Tempris社、革新の凍結乾燥技術を日本市場へ ─ サン・テンコンサルティングと提携開始
AIと無線センサーが連携し、凍結乾燥の終点をリアルタイム予測 ─ 品質向上とカーボンフットプリント削減を同時に実現

革新的な新技術のご紹介
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エネルギー消費とCO²の排出量(カーボンフットプリント)を削減
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バイオ医薬品や原薬(API)の安全性を向上
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プロセス効率 25%アップ
15年以上に渡る、世界中のクライアントとの200件を超えるプロジェクト経験を活かし、Tempris社は凍結乾燥プロセスの開発と最適化への独自のソリューションを開発しました。この新たなソリューションにより、最低でもプロセス効率を25%※上げることができ、エネルギー消費と二酸化炭素の排出量、そしてコストも削減できるうえに、開発期間と製品タイムラインも短縮することが可能です。
ACD(抗体薬物複合体)やmRNAワクチンなどの革新的な化合物は液状では不安定であるため、タンパク質、抗体、ワクチンなどのバイオ医薬品の50~60%は凍結乾燥されています。凍結乾燥は複雑かつ費用も時間もかかる工程であり、効率と品質の確保が極めて重要です。
※非効率な保守的サイクルに比べた場合

革新的な先進技術 Tempris
自動化された無菌操作を可能にするTemprisワイヤレスセンサーは、革新的なLyoCLCソフトウェアとシームレスに連携します。LyoCLCは、AIと機械学習を活用したアルゴリズムにより、リアルタイムのプロセスデータに基づいて一次乾燥の終点を正確に予測します。これにより、プロセス開発から製品ライフサイクルの終わりまで、全段階でのデータ分析が可能になります。偏差は速やかに検出され、システムが適切な是正措置を講じることで、プロセス制御を最適化します
FDAが2024年12月に開始した「先進製造技術指定プログラム(AMT)」は、患者への医薬品の提供を早める技術を推進するものです。IFPAC 2023では、専門家やFDA査察官からTemprisの技術が「容易に導入できるもの(low-hanging fruit)」、つまり多大な労力をかけずに迅速かつ容易に導入でき、大幅な改善を実現できるソリューションであるとの評価を受けました。このフィードバックを受け、2024年にはLyoCLCソフトウェアをさらに改良し、対象となる業界のニーズに対応していくことになりました。
日本事務局の新設
日本のお客様をサポートするため、Tempris社はサン・テンコンサルティング合同会社と提携を結びました。サン・テンコンサルティングは、日本におけるあらゆるご質問やお問い合わせの窓口として、すべてのサービスを日本語でご提供いたします。
詳しくはウェブサイト【https://www.san-ten.co.jp/tempris】をご覧いただくか、サン・テンコンサルティング(03-5322-1373もしくはtempris@san-ten.co.jp)までお気軽にお問い合わせください
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