【百貨店のおもてなし×子ども食堂】タカシマヤ“一粒のぶどう基金”会員有志が集結!「お仕事プレゼン」と「ラッピング教室」で、子どもの未来に彩りを。

百貨店の「ラッピング」を伝授。高島屋×ぬくぬく第2回共創イベント開催。ラッピング教室から本格ビーフカレー、感謝の誕生日会まで「百貨店クオリティ」の支援

NPO法人 らいおんはーと

日本橋、大阪、横浜、玉川、大宮。全国の店舗から「子どもたちの力になりたい」と高島屋従業員が集結。牛肉たっぷりのビーフカレーで食卓を囲み、百貨店の技で感性を磨く。4月生まれの親子が共にケーキを作る「感謝の誕生日会」を通じ、孤立を防ぎ、夢を育む持続可能な支援の形をレポートします。

「体験」が未来を拓く。子ども食堂が担う新たな役割

現在、日本の子ども食堂は単に「食事を支援する場所」から、地域コミュニティの核であり、家庭や学校以外の「第三の居場所」へとその役割を大きく広げています。

特に、家庭の事情により多様な体験の機会が限られてしまう「体験格差」は深刻な社会課題となっています。

365日24時間対応の子ども食堂『ぬくぬく』を運営するNPO法人らいおんはーとは、この課題に対し、企業とのコラボレーションを通じて「本物の体験」を提供することに注力しています。

今回は日本を代表する百貨店である高島屋の労使で運営する福祉団体である「タカシマヤ“一粒のぶどう基金”(※)」の協力により、五感を刺激するワークショップとキャリア教育を融合させたイベントを実現しました。

※タカシマヤ“一粒のぶどう基金”とは、社会貢献活動を行う高島屋の労使の福祉団体であり、環境保全や地域貢献、福祉・介護といった様々な社会貢献活動に取り組んでいます。

全国から集まった「おもてなしのプロ」7名

​​今回のイベント「タカシマヤ“一粒のぶどう基金”子ども食堂INぬくぬく」の最大の特徴は、ボランティアの熱量です。

「子ども食堂へボランティアへ行こう!」というタカシマヤ“一粒のぶどう基金”からの発信に応じ、日本橋のみならず、大阪、横浜、玉川、大宮と文字通り全国の各店舗から有志7名が江戸川区に集結しました。

今回で2回目となるこの試みには、前回の活動に感銘を受け「また、あの子たちに会いたい」と手を挙げたリピーターも3名含まれています。百貨店の第一線で活躍する販売員など、高島屋従業員たちが、店舗の垣根を超えて一つの「居場所」を支えるために集まる姿は、企業の社会貢献(CSR)の枠を超えた、人と人との真の交流を象徴しています。

子ども達と挨拶
高島屋従業員の皆さんとケーキを食べる

牛肉たっぷりの「ビーフカレー」が繋いだ絆。調理から片付けまで、共に汗を流して縮まった心の距離

​​​今回のメインメニューは、タカシマヤ“一粒のぶどう基金”より食材支援をいただいた特製「ビーフカレー」です。

牛肉を惜しみなく使用した旨味あふれるカレーは、子どもたちの好みに合わせ、時間をかけて「牛肉の旨味たっぷりな甘口」に仕上げられました。しかし、この日の「ごちそう」は味だけではありませんでした。最大の特徴は、タカシマヤ“一粒のぶどう基金”会員(以下、高島屋従業員)と子どもたちが、
「調理」「食事」「片付け」の全行程を共に行ったことにあります。

  • 共に作る: 厨房では、高島屋従業員と子どもたちが隣り合わせに立ち、野菜を切り、大きな鍋をかき混ぜました。「百貨店の人は玉ねぎを切るのも早いの?」「隠し味は何?」といった会話が弾み、調理の熱気と共に緊張がほぐれていきました。

  • 共に食べる: 完成したカレーを同じテーブルで囲む「共食」の時間。大阪、大宮など、遠方から自分たちのために駆けつけてくれた大人たちと同じ皿の味を分かち合う体験は、子どもたちにとって「自分は大切にされている」という自己肯定感を育む、かけがえのない瞬間となりました。

  • 共に片付ける: 食べ終わった後も、誰一人として「お客様」はいません。高島屋従業員も子どもたちも一緒になって皿を運び、テーブルを拭き、掃除をしました。

「作ってもらう側」と「作る側」という垣根を超え、一つのチームとして同じ目標(美味しい食事と清潔な場所)に向かって動く。この一連の共同作業こそが、高島屋従業員と子どもたちの心の壁を鮮やかに取り払い、距離をゼロにする魔法となりました。「みんなで作った味」に触れることで豊かな味覚を養うと同時に、共に汗を流した記憶は、子どもたちの心に「温かな大人の存在」として深く刻まれました。

カレー作りの様子
サラダのレタスを高島屋従業員の方と千切る子ども
野菜の切り方を子どもに教える様子
大鍋いっぱいのカレー
美味しく出来上がりました!
子ども達による「いただきます!」の掛け声

「お仕事プレゼン」と「百貨店ならでは」のラッピング教室

イベントは、子どもたちの知的好奇心と将来の選択肢を広げるプログラムで構成されました。


お仕事プレゼン 華やかな売り場の裏側にある工夫や、お客様に喜んでもらうためのやりがいなど、百貨店の仕事を分かりやすく解説。「将来ここで働いてみたい!」と目を輝かせる子もおり、身近な大人がプロとして働く姿を見せることで、キャリア形成の一助となりました。

プロジェクターで投影し、プレゼンテーションする様子
タカシマヤ“一粒のぶどう基金” 事務局 尾﨑 瑛子様によるプレゼン

ラッピング教室 高島屋のおもてなしの一つ「ラッピング(包装)教室」を実施。正確で美しい包装技術を間近で見た子どもたちは、目を輝かせ、特に折り紙や工作を好む子どもたちは、没頭するように技術を吸収していました。これはまさに、百貨店のおもてなしという文化が地域の子どもたちへ継承された瞬間でした。

ラッピング教室の様子
手取り足取り教えてもらう
ミニ折り紙講座も開催
小学1〜中2まで幅広い世代に教えてもらう

親子で「ありがとう」を伝える、手作りの誕生日会

今回は4月のお誕生日会も同時開催。小学5年生と小学1年生の女の子が主役です。

『ぬくぬく』の誕生日会には、独自のスタイルがあります。それは「誕生日の子が自らバースデーケーキを作り、育ててくれたお友達や親に感謝を伝える」というもの。

今回は、高島屋従業員のサポートを受けながら、主役の2人がお母さんと協力してデコレーションに挑戦。慣れない手つきながらも一生懸命にホイップを絞り、フルーツを飾る親子。できあがった世界に一つだけのケーキを前に、恒例の広報・佐藤によるオリジナルソングが響き渡ると、会場の温度は最高潮に達しました。 感謝の言葉と共に口にするケーキは、百貨店の高級スイーツにも勝る、記憶に残る味わいとなりました。

高島屋従業員の方がホットケーキを焼くのを手伝う様子
みんなにお祝いされ、ケーキのろうそくを消す

・参加した子どもたちの声(抜粋)

「ラッピングが魔法みたいだった!自分でもきれいに包めるようになりたいし、高島屋で働いてみるのもいいかもって思った。」(小学4年生・女子)

「カレーの肉が柔らかくて最高においしかった。大阪からわざわざ会いに来てくれたのが嬉しくて、また明日から頑張れそう。」(中学1年生・男子)

「お母さんと一緒にケーキを作って、ありがとうって言えたのがちょっと恥ずかしかったけど、高島屋の人たちも一緒に笑ってくれて嬉しかった。」(小学1年生・女子)

保護者からは、「企業の方がこれほど真剣に子どもたちと向き合ってくれる姿に勇気づけられた」「ラッピング教室で子どもの意外な集中力を発見できた」といった感動の声が寄せられています。

また、参加した高島屋従業員からも、「子ども達が生き生きと活動しており、子どもも大人もみんな笑顔で、温かい雰囲気に包まれていた。今後もこのつながりを大切にしたい。」との高い評価をいただき、企業の社会貢献の新しいモデルケースとして手応えを感じています。

今後の展開

NPO法人らいおんはーとは、今回のタカシマヤ“一粒のぶどう基金”との連携を契機に、他業種との「専門スキル×子ども食堂」のコラボレーションをさらに加速させます。 また、本イベントをきっかけに興味を持った店舗近隣の企業や団体とも連携し、「江戸川区から全国へ」この支援の輪を広げていく方針です。2026年度内には、職業体験をさらに深化させたプログラムの定例化を目指します。

タカシマヤ“一粒のぶどう基金” 事務局 尾﨑 瑛子様・ 安達 早紀様 コメント

昨年に引き続き、高島屋従業員としてボランティアに参加させていただいたこと、大変嬉しく思います。「タカシマヤ“一粒のぶどう基金”」は、SDGs の視点を踏まえ、社会貢献活動の更なる活動強化を目指して地域と会員との対話を拡大し、会員の主体的・自主的な活動につなげていくことを目的として、持続的な活動を志向しております。ぜひ、今後も子ども達の学びの一助となる支援をさせていただければ幸いです。

NPO法人らいおんはーと 理事長・及川 信之よりコメント

及川理事長

「高島屋従業員の皆さんが、日本中からこの小さな食堂に集まってくださったことに、深い敬意と感謝を表します。百貨店の『ラッピング』や『おもてなし』は、単なる技術ではなく、相手を想う心そのものです。それを子どもたちが直接肌で感じた経験は、子ども達の自己肯定感を高め、将来への希望を育む大きな糧となります。

また、お店でのスマートな姿とはまた違う、エプロン姿の“近所のおじさん・おばさん”のような温かい表情を見せてくれました。

子ども食堂は、今やただ食べる場所ではありません。企業と地域が手を取り合い、子どもたちの可能性を信じて支え合う『大家族』の現場です。私たちはこれからも、一人でも多くの子どもに本物の体験を届けるため、走り続けます。」

「タカシマヤ“一粒のぶどう基金”」について

タカシマヤ“一粒のぶどう基金”とは、社会貢献活動を行う高島屋労使の福祉団体であり、環境保全や地域貢献、福祉・介護といった様々な社会貢献活動に取り組んでいます。

■所在地:〒542-8510 大阪府大阪市中央区難波五丁目1番5号

■事業内容:
1.社会貢献活動への経済的支援および社会貢献活動参加者の経済的支援
 2.非営利で、個人的背景に拠らず、社会的認知が高い活動

■公式ホームページ   https://www.takashimaya.co.jp/corp/csr/contribution/society.html

「NPO法人らいおんはーと」について

「すべての子ども達に豊かで幸せな人生を」を理念に掲げ、教育格差や貧困による体験の格差に取り組み「親と子どもの成長支援」をしている江戸川区のNPO法人です。

■所在地:〒133-0073 東京都江戸川区鹿骨1-59-8 川和ビル2階

■理事長:及川 信之   

■設立: 2018年1月11日 

■事業内容:子ども食堂、体験活動、進学支援、学習支援、フリースクール、フードパントリーなど

■公式ホームページ https://npo-lh.com/

【本件に関するお問い合わせ先】

NPO法人 らいおんはーと 事務局 広報担当:佐藤 すずみ

電話番号:090-6653-8227

メールアドレス:lionht810@gmail.com

公式ホームページ:https://npo-lh.com/

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会社概要

URL
https://npo-lh.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
江戸川区鹿骨2-33-11
電話番号
03-6310-1048
代表者名
及川 信之
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年01月