2/4(水)最終成果発表会を開催|さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)
採択スタートアップ5社が、約7か月間のプログラム期間の最終成果を発表しました
公益財団法人さいたま市産業創造財団(埼玉県さいたま市、理事長:中村雅範)は、2025年7月~2026年1月にかけて実施した市内スタートアップ支援事業「さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)」における成果発表を目的として、2月4日に「まるまるひがしにほん2階 東日本連携センター」にて最終成果発表会を開催しました。

▼さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)概要
https://www.sozo-saitama.or.jp/scap/
「さいたま市アクセラレータープログラム(SCAP)」は、さいたま市内のスタートアップを対象に実施する短期集中支援プログラムです 。初開催となる2025年度は、応募総数32件から書類審査、プレゼン審査を経て選抜された採択スタートアップ5社を対象に、2025年7月~2026年1月の約7か月間にわたり集中支援を実施することで、採択者の掲げる定量目標の達成をサポートしました。
2026年2月4日(水)14:00~16:00|最終成果発表会開催レポート
SCAP最終成果発表会は、さいたま市内外のサポーター(金融機関、大学、公的支援機関、メディア、事業会社など)に対して、SCAP採択スタートアップ5社のプログラム期間中の活動および成果を紹介し、地域のスタートアップ支援者とのネットワークを構築し、さいたま市内の創業機運を醸成することを目的として開催しました。
当日は会場(まるまるひがしにほん2階 東日本連携センター)に約30名のサポーターが来場し、下記内容でイベントを実施しました。

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主催者挨拶|会田 浩一(公益財団法人さいたま市産業創造財団 常務理事)
SCAPの約7か月間のプログラム期間の終了にあたり、これまで支援にご協力いただいた市内外の金融機関、大学、企業支援機関などにあらためて謝意を示すとともに、SCAP卒業後の採択スタートアップ5社のさらなる事業成長に期待を寄せました。 -
基調講演|多田 智裕 氏(株式会社AIメディカルサービス 代表取締役)
テーマ:埼玉から世界へ、累計138億調達したAIスタートアップの行動哲学
多田氏が東大病院をやめて埼玉で開業医となり、その後株式会社AIメディカルサービスを立ち上げた創業ストーリー、現在に至るまでに直面した壁とそれを乗り越えたエピソード、累計138億円を調達するまでの道のり、これまで貫いてきた6つの行動哲学などを語るとともに、SCAP採択者やさいたまの起業家にエールを贈りました。 -
SCAP概要紹介|小板橋 直也(SCAP運営事務局)
今年度初開催となるSCAPでは、32社の応募者から選抜された5社を対象に、専任コーディネーターの左近裕子氏を中心とした伴走支援、15名のメンターによる個別課題に応じたメンタリング(全131回実施)、3回のセミナー(VC思考、スタートアップのリーガルリスク、新しい技術・ビジネスモデルを社会実装する方法)、最大50万円の補助金支給、展示会運営サポート、プレスリリースの配信代行、ウェブサイト制作支援など、採択者の定量目標達成へ向けて必要なサポートを提供しました。 -
SCAP採択者中間ピッチ|採択スタートアップ5社
SCAP採択スタートアップ5社より来場サポーターに対して、自社の事業内容やSCAP期間中の定量目標、プログラム期間中の活動および最終成果、今後の中長期的ビジョンについて発表するとともに、自社の事業成長へ向けてさらなる支援を来場サポーターに呼びかけました。 -
ネットワーキング(名刺交換)|SCAP採択者、来場サポーター約30名
SCAP採択スタートアップおよび来場サポーターがネットワークを構築し、採択者の事業推進へ向けたサポートなどについて活発な情報交換が行われました。
SCAP採択スタートアップ5社の最終成果

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採択者名 |
事業内容 |
最終成果 |
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株式会社AI共創総研(旧:株式会社Controudit AI) 代表取締役CEO/CAIO 藤井 涼 氏 |
AIの安全・公正な活用を支援する「AIガバナンス支援サービス」を展開。AIリスク研修、体制構築支援、セキュリティ監視ツール、品質評価支援を通じ、企業のAI活用におけるリスク管理と透明性の確保を一気通貫で実現。SaaSとコンサルティングを組み合わせたB2Bビジネスモデルです。 |
・VCより5,000万円資金調達 ・取締役CTOを獲得 ・広島県「⼦供の予防的⽀援構築事業AIモデル検証業務」をコンペ最高得点で受託 ・大手企業のAIガバナンス体制構築を支援 ・⽇本能率協会主催のとAIマネジメントシステム(ISO42001)セミナー登壇 ・AI World 2025秋 出展 ・ウェビナー開催 |
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代表取締役 共同代表 小林 隼人 氏 |
あらゆる産業と空を結ぶ懸け橋として、ドローンと3次元測量を軸とした4つの事業を展開しています。 「A:ドローン点検、B:3次元測量、C:3次元データ活用、D:内製化支援」 A:高所、狭所、暗所をドローン点検。 B:図面がなき構造物を測量し、3次元点群データを作成。 C:「デジタルツイン環境構築」「2次元/3次元図面化(CAD等)」「ドローン自動飛行点検構築」 D:機材販売、ドローンスクールおよび点検・測量ノウハウ供与、現場での内製化。他社にない実務的な導入支援により、顧客課題を中から解決。 |
・新規名刺獲得820枚(目標1,000枚) ・新規顧客具体的案件60件(目標50件) ・新規顧客受注(内示)件数22件(目標20件) ・メンテナンスレジリエンス展、INCHEM TOKYOなど展示会出展(合計約500名来場) ・ドローンジャーナルコンファレンス登壇(約300名来場) ・東急グループ、栃木県との実証実験がYahoo!ニュースなど約30メディアに掲載 ・インプレス総合研究所「ドローンビジネス調査報告書2026」に掲載 ・MAツール導入、マンスリーメルマガ開始 ・マンスリーウェビナー開始 |
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代表 辻 健太朗 氏 |
醤油粕を用いた燻製材のアップサイクルビジネスになります。醤油粕は塩分や水分が多く、食品リサイクル法のため飼料以外での有効活用が難しい状況です。開発した醤油粕燻製材は低リスク・低コストで製造できるだけでなく、醤油屋にとっては引取先との交渉や処分の費用を削減することができます。ビジネルモデルとしては醤油屋さんより醤油粕を買い取り、弊社Smoke-i-freetにて燻製材に加工し、食品工場や小売店に販売する形になります。 |
・埼玉県サーキュラーエコノミースタートアップビジネスプランコンテスト(CSUP)にて優秀賞(賞金50万円) ・埼玉県産業技術総合センター、食品微生物センターの協力のもと醤油粕燻製材の性能証明を実施 ・新製品の低塩分調味料「圧倒的満足感」の試作品開発 ・大阪関西万博、食品開発展などに出展 ・コエドテラスにて燻製食品のテストマーケティング実施 ・新ホームページ公開(10月) ・記事掲載4件 |
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代表 不破 千也子 氏 |
在宅で障害児者を介護する家族や障がいのある方を対象に、「やりたい」を起点に社会とつながり、小さく働く“自立の第一歩”を支援するカスタマイズ型ビジネスサポート講座を開催。専門家(ライター等)がオンラインや対面で創作支援・発信支援を行い、当事者が制作する作品や販売ページの完成をサポート。在宅でも社会とつながりながら“働き続ける力”を育む、スモールビジネスのための起業支援事業です。 |
・新規事業スモビズ10月開講講座:受講生6名獲得(目標6名) ・Instagram運用代行新規事業:協力企業決定 ・オンラインおしゃべり会(8~10月):延べ42名参加 ・メディア掲載(10/1日本経済新聞、10/15埼玉新聞) |
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代表取締役 玉櫛 鉄平 氏 |
賃貸住宅に”終身”と言う選択肢を!終身賃貸という、不動産賃貸業に対する新しいサービスです。 サービス内容としては、見守り(発見遅延の抑制)と、万一の際の解約〜残置物対応の実務を先に業務設計して“販売”では無く“ご提案”することで結果、現場の手間を減らします。 すなわち、我々は、オーナー様・管理会社様の大切な資産である物件にて、予防が出来たであろう事故を未然に防ぎ、重要事項説明にて“告知次項あり”と明記(ご案内)しなくても良いように事故の“予防”と“対策”、万が一の際の“法的対応”をマルっとお引き受けする会社です! |
・契約件数が対前年比18.2倍 ・家賃債務保証業のK-net 株式会社と業務協定を締結(1/14) ・電力のヴィジョナリーパワー株式会社と業務協定を締結(近日発表予定) ・主催セミナー開催(8/26) ・セミナー後の問合せ120件、協定業者26社獲得 ・現役アスリート2名を契約社員として雇用 |
SCAPに対する採択者のコメント(採択者アンケートより抜粋)
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経営・各ドメインの専門家による伴走型メンタリングが非常に実践的で、大きな価値を感じました。加えて、自治体ならではのネットワークを活かした支援も魅力的で、顧客紹介やミーティングへの同席など、事業を前に進める具体的なサポートを受けることができました。シード期のスタートアップには、ぜひ参加を勧めたいプログラムです。
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設定した目標に対して全面支援いただけました。具体的には、インサイドセールスやマーケティングオートメーションなど導入したい内容の構築、展示会の出展〜アフターフォロー、メルマガやウェビナーなどのコンテンツ設計・改善などをメンターに伴走頂くことで、営業力の強化を実感できました。同期の採択者との切磋琢磨や、事務局の熱心なサポートもとても心強かったです。
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私はSCAPに参加することで社会実装という言葉を強く意識して行動することができました。おかげで2年連続埼玉CSUPを受賞することができました。良い商品があっても人に使ってもらうにはどうすればよいのか。集客はどのように行うのか。今自分にとっても必要な物はなんだろうか。ただ予算をもらうだけでなく、その使い方もアドバイスいただける・・・そんな唯一無二の伴走プログラムがSCAPだと思います。是非皆さんもSCAPに参加することで自分のビジネスを世界に発信してみてください。
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イベント・講座開催、メディア掲載を達成し、受講生の満足度も高く手応えを感じました。特に良かったのはメンタリングです。多方面で活躍される皆様から、自分では出ない発想や今後の方針までアドバイスいただけました。事業規模や内容は違っても、同じ目標を持って進む同期メンバーの存在にも感謝しています。短期間で形にできたのは皆様のおかげです。ありがとうございました。
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SCAPに採択された事がスタートでは無く、大会参加資格を得ただけです。そこからスタートし、最後の成果発表の日が一時通過点だと思いました。全ては自身の行動と思い付きをSCAPの方々に常に報告し相談する事で、同期との成果発表に大きく差が出ると感じます。折角のチャンスを1滴もこぼさない様に上手く連携して頂ければと思います。
2026年度のSCAPについて
2026年度SCAPは、5月頃の公募開始へ向けて現在企画中です(公募開始後にSCAP公式ウェブサイトにてお知らせします)。さいたま市内の成長意欲ある創業者の皆さまからの応募をお待ちしています。
【さいたま市産業創造財団について】
公益財団法人さいたま市産業創造財団は、さいたま市の特性を活かして、市内中小企業者及び創業者の皆様の支援を行うとともに、中小企業等に勤務する方の福祉向上を図ることにより、地域産業の振興及び豊かな市民生活の形成に寄与することを目的に、平成16年3月にさいたま市の100%出捐により設立、同年4月1日から本市における都道府県等中小企業支援センターとして事業を展開しています。
法人名 :公益財団法人さいたま市産業創造財団
所在地 :埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目4番3号 さいたま市産業文化センター4階
代表者 :中村 雅範(理事長)
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