【不登校2割増加で過去最高の29万人超】国立音楽院で不登校相談会を開催

株式会社国立音楽院

2023年10月12日 09時00分

国立音楽院（東京本校：東京都世田谷区）は、不登校相談会を実施します。10月・11月は毎週日曜日開催、相談費無料となっております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

相談会の背景

10月4日(木)に文部科学省が発表した最新のデータによると、2022年度の不登校小中学生数は、前年度に比べて22.1%増加し、約29万9千人に上りました。しかしながら、学校や外部の機関での相談や指導を求めた生徒の割合は減少傾向にあり、2022年度では61.8%となっています。学校以外での学びを出席として認められるケースは5万人未満です。

2017年に始まった教育機会確保法は、子どもたちに様々な学びの場を保証することを目指していますが、現状では学校外での学びが十分に受け入れられていない状態です。

年々増え続ける不登校問題への根本的な解決は、日本が抱える最重要課題の一つと言えるでしょう。

この問題に対処するために、国立音楽院は、不登校の子どもたちや家族に対して、多様な学びや進路の選択肢についてを知る機会や相談の場を提供できればと考えています。

そこで今回、10月と11月の毎週日曜日、不登校相談会を開催する運びとなりました。

不登校だからこその選択肢

国立音楽院には、小学校から高校に相当する初等部、中等部、高等部が設けられています。
初等部と中等部では、フリースクールとして在籍している学校とも携して運営され、高等部の生徒は通信制高校のサポートを受けて高校の卒業資格を得ることができます。
さらに、カウンセリングなどのサポートも強化しており、生徒や保護者のケアにも力を入れています。

いじめや不安などの辛く、ひどい経験を乗り越えた学院生が、ここで新しい自分を発見し、充実した学生生活を送っています。

人と関わることが苦手だった学院生もいつの間にか自分の『コミュニティ』を持つようになり、仲間とかけがえのない時間をともに過ごしています。

学習につきましては一般科目の授業を開講して学院生の高校卒業資格取得を万全の体制でサポートしています。
さらに2024年度より学習のみの学習サポートコースも開講します。