【『入学金調査プロジェクト』に調査協力 】「合否より先に入学金の締切が来る学校は受験を諦めた。行きたい大学ではなく、行ける大学を選ばざるを得なかった」(匿名・受験経験者)
この度、公益財団法人『あすのば』(代表:小河光治)は、大学の「入学金二重払い」の問題に取り組んでいる『入学金調査プロジェクト』(発起人:五十嵐悠真、糸井明日香)のアンケートに調査協力を行いました。

調査協力内容
当法人が実施している「入学・新生活応援給付金」を受給した本人および保護者に、入学金の二重払いに関する調査アンケートを実施しました。
入学金二重払い問題
日本の大学受験では、第一志望の合否が出る前に「進学するか未定の大学」に入学金を納付し、後日辞退しても返還されないケースが一般的です。
その結果、同時期に複数校の合格が出た場合に入学金の二重・三重払いが発生し、家計に深刻な負担を与えるだけでなく、受験自体を回避・縮小せざるを得ない状況が広がっています。学びの機会を平等に保障する観点からも、合否確定後納付や返還制度などの整備は喫緊の課題です。
当事者の声(抜粋)
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「入学するかどうかわからないのに先に支払いはおかしい。制度のせいで選択肢が狭まり、限られた大学にしか行けなかった。」(20歳・社会人)
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「第一希望の結果が後で、入学金の工面が間に合わない。2校分の入学金で莫大な負担になり、最終的に受験を諦めました。」(38歳・シングルマザー)
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「私立2校に入学金を払い、社会福祉協議会から借用。不要なお金を払わなければ、通学費用に回せた。」(58歳・保護者)
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「複数の入学金は払えず1校に絞って受験するしかなかった。」(19歳・大学2年生)
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「合否より先に入学金の締切が来る学校は受験を諦めた。行きたい大学ではなく、行ける大学を選ばざるを得なかった。」(匿名・受験経験者)
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「給付金や奨学金の支給時期が遅く、入学金の前払いに間に合わない。誰のための制度なのかと感じた。」(5児の母・シングルマザー)
(一部要約)
調査結果
『入学金調査プロジェクト』のリリースをご確認ください。
【入学しない大学への入学金】分納・延納が可能な大学は約3%、入学しない受験生からの入学金収入は約355億円
https://nyugakukin.mystrikingly.com/blog/20251118pressrelease

お問合せ
入学金調査プロジェクト広報事務局
メール:nyugakukin@gmail.com
公益財団法人あすのば
メール:info@usova.org
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