Green innovation、関西学院大学・脱炭素演習科目の実施に今年度も協力
次世代のGX人材育成をサポート
一般社団法人Green innovation(代表理事:菅原聡、理事/共同代表:坂野晶、以下Gi)は関西学院大学(学校法人関西学院)にて初の脱炭素をテーマに掲げた演習科目「PBL特別演習012 『Green innovation』」(2023年度より開講)の実施に、2025年度も引き続き協力することを発表しました。専門的な見地から本科目のプログラム構築や運営に関与します。
本演習科目は脱炭素の実現に必要な、社会の構造変化を生むイノベーションを探究するもので、昨年度はグリーントランスフォーメーション(GX)に関する講義のほか、農林水産省や三菱重工業株式会社などのゲスト講師による講義、またフィールドワークとして、株式会社ピエクレックスと六甲バター株式会社を訪問するなどして、GXに関する基礎学習はもちろん、実践現場への訪問や多様なアクターとの意見交換により、脱炭素人材としての基礎的な理解や多角的な視座を養いました。本講座を受講した学生は、受講後に全国各地の現場にて活躍するなど、実践活動にも繋がっています。
本年も各界の第一線で活躍し国内外の脱炭素社会を牽引する講師陣との対話をはじめ、フィールドワーク(神戸プラスチックネクスト つめかえパックリサイクル プロジェクトチーム、阪急阪神ホールディングスグループ)やグループワークなど、充実したプログラムを予定しています。講座内に留まらない繋がりと、学生が飛躍する機会の創出が期待されます。
本科目を主宰する坂野晶(理事・共同代表|関西学院大学総合政策学部卒業)は次のように語っています。
「脱炭素は個人のライフスタイルから経済活動の全サプライチェーン、福祉や税制まであらゆる分野を横断する広い視野と知識が求められるテーマであり、何より今後の社会を担う大学生にとって未来を考えるための重要なテーマに他なりません。開講3年目となる2025年度も、継続して実施できることを嬉しく思います。本年度も各界の多彩なゲスト講師や企業のお力添えを得て、本科目を実施してまいります。本科目の履修生が脱炭素を牽引する人材として世界を舞台に活躍することを期待しています」。
■概要
〔科目名称〕 PBL特別演習012 『Green innovation』
〔履修対象者〕 全学部生
〔定員〕 75名
〔開講学期〕 春学期集中
〔授業内容〕 GX概論に関する講義・企業等でのフィールドワークおよび関係者との意見交換等
〔担当者〕 坂野 晶、浦田 修伍、向井 光太郎
〔ゲスト講師〕
1 前田 雄大 氏(株式会社みなかみSOUL)
2 岩瀨 祥子 氏(農林水産省 大臣官房 みどりの食料システム戦略グループ 課長補佐)
3 坂野 晶(一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン)
4 山東 晃大 氏(公益財団法人自然エネルギー財団 上級研究員)
5 林 志洋 氏 (ショクバイ株式会社 代表取締役)
〔フィールドワーク訪問先〕
1 神戸プラスチックネクスト つめかえパックリサイクル プロジェクトチーム
神戸市と小売・日用品メーカー・リサイクラーでつくる神戸プラスチックネクスト つめかえパックリサイクル プロジェクトチームは、「使用済みつめかえパック」が資源として循環されることを目指し、市民からつめかえパックを回収する仕組みづくり、回収品を再びつめかえパックに戻す「水平リサイクル」の検討、再生材利用拡大による市民の循環への実感向上や需要醸成の機会づくりを進めています。2021年10月より活動を開始し、神戸市内の小売75店舗、資源回収ステーション27施設(2025年3月時点)に回収ボックスを設置、3年間で累計約5トンのつめかえパックが集まりました。自治体と製造・販売・回収・再生に関わる複数の企業等が、“競合”の垣根を超えて“協働”で「水平リサイクル」を目指す試みで、神戸から全国への社会実装を目指しています。

2 阪急阪神ホールディングスグループ
鉄道事業をベースに住宅・商業施設等の開発から阪神タイガースや宝塚歌劇など魅力溢れるエンタテインメントの提供に至るまで、多岐にわたる分野において、それまでになかったサービスを次々と提供することにより、沿線をはじめ良質な「まちづくり」に貢献するとともに、社会に新風を吹き込み、100 年以上の長い歴史の中で数々の足跡を残してきました。これらの活動等を通じて、暮らしを支える「安心や快適」、暮らしを彩る「夢や感動」を絶えずお客様にお届けしてきました。これからも、培ってきたブランドやまちづくりのノウハウを活かし、グループ一丸となって良質なサービスを提供していきます。

<一般社団法人Green innovation>
業界・分野・世代を超えた協働で未来をつくるイノベーションを生み脱炭素社会を実現する、をミッションに掲げ、「業界・分野・世代を越えた」コミュニティを形成し、長期的なイノベーションを生み出すための活動に取り組む。脱炭素社会の実現を牽引する次世代のイノベーター1,000人の育成を目指す「Green Innovation Academy」を企画・運営している。
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