盛岡市動物公園 ZOOMOへの堆肥製造プラント「ちとせバイオマス変換プラント」導入のお知らせ
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO市井 明俊、以下「NSK」)は、ちとせグループ(代表者:藤田 朋宏、以下「ちとせ」)と共同で開発した堆肥製造プラント「ちとせバイオマス変換プラント」が、盛岡市動物公園 ZOOMO(岩手県盛岡市)に21台導入されたことをお知らせいたします。
動物公園内に設置されたプラントにより飼育動物の糞尿や残餌を有機肥料へ変換、草食動物の餌である牧草の肥料として使うことで、園内の資源循環に貢献します。公開エリアには5台が設置されており、来場者は堆肥化されている様子を確認できます。
今回導入したプラントは5/1にすでに稼働を開始しており、5/22には同プラントによって堆肥化された有機肥料が園内の牧草地に初めて散布されました。
本導入はちとせおよびNSKの両社で取り組んできたバイオマス循環事業拡大の一環であり、本プラントにおける堆肥を作るための攪拌の動きや、堆肥化の進行度合いを来園者に見ていただくためのモニタリングシステムなどに、当社の技術が活用されております。

ちとせグループは、世界のバイオエコノミーをリードするバイオ企業群です。千年先まで人類が豊かに暮らせる環境を残すべく、国や多くの企業と協力し、経済合理性を成立させながら技術を社会に展開しています。
NSKは、同分野における知見と事業経験を豊富に持つ「ちとせグループ」とともに、当社のトライボロジーとモノづくりの技術を活かし、ビジネス領域の拡大と循環型社会の実現に貢献していきます。
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■NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。
NSKについての詳細は、こちらのページをご覧ください。
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