                    出典資料:ウェルネストレンド白書 Vol.3


【『ウェルネストレンド白書』概要】

<レポート名>

ウェルネストレンド白書 Vol.3

<監修>

武田 猛

(株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役/一般社団法人ウェルネス総合研究所 理事)

<納品物>

サマリーレポート+データ集、PDF形式

<仕様>

約250ページ、カラー

<価格一式>

25万円(税抜き)

<発売日>

2023年10月2日

<発行>

一般社団法人ウェルネス総合研究所

<購入>

『ウェルネストレンド白書 Vol.3』 購入申し込みフォーム

https://form.wellness-lab.org/form/paper_3


●調査・分析概要

<調査の目的>

①ウェルネス領域における生活者の実態、意識、今後の動向の把握

 ②これからのウェルネス市場のトレンド予測や、企業・団体の事業創造・マーケティングの支援

<調査時期>

2023年6月28日(水)~2023年6月29日(木)

<調査方法>

インターネット調査(株式会社マクロミル)

<調査対象>

日本国内在住の20-79歳男女 (調査業、広告代理業、医療業など指定業種除外)

<有効回答数>

4,795件 

性別×年代(10歳刻み)の12セルに対して、各セル400サンプル以上となるよう割付を設定して回収。合計5,648サンプルの中から、不適当な回答を除外した4,795サンプルを有効回答として得た

<補正内容>

日本国内在住の20-79歳の人口構成比(性別×年代)にあわせて、有効回答者の構成比補正を実施 出典:総務省統計局 令和2年国勢調査


【発刊記念セミナーのご案内】

『ウェルネストレンド白書 Vol.3』の発刊を記念いたしまして、以下オンラインセミナーを開催いたします。監修者・武田猛と主席アナリストが登壇し、本白書の調査結果の一部を特別にご紹介しながら、アフターコロナにおける生活者の健康志向の特性や、これからのマーケティングに必要な観点・シナリオについて考察・お話しします。


<タイトル>

~ウェルネストレンド白書 Vol.3発刊記念~

7つの健康セグメントから読み解く 

アフターコロナの今、「健康意識・行動と価値観」はどう変わったか?

<主催>

一般社団法人ウェルネス総合研究所

<協力>

株式会社インテグレート、株式会社グローバルニュートリショングループ、株式会社RDサポート/株式会社アイメックRD、TSO International 株式会社

<日時>

2023年9月29日(金)14:00~15:00(受付 入場アクセス開始15分前~)

<参加方法>

Zoomを利用したWeb配信による視聴

<受講料>

無料

<お申し込み>

下記、セミナー申込みフォームよりお申込みください。

https://form.wellness-lab.org/form/seminar

 締め切り: 9月27日(水)23:59 


<ウェルネス総合研究所 概要>

ウェルネス総研は、独自の視点で健康・ウェルネスに関する情報の調査・集積・発信を行なっている一般社団法人です。​情報発信プラットフォーム型メディア「ウェルネス総研レポート online」の運営、白書の発刊をはじめとした専門性の高い情報発信のほか、人々の健康やQOL向上を助ける食品・医薬品・化粧品・運動などに関わる団体・企業に向けたコンサルティングも実施しており、人々の健康維持・改善を実現する、健康・ウェルネス産業の発展に寄与してまいります。


【団体名称】 一般社団法人ウェルネス総合研究所

【代表理事】 萩原 千史

【所在地】  東京都渋谷区千駄ヶ谷1-20-1 パークアベニュー

【設 立】  2020年8月


◆一般社団法人 ウェルネス総合研究所 WEBサイト:https://wellness-lab.org/

 ◆ウェルネス総研レポートonline WEBサイト:https://wellnesslab-report.jp/



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会社概要

URL
https://wellness-lab.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-20-1 パークアベニュー
電話番号
03-5786-6006
代表者名
萩原千史
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年08月