高校生の「未来の選択」を支える就職ガイドブック『ハピワク熊本版』2025年12月18日　創刊

「一人一社制」に向き合い、高校生の不安を減らす“紙×Web”のハイブリッド型支援-

『ハピワク熊本版』2025　表紙（熊本県立高森高等学校の生徒さんがデザインした）

株式会社城野印刷所（本社：熊本県上益城郡益城町、代表取締役社長：城野斉、以下、当社）は、熊本県内の高校2年生を対象に無償配布する就職ガイドブック『ハピワク熊本版』を2025年12月18日に創刊いたします。

本取り組みは、鹿児島県で先行して展開され、多くの高校生・学校関係者・地元企業から高い評価を得てきた実績ある就職支援プロジェクト『ハピワク』の熊本版です。

熊本県では、産業構造の変化や企業の採用ニーズ増加を背景に、若年層の県内就職をいかに支えるかが大きなテーマとなっています。『ハピワク熊本版』は、高校生が“自分に合う企業”を見つけやすくするだけでなく、家族・先生・学校と一緒に進路を考えられる環境を整えることを目的としています。

■創刊の背景 – 熊本が直面する「若年人口流出」と「情報不足」

熊本県では、高校卒業後の県外進学・県外就職の増加、TSMC関連で急増する県内雇用需要の反動による中小企業の採用難といった課題が重なり、若年層のキャリア形成支援が急務となっています。

　一方、高校生本人からは、「地元企業のことがよくわからない」「働く人のリアルが知りたい」「職業イメージが持てず、選択基準が曖昧」といった声が多く、“正確で等身大の情報“が不足していることが課題として浮き彫りになっています。

　その結果、「一人一社制」となる高校生の就職活動において、地元企業が選択肢に入りづらくなる現状があります。「ハピワク」は、こうした状況に対し “高校生の目線で地元企業を知り、地域で働く選択を広げる” ことを目的に誕生しました。

■ハピワクが提供する3つの価値

冊子の内容（企業紹介）

①高校2年生を対象に無償配布（約7,000部）

※図書館やハローワークにも設置予定

全高校に配布を行い、家庭や学校で話題になりやすい設計

② 高校生が「読みたくなる」構成現場で働く若手社員の本音インタビュー

“1日の仕事スケジュール”をイラストで可視化

③ 県内企業の魅力、多様な働き方・キャリアの選択肢を紹介

県内企業184社の、従来の求人票では伝わりにくい部分をカバー

■高校のキャリア教育でも活用可能
ー紙とWEBを連動、進路理解を多層的にサポートー

●高校生の“進路情報の不足”に応える新ガイド

　限られた情報の中で企業を選ばざるを得ない現状に対し、企業を比較しやすく、進路をサポートする

　保護者の目にも自然に触れ、家庭内での相談に使える進路資料を提供。

●鹿児島の成功モデルを熊本に最適化して展開　

　実績ある仕組みを熊本版として再編集し、県内企業の特徴や学校現場のニーズに合わせて地域密着型　　

　ガイドへ進化。熊日広告社・熊本日日新聞とも連携。

●紙とWEBを連動した“ハイブリッド型”進路サポート　

　冊子で基礎情報をわかりやすく整理し、WEBで最新情報・特集・コラムを更新。紙とWEBのメリッ

　トを組み合わせ、高校生の理解を深める構造に。

冊子の内容（高校生のリアルな声）

【媒体概要】

名　　称　：「高校生就職ガイドブック」

内　　容　：県内で働く魅力やメリットに関する情報

　　　　　　　 高校生の就職活動に役立つ基礎知識

　　　　　　 　県内に拠点を置く地元企業紹介情報誌

仕　　様　：B5（天地257×左右182mm）、無線綴じオールカラー

発行部数：約7,000部

発行日　 ：2025年12月18日

配布先　 ：県内の公立高校・私立高校·支援学校・ハローワーク·など

配布対象：県内の就職を希望する高校2年生に無償配布

　　　　　　　（その他関係各位にも無償配）　

発行元　 ：アライアンス株式会社（鹿児島県）

協力　　　：熊本日日新聞社/株式会社熊日広告社

 担当窓口：株式会社城野印刷所 営業部長　平（たいら）